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元祖・吉祥寺!徹頭徹尾
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注意

2008年01月24日 | 春徹頭徹尾08'
先頃吉祥寺の路上にて、取り扱い店へチケットを届けにまわっていたイベントスタッフが一瞬の隙をついてチャリかごからチケット入りの封筒を置き引きされました。

即刻、盗難にあったチケットを無効としましたが、これらチケットが万が一悪用、流用されていた場合はWARPまでご連絡ください。

また、以下のナンバリングのチケットは盗難チケットにつき無効です。購入されないようご注意ください。

NO.011~NO.020
NO.026~NO.035


日本経済の不調でしょうか?
温暖化のせいでしょうか?
人心が荒れているのか、これまでが平和すぎたのか?
世界の常識でいえば、銀行の封筒に入ったチケットをチャリかごに入れて煙草を買っていたスタッフちゃんがアンポンタンなんですが。(苦笑)

強盗団が20人大挙してこれらチケットを握りしめてイベントに来てくれたら、是非ともお通ししたいところですが。
分かりやすいように全員ほっかむりつけて来てください。

たぁー。
エニウエイ!
これらチケットを誰かから買ってしまってもマジで対応できませんので、注意してね!!

(大会委員長 ミヤケ)

春徹頭徹尾 情報解禁!

2008年01月14日 | 春徹頭徹尾08'
春徹頭徹尾


2008年 3/8 (土) 20:00~ 春徹頭徹尾@吉祥寺WARP/CHEEKY

前売り券のみ ¥3500(1D込み)*200枚限定 
毎度毎度の満員御礼につき、今回より販売枚数を大幅に削減しました。ので、早期購入を激しくお薦めします!

★先着来場者50名様に、徹頭徹尾公式MIXvol.3(by DJ SHIGA)プレゼント! 


お求めは吉祥寺WARP、inushiki.com 、およびチケット取り扱い店へ 



◆徹頭徹尾ニュース 
http://blog.goo.ne.jp/tetto-tetsbi



☆チケット入手方法☆



◆WARP(kichijoji) 1/15~

dial to ticket 0422-22-3514(15-22:00)

mail to ticket 



warp@rinkydinkstudio.com

◆犬式商店チケット販売窓口

inushiki.com→「犬式商店」へ  1/15~



◆チケット取り扱い店 

 1/20~

吉祥寺エリア

WARP 0422-22-3514 

cheeky 0422-22-8005

funkstep 0422-71-7801 

旅人食堂 0422-23-3255

ニライカナイ北口店 0422-22-4877

banana RECORD 0422-22-6868

ティーダカンカン 0422-21-8131 

アルコホリックス 0422-22-9055



国立エリア

zap'em 042-573-0118

地球屋 042-572-5851 



渋谷エリア

jazzysport渋谷店 03-5456-3777

SLEEPING BUGZ RECORDS 03-3461-8130 



高円寺エリア 

grassroots 03-5378-0418 



下北沢エリア 

DISKSHOP ZERO 03-5432-6129



町田エリア

BUCKBASE 042-722-4833





LIVE

犬式 a.k.a.Dogggystyle 

keyco with 鼓響

鎮座DOPENESS

tickles



DJ

conomark(mother/徹徹)
SHIRO THE GOODMAN (ROMZ)

秋山太郎(SLEEPING BUGZ RECORDS)

SHIGA(無/cornerdisk/徹徹)




cheeky's 6選

adaptor (commo+/徹徹)

E.O (旅人食堂) 

たかりん DA FUNK (ex.ありがと屋) 

Yoko a.k.a.汁 (黒妻)

JT a.k.a. JAHTOME (mother/徹徹)

MA-BOUW (ex.SUPREMACY)



LIVEPAINT

DORAGON

HAMADARAKA 



FLOWER DECO

伏見さゆり(花夢)



VJ

Sumokingz ( Big!)



FOOD

funkstep(吉祥寺)

LongSeasonCafe(群馬・赤城)

KAZ REPORT

2008年01月02日 | 大徹頭徹尾07'
犬式やクロマニオンにとってもっとも理解ある大学生のひとりKAZ君による
入魂のイベントレポを掲載いたします。

信頼できる感性と頭脳と若さが、描き起こしてくれた5000文字の大徹像に感無量です。

今後も当イベントのライブレポを募集します。
市井のジャーナリストたちが、一番真実を伝えられるのです。

真実は薮の中
真実は祭りの最中
真実はそれぞれの心の中にある
全ての切り口が真実です。




ある意味年末の格闘技よりも男祭りの恒例行事、大徹頭徹尾。
nbsaよりもストイックにダンスの快楽を追求しているのがこの徹頭徹尾では無いだろうか。
「徹頭徹尾は頭から尾まで金太郎飴でぶっ倒れるまで踊り明かす祭りである。」と主催者三宅洋平も語っている。

霙が降った年の瀬の夜、WARPに着くとLOUNGE、cheeky共に初っぱなからsandnormとSAGARAXXがディープな空気を作りあげ、FLOORでは一番手SHIGAが容赦なく踊らせる。このフルスロットルなスタンスが徹頭徹尾、文字通り頭から尾まで120%の濃さで走り抜ける祭りである。Cro-MagnonのPAであり、WARPスタッフのJが6年かけて成長させたというWARPのサウンドシステムも、前回来店時より格段にその深さと色を濃く増しており、このハコの魅力が倍増していた。「俺達が人類として生きてきた活力の全てをこのパワースポットWARPにぶつけていこう」という三宅洋平の開会宣言がフロアの温度を際限無く上げていく。

そして10時間に及ぶハードコアダンスパーティは開幕一時間にして早速ハイライトを迎えようとしていた。「20年前にクラブという概念を日本に根付かせた張本人」という三宅の紹介、そして「俺がお前位の年の頃に聴いていた青春」だと語るCro-Magnonシゲの目が、二番手に登場するUEO矢部直への期待を物語っている。いや期待なんてむしろ必要なく、ブースに矢部直が立っているという事実はそれだけでその夜の素晴らしさを保証しているのかもしれない。“JAZZで人を踊らせる”、ラテン調のパーカッションからループ感のあるキーボードへ鮮やかにその音色を変えつつも、根底にある洗練された泥臭さはブレる事なくこの夜の熱さを支えていた。

フロアに続々と人が集まりcheekyに向かうと丁度DJがadaptorに変わるところだった。バナナフレーバーと刺激的な口当たりのレゲエラムを飲みながら、山下達郎~黒いソウルを軸にしたサウンドの移り変わりに身を任せる。22時、ここで少し休んだらすぐ怒濤のライブが始まるのだ。ステージ一番手のライブアクトはCro-Magnon(from JAZZY sport)、今年私が一番多くライブに足を運んだバンドである。今回は3枚目のアルバム製作を始め、更に深く音を重ねている彼等の最新形を見せつける様な演奏だった。

REGGAE DJにも通じるeffecter使いで始まり、遅めのBPMで空間をドープに染めていく。ギターが凶暴さを増し歪んだリフを畳み掛ける中、心地好い四つ打ちと、感覚に浸透する様なキーボードに体が思わず反応した。new horizonで爽快感のある音を浴びせた後kai-hoでフロアに火をつけ、DJにクラブで使われる事も多いtake mehigher~riding the stormの流れでフロアの熱は沸点を超える。スペシャルゲストとしてAO(from Dry & heavy)が声を重ね、空気が一つに収束して更に深い世界へオーディエンスを誘い、そこから一気に逆襲のテーマで昇天していく。

音が創り出す空間の高低さと広がりに酔いしれた後、AOのDUB DJがまたフロアを地下へ引きずり込んでいく。二番手のライブアクトはTrial production、初見だが犬式リズム隊と渋さ知らズのギター、ホーン隊、キーボードで構成されたDUBバンド。メンバーの年代を見て大人なDUBかと思えば、最初の音が鳴った瞬間にフロアが爆発した程の瞬発力とヤバさを持っており、思わず歓喜の声を挙げてしまう。DUBの狂熱を手に入れた混沌がAOの流れを継ぎ、紫煙と共にフロアを瞬く間にラスタカラーに染め上げる。AOが再びステージに上がった後は、乾いたフルートの音が印象的な横揺れ必至のキラーチューンを畳み掛け、最狂の時間を提供してくれた。


この時点でまだハーフタイム、既に一線を越える完全燃焼気味。


conomarkのDJをバックに三宅洋平がポエトリーをかまし、冬カレルa.k.a 山仁& SAGARAXXが登場。

二年前に初めて山仁を見た時は、カルチャーショックがデカ過ぎてステージ場で何が起きているか分からない位だった。THA BLUE HERBのILL-BOSTINOと同じく1MICで空気を変える孤高のラッパーであり、他と一線を画すスタイルと視点で本質を捉える詩人。私自身これまで出会った事の無いタイプの人間であり、尊敬の念を払うべき漢である。言葉にするのが難しいが、以前アルバムのタイトルをHIPHOP演歌にしようとしていたというエピソードが、彼のステージを一言で表すキーワードではないだろうか。パッと見ディスコミュニケーション状態の二人のコンビネーションが次第に噛み合っていく過程も、ある種の人間同士の繋がりの難しさが滲み出ているというのは言い過ぎでは無い気がする。「皆簡単にこすって繋いでるけど、そんなんじゃねえんだ。」と体全体でSAGARAXXのオールドスクールな繋ぎを煽っている山仁の目の純粋さに、自分の足りない物を見た気がする。

続くDJ光(BLASTHEAD)の音がカテゴライズなんていう後付けの壁を軽々と越え、地下の夜を闇の向こう側へと突き抜けていく。その先に見える明かりが徐々に眩さを増し、遂には空間を光で満たす。聴覚が宇宙で満たされる様な充足感と、満員のフロアで汗ばむ身体が至福の音に包まれる感覚は、音に踊る快楽をストイックに追求する我々にとって何物にも変え難い歓びであり、また勤労や酒席、接待ゴルフ程度で人生を埋め尽くし、満員電車を無機質な色にしている社会人諸氏が知ろうともしない快楽だと思う。

バースト寸前のフロアに更に音の荒波をぶつけたDJ 光の次はDachambo、全国各地を縦断して大地を震わすjam bandであり、彼等のライブで笑顔じゃない客を見たことが無い程、peacefulなvibesを奏でる暖かい音楽人達だ。それまでも何度かフェス等では見ていたが、私がこのバンドの魅力を再認識したのは一年前の大徹頭徹尾だった。軽々しく口にできない程の賛辞を贈りたくなる位、その音は私達の世代にとって、上の世代にとってのphishに限り無く近いバンドじゃないかと思う。

一曲目ピカデリアから脱水症状を起こしそうな程フロアの熱は上がりきっている。今年何度かDachamboを見てはいるが、ここまで尋常じゃないグルーヴを聴いたのは初めてだと思う。前述した通りWARPというハコの音質が向上したのも相まって、一人一人が奏でている音の輪郭がハッキリとフロアを支配していく。極彩色に光る音が鮮やかに空間を染めていき、音が聴覚のみならず視覚で感じられる様な、五感をフル活用で楽しめた素晴らしい演奏だった。サルビア・オリビアは構成が秀逸で、油断した瞬間に激アガり必至のフレーズが飛び出す。Nirvanaのsmells~を彷彿とさせる後半の展開には、既に二回程限界を越えたであろう両足に鞭打ってジャンプしてしまう始末。穏やかなjamが本性を剥き出していく過程で少しずつ音が浸透していき、クライマックスまで肉体を先導する。友人であるillegal jamの面々がフロアのど真ん中で完全にぶっ壊れ、満員のフロアの中央からカオスが波及していった。

一時間で2曲というDachamboの凄まじい演奏が終わると、足の疲労がピークに達する。

個人的に少しインターバルを挟み、conomarkが硬質なビートをストイックに回しているフロアへ。彼のDJは聴く度にその世界観を確立している様に感じる。ブースで激しく踊りまくりながら回す姿に、音を楽しむという音楽の在るべき姿を見るのは私だけではないだろう。最近はFORTH OF NATUREに通じる様な音色を作っており、それがまた自分の嗜好にガッチリはまって気持ちいい。



そして時間は押して午前5時、今宵のオーガナイザーにしてトリを務めるのが犬式(a.k.a doggystyle)。

HIFANAケイゾーマシーンの兄であり、iLLのパーカッションを担当しているイズポンが今秋からレギュラー参加し、更に野性的なグルーヴを増している。セッティングが一段落すると、三宅洋平がフロアに背を向けて禅を組んだ。節目節目のライブで何度か目にしたが、この姿を見ると自分も精神を統一しなくてはならない気持ちになる。ビートを一つずつ全身で感じながらトランス状態寸前まで感覚を研ぎ澄ます。conomarkの無駄を削ぎ落とした様な音がそれを手伝う中スモークが充満し、空気の間を突き抜ける様にギターが吠える炎のレゲエでスタート、ドラムとパーカッションにかかっているDUBが心地いい。少し声が枯れていたが、いつにも増してソウルフルな唄は彼がリリックを完全に昇華した証の様に思える。

「何故東京でreggaeをやっているかなんて分からない。海の向こうで鳴っているGhetto musicが、ある時自分とシンクロしたからreggaeを好きになった。だから俺はreggaeを鳴らしている。それに意味なんていらないんじゃない。」かつて日本人
のレゲエなんて借り物だと言っている奴等に噛みついていた男が、こう言うとは思ってもみなかった。心境の変化なんてチープな言葉では片付けられない。彼は迷いの最中にいながら一つの到達点に辿り着いたのではないだろうか。

太陽の女まではフロアのリアクションも大人しく、何かを待って焦れる様な空気だった。抑え目のグルーヴが一変したのは、三宅がギターの4弦を張り直す間の繋ぎに始まったセッションがキッカケだった。

一番星狂に代表される関西ハードコアDUBの様な凄まじい音圧にフロアの空気が変わる。初めて見た犬式のライブは新宿LOFTでのワンマン、その時から変わらないあの空気に近づいていく。イビチャ・オシムの「人生とは不条理のなかに踏み留まり続けることだ。」という言葉から、Diego Express。

抑えきれない衝動を止めどなくぶつける様な音の塊にREBELを感じる。血管を浮き上がらせ三根が吠える様に歌い、石黒のベースは更に激しさとうねりを増す。柿沼とイズポンのリズムが奔放に駆け巡り、次第に犬式はその野生を剥き出しにしていく。更にその空間性を高めた天竺ロードからトビウオ、中盤から尋常じゃないテンションで音の渦を叩き込む。終わった後に思わず三宅が「トビウオでした。下手なJAZZBANDみたいに曲を解説したくはないんだけど…」と喋りだす位、そうでもしないと収まりがつかないって程フロアもステージも昂ぶっていた。

二年前のワンマンにも出ていたエキゾチックなベリーダンサー(tanishq:タニシュク)を招き、ラスト二曲と月桃ディスコ、この頃から頭の中でLOFTワンマンが完全にオーバーラップしていた。ステージ場のメンツは違うが、あの時一曲目に鳴ったこの曲で自分の価値観が覆された瞬間をまざまざと思い出した。トビウオで触れていた変性意識という言葉を引き合いに出し、日常的な意識の方こそ幻覚なのであり、変性意識状態で客観的に自分を見ている存在こそが真実の自我であると語り、「徹頭徹尾で10時間踊り明かした先に見える景色から自分自身を見直す。そうやって本質的な自分を知ることが本当に賢いということだと思う。怪我に注意、女性に気遣いを」と締めてから、三宅の「Riddim!」という声で2007年最期のVillage Vanguard讃歌が始まった。

体を無理矢理に動かして踊り尽くし7時に演奏が終了。

「時間の概念を捨てよう、フェスならプロフェッショナルにやるが吉祥寺徹頭徹尾どん詰まりの犬式はズブズブ行きます。」と宣言した結果がこの二時間のライブだ。「まあこれがイヌシキだから、これでしかないのかもしれないけど。」と終演後に三宅は言った。

Back toBackでSHIGAとConomarkが回し、フロアの音が止まったのは8:20。外は完全に明るくなっていた。友人達を送り出してから搬出を手伝い、関係者以外いなくなったWARPで自分が何を得たのかを考える。荷物を運びに楽屋へ向かい、鏡の中の人影と目が合った。一瞬誰か分からなかったがそれは紛れも無く自分だ。疲れきっていたとかそんなオチではなく、憑き物が落ちた様な今まで見た事無い表情に驚いた。

これが虚飾の取れた本当の自分って奴かと納得した。こいつと向き合い、それが常に表に出る様になればまた一つ成長できるんだろうなと自覚する。それが12時間近くWARPで踊り続けた私の結論だ。突き抜けた先にそれぞれが見た物は違うだろう。只
のライブとして“見に来る”のではなく“一線を越える”、そんな風に愉しめる数少ないイベント徹頭徹尾。次回開催は3月8日吉祥寺WARP。



「私を越えた所で生まれる前の自分と語れ。」
この言葉を徹頭徹尾のその先に体感して欲しい。

(KAZ)

*原文はコチラのKAZ君ブログに掲載 
BLUE HEAVEN

大徹ご来場ありがとうございました

2008年01月02日 | 大徹頭徹尾07'
この5年で最も濃く
そしてこの5年でもっとも混んだ
さらにこの5年でもっともお客さんの「粘り」が凄かった
大徹頭徹尾 でした。

途中から入場制限をかけざるを得ない状況で
当日入れなかった方々はもうしわけ。

次回からは前売り券をご購入いただくと
主催も皆さんも枕を高くして眠れる前夜かと思います。


本年は、「徹頭徹尾は吉祥寺由来のパーティ」という原点にたちかえり
春夏秋冬の4回を吉祥寺WARPで開催します。

今回の推定入場者(総計400名)というパツリ具合をひとつの伝説として遺しつつ
次回(3/8春徹頭徹尾)からは前売り券を50枚減らした250枚限定で
より踊れる、より楽しめる、より話せて、より感じられる 空間造りを始めたいと思います。

大阪「西徹頭徹尾」、広島「零徹頭徹尾」、福岡「明太徹頭徹尾」、湘南の何処か「海徹頭徹尾」
の開催も念頭に、夢膨らましていこうと思います。

各地の文化豪族の皆さま、なにとぞお力添えのほどをよろしくお願いいたします。


本年も、ガッツある孤高の洒落者たちにとって災いと幸福に満ちたいばらの道でありますように。

今年もよろしく!!

(三宅洋平)