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軽井沢にオープンした貸ギャラリー「ぎゃらりー御水端」のブログです。

2013年 モデル 鰐淵晴子

2014-03-30 15:48:43 | ギャラリー御水端

尾崎三吉と少年・少女雑誌のつながりがあまりない様

に思えますが、数多くの少年・少女雑誌の表紙を飾る

子供のモデルたちを撮っていたのです。

当時少女モデルとして活躍していた鰐淵晴子さんとの

出会いがあり、数多くの少女雑誌の表紙、グラビアを

飾り、また商業写真の分野においては、富士銀行の

イメージ・キャラクター、日産自動車のカレンダー、

パンフレットなど十数年にわたり彼女を撮りつづけた

作品の足跡の展示でした。


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2012年 生誕100年記念写真展

2014-03-30 14:58:33 | ギャラリー御水端

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2011年開催の追想展「銀幕のマドンナたち」に引続き、

生誕100年目となる2012年は、戦中から戦後にかけて

の写真作品、資料を展示しました。

小西六写真工業株式会社(現コニカミノルタ)に

昭和15年まで勤務するかたわら、「写真の撮り方」

(三省堂1937年)などの解説書を刊行し職業写真家の

奔りとして活動を始めた矢先、応召されました。

戦地に赴いた尾崎三吉の作品が残るようにとの配慮から、

昭和16年「ポートレートアルバム尾崎三吉写真集」として

光画荘(現在の 写真工業出版社 )の初代社長北野邦雄氏

により刊行されました。

北野氏は、代表的月刊誌であった「光画月刊」

(後の「月刊カメラ」)の主幹も務め、「ドイツ人より

ドイツ語がうまい日本人がいる」と評されていました。

現地除隊後、終戦を中国上海で迎え帰国。

北野氏と写真家としてドイツのフォトキナなど

いち早く欧州を視察しました。

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そして日本写真家協会の創立に参画し、女性を被写体に

戦後の写真業界に影響を与え、昭和30年代後半から

本格的に商業写真の分野で活動を始めました。


2011年 尾崎三吉追想写真展 

2014-03-28 18:15:44 | ギャラリー御水端

追想展は、女性ポートレート写真作家として広く世に知ら

れるようになった昭和13~14年代の雑誌、写真専門誌、

著書から選んだ作品と昭和20~30年代の女優ポート

レート作品が中心でした。パンフレット 表の写真の

モデルは、昭和14年に撮影された女優の原 節子さん。

このシリーズの写真は、当時の週刊朝日、光画月刊

(写真専門誌)などの表紙に掲載されました。

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東京写真専門学校卒業後、戦前の小西六写真でフィ

ルターと薬品の主任を勤め、テストを繰り返すうち、最も

デリケートな色彩を持つものは女性の肌であることに

気づいたと書き残しています。

そしてそれをいかに美しくフィルムと印画紙に表現する

ことを追及するなか、女性のさまざまな表情をポート

レート作品として残しました。

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戦前戦後を通じ撮影地として最も好んだ軽井沢で、

没後17年目の追想をこめて展示開催されました。

このギャラリーは、生前使用していた昭和30年代に

建てられた別荘に円形階段、ベランダを設置して

改装されました。


2.15 大雪災害

2014-03-28 16:41:23 | ギャラリー御水端

ここ数年2月は、軽井沢に雪がしっかり降るようになり、

プリンスの人工スキー場もこれで雪国らしくなったと喜ん

でいたら、なんと一気に99センチの積雪。

山梨、長野、群馬は完全に足止めマヒ状態、国道18号線

はスキー客、通勤、物流の車両は立ち往生。

役場も公民館を避難所として開放するなど、自衛隊の

災害派遣を要請して完全解消まで1週間以上を要した

初めての貴重な経験でした。

この写真は2週間経過後のぎゃらりー御水端です。


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追想写真展 無事終了いたしました。

2011-12-13 19:46:22 | ギャラリー御水端

軽井沢に本格的な冬がやってまいりました。

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氷点下マイナス9度を12月初旬に記録しました。

紅葉の季節から一転、雪景色に変り軽井沢町では2月末

までウインターフェスティバルが開催されています。

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追想写真展は、12月4日(日)に終了いたしました。

ありがとうございました。

9月1日のオープンにもかかわらず建築、外溝工事が遅れ

皆様にはご迷惑をおかけいたしました。

ここにあらためてお詫び申し上げます。

財団法人大宅壮一文庫、東京都写真美術館、株式会社

写真弘社の関係者の皆様には貴重な資料の提供など

ご協力をいただきました。

また財団法人日本カメラ財団 (JCII)の関係者の皆様には

貴重な助言等をいただきました。

また見学いただいた方々ほか叱咤激励をいただきたいへん

参考になりました。

来年は、尾崎三吉生誕100年目になります。

節目の年の企画展を皆様のご協力を得ながら開催してゆく

所存でございます。

今後ともよろしくお願いいたします。