願ほどき

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願ほどき

氏神様へのごあいさつ

初詣に行く前に，願いあげたことを、願いさげしておく。

いよいよ大晦日です。一年のきりとして、晦日（みそか）参りというのがります。

今年一年の無事を、ありがとうと、感謝御礼を申し上げるのが晦日参り、

これは神さんへ色々、色々欲深く祈願したことを、

願い事が叶おうと、叶うまいと、御礼を申し上げて願ほどき、

願い下げをしておくことが大切です。

神仏、ご先祖、そして旅行先などで気軽にお参りした神社、仏閣
（これがおろそかになっていると神仏への借りが増える）などで願いあげたことも、

願いさげする事を忘れずにやらしてもらうことです。

お参りする時は必ず、自分の住所、氏名、年齢、性別まで申し上げて

今日までに願いあげましたる、願い事は、今日只今すべてを、

お取り下げと解消をお願いいたします。

大きなご守護と、おはからいを頂きましてありがとうございました。

心より感謝御礼申し上げますというようにお伝え下さい。

生き神さんと、生き仏さんにもそれぞれのしがらみに応じて、

報告と、感謝を述べていただきますと報告の功徳を頂くことができます。

報告の功徳は大きいでっせ、ほんまでっせ。

そして家中の印鑑を、ハブラシと石鹸できれいに洗い、

一年の汚れを落として荒塩で清めてピカピカにしてお仏壇に御供えしてお参りし、

感謝御礼申し上げて願ほどきをしていただくと

これが次ぎの年の大きな潤滑油になるんですわ。

それでは新年を迎えるにあたり皆々様のご多幸を、

心より祈願いたしまして失礼いたします。

宝　岳　龍　聲　　　　拝

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苦を福に転ずる

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苦を福に転ずる

今の、いろいろの不調の状態から、

福を招いて絶好調に転じる為の受け止め方、

見方のヒントをいくつか書かせてもらいます。

＊ 苦しむことは、喜びを迎える準備であるということ。

＊ 人が寝込むには、寝込むなりのわけがあるということ。

＊ 静かに自己反省の後、自分治し（自分のクセを治す）、家治し（家の伝承において、家病　　の元となっているクセを治す）と言う事を考えておくれやす。

＊ 先祖の祭祀に、不行き届きなところがあるかないかを、よく見なおして改善をはかること。

＊　身（身体）、口（言葉）、意（心）の三つの業（ごう）でこしらえた，悪い業（ごう）と、悪い因縁を解消してほどくことを考えること。

＊　輪廻転生，生老病死の苦諦を，出直し、しながら通過していく時間の中の縁生、すべての関わりの中で生じた、貸し借りの事象を、清算するために苦しみを戴いているということ。

＊　自分の魂を磨き、成長させる為、学ぶ為に、それなりのプログラムを自分が書いて誕生してくるという、受け止め方をしてみておくれやす。

＊　神仏へ祈願をして、願いっぱなしになっていないか（願いほどきをやったか、どうかがキーポイント）ということ。

＊　苦しみから逃げずに、戴ききってしもうて、神さん、おおきに、て云うて、受け入れる心で、苦しみを受け止めた、その瞬間から、苦しみの姿は、よい状態に和らぎ、転じて福を招びこむことに変化するということ。

＊　苦から離脱する為には、不安感、恐れを思い切って強く排除してしまうこと、暗い否定的な意識と、言葉を自分に投げ込まんようにすること。

＊　不平不満、愚痴、泣きごと、等をいつもいつも口にせんようにすること。

＊　最後に、生かされている、おのれの命と、魂と、心を依り代にして、おのれの光と灯かりを信じて、嬉しい、楽しい、幸せ、ありがとう、という言霊をできるだけたくさん言いまくって、自分と、周りに、嬉しい、楽しい、幸せ、ありがとう、という光を充満させてみておくれやす。ええ方に、ええ方に運がむいていきまっせ、まあやってみとおくれやす。

宝　岳　龍　聲　　　　拝

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愛

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愛

先日のニユースで京都清水寺の貫長さんが、

来年に向こうての一文字ということで書いたはったんが『愛』という字でした。

この何年間は、あまりよい字が書かれなかったんですが、

ようやく愛という暖かい、ぬくもりの字が出てきたんでよかったです。

日の出るの国、日の出の国、日本といわれます。

日本の中にどれだけ大きい日が昇ってるかということを知らなければなりません、

そして日本人として、日本に存在の場を与えられ誕生させてもろうたことに

感謝して、その喜びを広めていかねばならない使命をもった国。

日の出の国、日本語というのは、み言葉であるということ、

そのために日本語は『あい』から始まっている。

言葉ことば一つの中に愛があり、喜びがあり、

そして教えがあるのが日本語やと思います。

来年は戌年です。

愛敬と喜ぶ気を精一杯振りまき表現する戌ちゃんにあやかって、

愛と喜びの気の光を放ってまわりの皆から人気をもろうて

可愛がってもろて願いが成就するように

明るい明るい陽気なええ年にしていきまひょ。

宝　岳　龍　聲　　　　拝

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道しるべ

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道しるべ

謹啓　今年もはや師走の候となってまいりました。

皆々様にはいろいろと厳しき時流の中、益々の御清祥、

御清栄の御事とお慶び申し上げます。

最近は、又してもいたいけな子供たち女性達が、おかしな、

歪んだ異常な意識の男、中途半端な大人の餌食、犠牲となる

非常に残忍残酷な悲しいつらいニュースとお金の欲の事件が続いています。

マスコミの姿勢にたいして気になるのは、バブル後の報道が地獄の底、

世の終わりのような不安感、暗いことばかりあおって

強調されてきたような感もします。

あおられた我々、人々が造りあげた一つの暗い想念、

悪の想念というものが一つに凝視ゆくしようとして、

明るい光の世界に対し、強大な一つの対抗の立場をとっておりましたが、

ようやく明るい方へ回復の兆し、雰囲気がしてまいりました。

これを好機に人々が、もっと明るく前向きになるようなすべ、

対策のヒント、も付加して、闇から明へと脱却できるような

波動、電波、エネルギーを強く、発信してほしいものと思います、、、、、、。

話は変りますが、お正月が真近かですので、

お鏡餅さんのお飾りについて諸説いろいろの由来がありますが、

少しおはなし申し上げますと、

上から順に橙は太陽（日の神、火の神、橙の神）を表現します。

そしてその橙を輪切りにした切り口は天皇家の印である

菊の紋をかたどり表しているといいます。

又、橙は木から落ちずに大きく育つので、

先祖代々の相続伝承が大きくなって続くことの縁起を担ぐようです。

次ぎにゆずり葉は星（星座、宇宙）を表現するそうです。

また譲り葉は新しい葉が大きくなってから、古い葉が落ちるので、

代々の家系が上手く繋がっていく事を願う縁起を担ぐようです。


次に上段のお鏡は（月）を、下段のお鏡は（地球）を、

次に裏白は（陰、陽）を表はします。

心中裏腹な気持ちでなく真っ白な心で天から恵みを受ける、

うらじろは古い葉とともに新しい葉がしだいに裏になり伸びてくるといいます。

この古い葉から新しい葉へのひきつぎの形が親、先祖、神（宇宙）の、

慈愛と育みの姿が教えられます。

この他飾りとしては、

海老、鶴、串柿、四方紅台紙、御幣、昆布、三宝とかがあります。

この飾りから教えられることは、

個々の神仏、八百万の神々がおいでになりますが、

月の神様、日の神様、星の神様にも今年一年いろいろの、恩寵試練ご守護、

恵みをいただき、生かされて命を頂いたことを心より、

感謝御礼言上申し上げて、

同様にお仏壇、神棚に感謝報告のお参りをしてくださいませ、

　お伊勢さんで有名な赤福餅の会長さんは

毎年大晦日に感謝御礼の晦日参り（みそかまいり）をされるそうです。

ここで特にお伝えしたいことは、

自分と先祖と神（宇宙）が中心線で結ばれ繋がっている印鑑を、

ハブラシ石鹸で一年の汚れを洗い落とし、

荒塩で清めてお塩を洗い流し柔らかいものでよく拭いて

ピカピカに磨いてから、

仏壇へお供えし一年の感謝御礼申し上げて、

元旦もしくは、三が日の間に今年もまた頑張りますので

宜しくお願い申し上げます、

ありがとう御座いますと言った上で印鑑をお下げしてください、

世間の荒波を生きていくにおいて、

あなたの代わりをする一番大事なお宝であり、

最大最強の武器となる印鑑に、

このような儀礼を払うことが印鑑に対して最大の感謝供養になります。

（般若心経、大祓い、南無大師遍照金剛、お題目、

阿弥陀仏などを唱えるもよし）

こうして印鑑を斉戒沐浴し、

磨くことで清められすべてのことを包み込んで、

福運を招き皆々様のお家の家運を伸ばし、

何事も幸運に導かれる一年の新たな息吹に為る事を

心から祈い願いあげまして

失礼いたします。

合掌

宝　岳　龍　聲　　　　拝

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すべてがあなたにちょうどいい

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すべてがあなたにちょうどいい

お釈迦様のお言葉のなかに

”すべてがあなたにちょうどいい”

というのがあります。

すべてがあなたにちょうどいい

今のあなたに今の夫がちょうどいい

今のあなたに今の妻がちょうどいい

今のあなたに今の子供がちょうどいい

今のあなたに今の兄弟がちょうどいい

今のあなたに今の友人がちょうどいい

今のあなたに今の仕事がちょうどいい

死ぬ日もあなたにちょうどいい

すべてがあなたにちょうどいい

大へん味わい深いお言葉だと思います。

イライラしたり怒ったり、威張ったり自分でレベルを

下げるような状況の時があります。

そのような時にいつも思い返すようにしています。

わたしはこの言葉が大変救いになるときがあります。

皆さまにも何かのお道びらきになるかもしれません。

のでお伝えさせてもろときます。

宝　岳　龍　聲　　　九　拝

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