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オーエスが大幅増産 非常時救う、携帯ソーラー発電

2011-04-24 15:32:39 | 意見発表
オーエスが大幅増産 非常時救う、携帯ソーラー発電
2011年4月18日(月)08:00

(産経新聞)
 映像機器のオーエス(大阪市西成区)は、片手で持ち運び可能な太陽光発電システムを大幅増産する。東日本大震災や原子力発電所事故に伴う計画停電を機に、災害時などに電力を賄う非常用発電機を備える動きが広がることを見越し、5月中にも月産台数を約20倍に引き上げる計画だ。同時にシステム価格も約50%値下げし、携帯ソーラー普及への道筋をつける。

 増産するシステムは「どこでも発電 モバイルソーラーユニット」。薄くて軽い富士電機製の「アモルファス太陽電池シート」にオーエスの映像関連技術を融合し、昨秋実用化した。

 オーエスは、会議室などの天井からつるし、プロジェクター(投影装置)の画像や映像を表示させるスクリーン事業を手がける。使用後のスクリーンは傷をつけないよう巻き取ってコンパクトに収納するが、その巻き取り技術を携帯ソーラーのユニットに生かした。

 ソーラーユニットは、収納箱から発電シートを引き出せば使える。ユニットには、自動車の前席側にある電源取り出し部品「シガーソケット」を搭載。同部品を介して太陽光で発電した電気を出力する。

 さらにユニットは、携帯電話やノートパソコンなどの充電にも利用可能だ。加えて蓄電池が内蔵されているため、夜間や雨の日にも電気をためられる。

 発電シート収納時のユニットの大きさは幅51センチ、奥行き13センチ、高さ11・4センチ。重さは3キログラムと軽く移動が簡単だ。フル充電時間の目安は5時間。ユニット生産は、オーエスのグループ会社「オーエスエム」(兵庫県宍粟(しそう)市)が担当し、富士電機製シートを用いて完成品に仕上げている。

 販売当初の生産台数は月約50台だったが、震災後に非常用発電機の導入機運が高まったことから、生産態勢を1千台に拡大。「今夏を目標に2千台規模に引き上げる」(マーケティングチーム)ことも視野に入れている。



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