しんくん

今日ものんびり穏やかに過ごすしんちゃんです
しんちゃんのお散歩コースの公園も少しずつ秋の色になり、
夏は木陰だけだったしんちゃんも今では公園をぐるりと一周してもへっちゃら
のんびり元気にお散歩を楽しんでいる様子のしんちゃんです

車椅子に乗ってお散歩をしているわんちゃんを見た時、
さまざまな反応があります。

多くは「がんばって～！」と笑顔で応援してくれます。
でも、中には「かわいそうに…」「そんな事してまで歩かせなくても…」と眉をひそめる方もいます。
思いはそれぞれだから仕方ないけど、
「車椅子でも散歩をさせてあげたい」と考えている飼い主さんは、
出来る事は何でもしてあげたい！と前向きな気持ちを持っていると思います。
がんばっている飼い主さんにとっては、
「かわいそうに…」の言葉に気持ちがへこんでしまう事もあると思うのです
「かわいそう」の一言で悪い事をしているかのような気持ちになり、車椅子の散歩を控えてしまう事は、
わんちゃんにとってもとても悲しい事だと思います。
飼い主さんはその子の事を一番に、一生懸命に考えているはずです。
だから、決して無理をさせてまで歩かせているわけではないと思うのです。
どんなに明るく前向きな飼い主さんでも、
介護をしていると、時にはつらく苦しい時間を過ごしていると思うのです。
だから、せめてお散歩を楽しんでいる飼い主さんとわんちゃんとの大切なひと時に、
へこんでしまうような言葉をかけて欲しくないな～って思うんです。

「犬の車椅子」に関してはさまざまな考えがあるかと思います。
でも、飼い主さんに笑顔が戻り、またがんばろう！って思って、
そんな明るく楽しい気持ちがわんちゃんにもきっと伝わり、
わんちゃんも飼い主さんの笑顔を見て幸せな気持ちになれるんじゃないかな？って思うんです。
そして、日々車椅子でお散歩をしている飼い主さんとわんちゃんにとっては、
車椅子でのお散歩は『特別な事』ではなく『普通のお散歩』
車椅子のわんちゃんを見て、「かわいそう」は言わないであげて欲しいのです。
その言葉は、飼い主さんもわんちゃんも、そして言った方も、誰も幸せにしないから…

車椅子だけじゃなく、さまざまな困難を抱えたペットや飼い主さんを見かけた時は、
そっと見ていてあげて欲しいな～と思います。

しんちゃんは来月15歳になります
これからも楽しく元気に過ごせますように