僕ら世代では、GRAVITY FREEと双璧をなす
僕ら世代のライブペイントのオリジネイター、DRAGON
そして、TOKYO,AMS,NY,何処いっても双子の世界はアヴァンギャルドに大受け
いくら前衛、前衛いうてても、ARTの足音は確実に二人の世界を捉えようとしている
HAMADARAKA
昨年の大徹頭徹尾から塗り始められた、二組のアーティストによる壁画は今回で４回目のセッションを迎える。
この企画の意義は、そのペイント領域が拡大するにつれて増し、店の一角を”創造的なる”異次元へと変えてみせた。
空間に及ぼす「絵」の力。
たった一枚の絵で、殺伐とした部屋の空気すら一変する。
だから、古（いにしえ）から人々は「絵」を必要とし、「画家」を尊敬してきたのだろう。
時に凍り付くような現実の険しさから僕らを救ってくれるのは、音楽だけじゃない。
現代の荒涼とした日本の精神のGHETTO
東京のストリートのはずれの地下の穴蔵に満開のREBEL魂
TETTO TETSBI 人間性を剥奪される街で TETTO TETSBI それを剥き出しにする祭り
種々雑多の 誠実なアートから舞い降りる 崇高な何か HOLYSOMETHING
神とは呼ばないが 何かしら 古代ローマ帝国のカタコンベ★に描かれたキリスト教徒たちの壁画のような
俺たちのライブペイント
★「～ようするに地上の世界の秩序からの「排泄物」のすべてが、無数の水路を通じて、地下の世界の王宮に、流れ込んでくるのである。そしてそこに、地上の価値に見放された、のけものたちの王国がつくられて、別の価値と別の美に輝く、息をのむような大伽藍が開かれているのである。 実際に、初期のキリスト教徒は、そういう地下世界の住人だった。彼らは地上を支配しているローマ帝国の価値を、まったく認めない人たちだったために、けがらわしいのけものとして、地上の世界から追い出されて、古代ローマの地下に掘りめぐらされたたくさんのカタコンベ（地下埋葬所）の中に、住みついたのだった。地上の世界の排泄する汚物のような扱いを受けていたこの人たちは、そこで地下の世界に降りていって、そこに精神の大伽藍をつくった。～」 （中沢新一『アースダイバー』より抜粋）
（MKY）
