寺子屋ブログ

寺子屋モデルの活動の紹介並びに所員からのメッセージ

『博多de寺子屋』を実施しました。

2011年04月07日 09時34分04秒 | Weblog

昨日は博多de寺子屋を実施いたしました。


最近は、ご参加頂く方々にも、ご自身が関心を持っておられるテーマで発表をして頂き、その後、弊社の講師陣が、それに関連するような内容で講義を行う、という形式で進めております。


昨日のテーマは、『マジック』でした。


昨日は、まず、石堂隆之さんによる、「明治生まれの奇術師 ~石田天海~」というテーマで、お話を頂きました。


石堂さんは、現役のマジシャンでもあり、冒頭、お札を使ったマジックを披露して下さり、会場を沸かせました


そして、その後、弊社の講師廣木寧による「日本を欺いた米国のマジック」という講義を行いました。

(写真は、熱弁する廣木です。)


主な内容は、大東亜戦争開戦前の、日米交渉についてですが、当時我が国が使っていた暗号は、ほとんど米国に筒抜けだったという点、そして、その暗号を利用した日本政府と駐米大使との、「如何に戦争を回避するべきか」という必死の電文の紹介、そして、その電文を解読し、英訳した当時の国務長官、ハルらの「曲訳」についてのお話でした。

この「曲訳」は、米国世論が反対していた、米国の戦争介入に利用するということにも役立ちましたが、それ以上に、戦後の「東京裁判」において、実に大きな効果を発揮した、と言う内容でした。

つまり、当時の米国が暗号解読を利用して行った「曲訳」というマジックが、いまだに多くの日本人の心の中に潜んでいて、「日本人は好戦的である」「日本人はだまし討ちをした卑怯な民族である」という暗示が解けきっていないというような内容でした。

大変興味深い話で、ここには書ききれないことも多くあります。

廣木が昨年出版した「江藤淳氏の批評とアメリカ」に詳しく書かれておりますので、ご興味をお持ちの方は、是非お求め下さい。

(文責:横畑雄基)


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6 コメント

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ありがとうございます。 (よこはた)
2011-11-08 08:59:41
dainankuomasasige様、コメントありがとうございました。

確かに、日米開戦における我が国の「だまし討ち」の汚名は晴らさなければ成りませんね。

そもそも、何故そこまで我が国が追い詰められていたのかをしっかり考えれば、答えは出てくると思います。

貴重なご指摘ありがとうございました。
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Unknown (ddainankoumasige)
2011-05-15 12:40:41
真珠湾攻撃。どちらが最初に手を出したかたと言いますと、アメリカの駆逐艦による日本の潜水艇への攻撃でした。これぐらいのことは日本人なら知っておきたいものです。
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Unknown (dainankoumasige)
2011-05-15 12:30:21
大東亜戦争が勃発した理由は、色々調べてみなければ分かりません。日本が騙し討ちして戦争になったわけではありません。アメリカが日本への石油を全面的にストップした時点で、戦争が始まったと言えるでしょう。
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Unknown (dainankoumasige)
2011-04-18 23:21:28
大正12か13年だったと思いますが、アメリカの排日移民法が大東亜戦争の勃発の原因の一つであることに間違いないでしょう。要するにアメリカは戦争に持ち込むには手段を選ばない国だということです。
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Unknown (dainankoumasige)
2011-04-18 23:21:27
大正12か13年だったと思いますが、アメリカの排日移民法が大東亜戦争の勃発の原因の一つであることに間違いないでしょう。要するにアメリカは戦争に持ち込むには手段を選ばない国だということです。
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Unknown (dainankoumasige)
2011-04-18 23:04:29
イギリスとの絡みもあって、アメリカはどうしても日本と戦争したかったのでは。あくまでも日本に先に手をださせて、世論を盛り上げて日本を悪者にし戦争をする。アメリカの昔も今も変わらない手法です。
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