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三木康子のピアノ・ダイアリー

ピアニスト三木康子の日々感じること、演奏会情報。

ムジークフェストなら2025

2025年04月01日 10時25分00秒 | コンサート

『ムジークフェストなら2025』において、

酒発祥地・奈良ならではの酒蔵にてのピアノコンサートに出演させていただきます!

お話を交えた1時間くらいの楽しいコンサートです!

 

ピアノコンサート~新緑の香る「酒蔵ロマン館」にて~

出演 三木 康子

日時 5月25日(日)14時~15時

場所 奈良県香芝市 澤田酒造 「酒蔵ロマン館」

 

どうぞ下記のURLにてご応募お願いいたします!! 

https://naraken.com/musik/2025/event/16911/

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お水取り

2025年03月16日 09時30分00秒 | 日記

東大寺二月堂へ13日の午前1時30分頃行き、「お水取り」を拝観いたしました。

「修二会」のことを「お水取り」と言われるくらい、修二会の様々な儀式の中でもひと際厳かで神秘的な美しさが感じ取れるもので、私の心に深く刻み込まれました。

「お水取り」は、二月堂の麓にある「若狭井」という井戸からご本尊の観音様にお供えをする「お香水」を汲み上げる儀式です。

 

お水取りの由来は、

実忠和尚が修二会の行法中、「神名帳」に記された神々の名を読み参集を求めたところ、魚を釣っていた若狭井の遠敷明神だけが遅れた。これを悔んだ遠敷明神が二月堂のほとりに清水を湧き出させ観音様に奉った。

というものらしいです。

 

この日、「若狭井」のある「閼伽井屋」という建物へお香水を汲みに、二月堂を出た咒師を先頭にした練行衆たちの行列が、松明やかがり火で照らされた石段をしずしずと降りてゆかれ、汲んだ後は石段を登られ、それを3往復されました。

静寂で張り詰めた空気の中、行列とともに奉楽や法螺貝の音色が響き渡りました。

まるで異次元の世界に吸い込まれるようなひと時で、大勢いたのに拝観側からは物音ひとつ声一つ聞こえず、皆固唾を飲んでその様子を見入っていました。

 

火と水と音からもしっかり心を捉えるその荘重かつ厳粛な儀式は、懺悔悔過から天下泰平、五穀豊穣、除災招福を祈る厳しい行法の中の一つですが、

私たちの目と耳と心を惹きつけて離さず、1274回絶えることなく続いたその重みと深みと凄みを脳裏に焼き付かせました。

 

暫く少しポーっとして、料理してはフライパンで火傷したり、お菓子を食べようとしてコーヒーのコップに手を突っ込んで火傷したりしてます。

 

東大寺二月堂の修二会(お水取り)は、「お松明」も「お水取り」も神がかりと思うほど素晴らしいもので感銘をうけたのでした。

是非来年も行き、他の激しい儀式、リズミックな儀式、観音様へのうやうやしい儀式などももっと良く知りたいですし勉強させていただきたいです。

勿論、「お松明」「お水取り」は何度でも体感したいです。

 

15日午前には、満行されたとのこと、喜びの春が奈良に到来です!

 

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お水取り(修二会)のお松明

2025年03月08日 22時36分00秒 | 日記

奈良では、3月1日から14日まで行われる伝統行事、お水取り(修二会)の真っ最中だ。

お水取りが終わると春が訪れる、と言われる。

なぜか毎年お水取りの間は寒い日が続き、その後奈良の町の色合いは変わるように感じている。

ともあれ、奈良に住んでいながら初めて昨日、「お松明」に行った。

 

東大寺二月堂で行われる「修二会」は、東大寺を開山し初代別当であった良弁僧正の高弟、実忠和尚により奈良時代の天平勝宝4年(752年)に始められた。

以来「不退の行法」として一度も絶えることなく続けられ、今年で1274回目となる。

ご本尊の十一面観音菩薩に、練行衆と呼ばれる11人の選ばれた僧侶たちが全ての人々に成り代わって罪や過ちを懺悔し(十一面懺悔)、

天下泰安、五穀豊穣、万民豊楽を祈る仏教法会である。その中に「お水取り」などさまざまな儀式がある。

 

毎夜行われる「お松明」は、階段を上る練行衆の足元を照らすため松明に火を灯したことに由来する。

昨日の「お松明」は、本当に素晴らしく感動した。

鐘の音とともに練行衆を先導し童子が持つ松明が階段を上がり、二月堂の舞台ではリズミックな足音を鳴り響き渡らせ、

ダイナミックに振りかざした松明の火の粉を撒き散らした。

このドラマチックで美しく、幻想的な様子に大きな歓声が沸き起こっていた。

観覧していた二月堂周辺には、多くの人々、海外からの観光客も多く、皆見入っていた。

10本のこの日最後の松明の舞い降りた火の粉の明かりが消え、少しの静寂があり、

その後自然に喚声と拍手になった。

皆、素晴らしいひとときをともに感動できた感謝や連帯感の気持ちになった。

伝統行事の素晴らしさを体感出来た喜びを嚙み締めた!

 

 

 

 

 

 

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ひな祭り

2025年03月03日 08時37分00秒 | 日記
今日、3月3日は桃の節句、ひな祭りです!
 
女の子の健やかな成長と幸せを祈る日。
 
仲良く並んでいるお内裏様とお雛様!!
 
© 2020 ziggy_mars
 
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ならSLOW&Loop

2025年02月28日 14時58分37秒 | 旅行

「ならSLOW&Loop」という、JR西日本で奈良県内沿線を2日にかけてぐるっとゆっくりめぐり、奈良の観光を楽しめる旅の取組があるのをSNSで知った。

北は奈良から南は今話題の「飛鳥・藤原の宮都」のある畝傍駅。

沿線には、法隆寺や大神神社、考古美術の博物館として有名な天理参考館、江戸時代の町並みが残ってる今井町、多くの酒造、他にも魅力的な多数のスポットがある。

その中で、昨年登録されたユネスコ無形文化遺産「伝統的酒造り」の日本酒は奈良が清酒発祥の地であり、「酒蔵巡りの巻」として巡った酒蔵にて様々な特典をいただけるということを知った。

   ※デジタルパス・3月31日まで・2,500円!

奈良の日本酒作りにとても興味があること、そして今まで長らく禁酒していたが解禁しようということで、「ならSLOW&Loop」として3か所の酒蔵を巡り、特典のお酒と升をいただいて来た!

奈良豊澤酒造さん、澤田酒造さん、稲田酒造さん。

初めて訪ねるところもあり、駅から酒蔵までの道中、奈良のお酒造りはこのようなのんびりした豊かな環境と丹念な作業により、見出され伝承されていったんだなあと感じた。

それぞれ建物も素敵だった!

素晴らしい風景を思い出しながら、お酒は升でこれからゆっくり味わいたいと思う!(これから少しずつですが)

また日本酒の魅力を知り、いろんなスポットにもゆっくり訪れてみたい!

奈良の魅力は、住んでいる者にとってもまだまだ無限であるから。

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