「シンクロする力」
ギレルモ・デルトロ監督の最新作。
彼の作品で「パンズ・ラビリンス」という映画がある。
数年前の作品だが、当時も話題になり、ダークファンタジーという言葉は、この映画からではないかな~。
日本大好きの監督が、日本の特撮映画やアニメへのオマージュから作られた本作。
「パンズ・ラビリンス」とは大きく異なる。
同じ人物の監督作品と思えないくらい違うので、割り切って!
海中から現れた怪獣=悪。
それに対抗すべく立ち上がる人類=善
この構図がしっかりとあり、見ていて分かりやすい。
怪獣映画を楽しむつもりで、そして楽しめる映画だと思う。
怪獣と闘う人類が開発した兵器。「イエーガー」。
それを動かすためには、二人の人間の脳がシンクロしないと動かない。
一人の人間の脳だけでは負担が大きいという設定。
力を合わせること。
正に人間が食物連鎖の頂点にいるということ。
共に気持ちを一つにすることは、人の人たる所以でしょうね。
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