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三木康子のピアノ・ダイアリー

ピアニスト三木康子の日々感じること、演奏会情報。

平城遷都1300年記念祝典

2010年10月09日 09時36分18秒 | 日記
昨日「平城遷都1300年記念祝典」が、奈良市の平城宮跡大極殿前で催され、天皇皇后両陛下の御臨席のもと、国内外の政財界関係者約1700名が出席されました。
私も出席させていただきました。

厳かな雰囲気の中、南都楽所の雅楽や、天平衣装を着た150人による歓迎の舞が華やかに始まりました。
そして、狂言師野村万蔵演じる藤原不比等が708年の「平城京遷都の詔」を読み上げられた感動シーン。

天皇陛下のおことば。
「遷都1300年をことほぐ(言葉で祝福する)とともに、古くから伝わる文化を守り育ててきた奈良の人々の幸せを祈ります」と述べてくださいました。


楽劇「平城・アジア友好の懸け橋」。
ここでは、中国少数民族苗族の皆さんによる「歌垣」(貴州省の先史時代からの伝統である、男女による即興の掛け合いの歌)、
日中韓の子供達によるそれぞれの言葉による「花一匁」。
日本の子供達は5月にご一緒した、まつぼっくり少年少女合唱団の子供達が努められました。

「伎楽」では、天理大学雅楽部の皆さんが復元した当時のお面をかぶって出演され、伝統芸能の素晴らしさを間近に見ることができました。

「私達の平城遷都1300年宣言」と題して、
日中韓の子供達が未来に向けた友好・交流のメッセージを発表した後、

平城遷都1300年祭テーマソング「ムジカ」の合唱でした。

往時に思いをはせ交流が続いてきた東アジアの平和と繁栄を願うとともに、この記念すべき1300年を地元奈良で過ごせたことは、私にとり誇りであり、

先人たちの思いを胸に、未来を担う子供達と手を取り合い真剣に前に進んでいかなくては・・・と思いました。


この様子は、今日15時50分~16時30分、NHK総合で放映されるようです。



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