山の声を 風の詩を 

年間 季節のうつろい 言いたいことなど多方面の話を搭載

大峯山 周回コース

2010年05月03日 16時34分33秒 | 写真
いつも大峯山の登山写真報告は2度書いていますが
往復のコースであって 今回は周回コースをご報告

昨年 6月以降登る機会もなく1年が過ぎた。
近畿の最高峰ではないが 宗教上見過ごすことが出来ない
山上ケ岳(大峰山)今回は 友人と写真がメインと言いながら
過去の記録とどれだけ体力が落ちてないかチェック登山
大橋からはピークがはっきり見える。


女人結界にここよりは女性は登るべからず
でも戸開式(今年5月3日)までに縦走で入られる方も
あるとか(実際にお会いしましたが)


杉林を15分上ると一本松茶屋そして20分でお助け水そして5分進むと
七曲り 5分上ると洞辻茶屋ここで吉野との奥駆の合流ポイント


そこには洞辻茶屋がある。 丁度 吉野からの縦走者と出会い
初挑戦の意気込みを聞く 以前に歩いたときを思い起こさせてくれた。



この洞辻茶屋から5分上がると 薬茶屋があり、その先で
鐘掛岩と階段道の分岐 いつも鐘掛岩へと足を進める。
きついが結果的に楽であることは間違いない。


鎖場を2つ通り越して 岩場を上り詰めると鐘掛岩の展望台
ここからは吉野方面の縦走路が一望
大天井岳と五番関方面が見れる。



鐘掛岩を通り過ぎると寺門


ここから2分で西の覗 その手前に 鷹の巣岩がある
私は、個人的に駱駝岩と呼んでいる。


この駱駝岩を西の覗から見ると 水を欲しがっている駱駝に見えるから
面白い 西の覗きで乗り出して見るも楽しい。
以前この西の覗きの下を撮った写真をWEBで探したが
私の写真しか出てこなかったのは やはり皆さん乗り出してまで
撮ることは恐怖感からされてないみたいだ
命綱なしでカメラを出すのは出来ないことでと思う


さらに西の覗からはっきりと洞川の町並みを見届ける事ができる、大橋茶屋も
緑の屋根を確認できる。
ここは携帯電話の電波も届くらしい。

お亀岩を通り過ぎ 龍泉寺の宿坊を過ぎるとなだらかで
最後の石段を登れば頂上の本堂になる。
最後の山門を見ると階段もそれほど急でもないのに
きついと思える。



2~3分で頂上の本堂


本堂からは竜ケ岳や行者還岳などが見れる。


本堂前で少し休憩  昨日釣ったアマゴの燻製とレモンチュウハイ
アルコール禁止だが 登りにお助け水のみだったので
急速に水分とカロリーを取る。山頂は4℃位で少し寒い


反対側の草原からは弥山や八経ケ岳と稲村ケ岳が見通せる。






帰りは普通通らないレンゲ辻に
眼下の稲村への道を降りていく



レンゲ辻の道は急勾配 登りしか利用されないと聞くが
すでに4度も降りているので 今回も周回コースを達成するために
友人の初経験も踏まえて敢行
5度ほどある急勾配の鉄階段を下りて 斜面を下がる
 
階段がなくなり水平になるとレンゲ辻の結界が現れる。



これからはガレ場の谷底コース



途中の水場で山草の花も見られる。


レンゲ辻から1時間20分程度で林道に降りて20分 アスファルト道を
歩くと出発の大橋茶屋に到着
登り 1時間40分下り 1時間35分の大峯山登山が可能となる。
この時間は私の個人的なもので幾分足を痛めたとは言え
普通の方よりは早いかと思えます。