6時半過ぎに起床して、ラウンジで朝ごはん。
朝のミラノ。
メトロで昨日見られなかった、HdMのマイクロソフト社、Fondazione Fertinelliへ。
存在感はあるが、嫌じゃない感じ。
ガラスへの周囲の景色の写り込みと、反対に奥の景色を透過させることが上手くこの建築を街に馴染ませているように感じた。
空が写って、綺麗。
背景を知らずに見るとそんな感想だったが、後で内観まで見られた石黒さんによると、イタリアの建築情勢はあまりにもよくないらしく、素材の感じなど、HdMにしては?だそう。
今度来たら中も見たいな。
次にメトロで安藤忠雄のTeatro Armaniへ。
向かう途中の、歩行者空間のデザイン。
緑の色がそれぞれ微妙に異なったレンガが、遠目に見ると凄く締まって見えて、渋い。
ぱっと見、安藤さんぽくないが、中庭に続く細長い開口に打ち放しコンクリートの壁が差し込まれ、確かにこれが安藤さんのデザインであることを物語る。
中庭が見たくて、レセプションの受付の人に、
「あの、建築学生なんですが、中を見ることって、」「できません」「ですよね、、、」
交渉の余地を感じさせない断り方。
向かいのミュージアムなら見られますが、今日は閉まってますよと教えてもらう。
多分、安藤さんのデザインではないんだろうけど、アルマーニの香水愛用者としては気になる。
また次に来た時、行ってみようかな。
トラムで、Fondazionne PRADAへ。
入り口の警備員に挨拶して、チケット売り場へ。
学生8€。結構するなぁと思ったけど、入ってみると、見るものがいっぱいあったので、仕方あるまい。
HAUNTED HOUSEは内部の写真禁止だったのだが、そこはもってきた鉛筆とスケッチブックで応戦。
床のマテリアルにこだわりを感じることが多かったのだが、特にこの木の装飾は、ブラチスラバで見たのに似ているなぁなんて思った。
PODIUM ATLASでは、天井に浮かび上がるオレンジ色が面白く、聞くと、周りを覆っているカーテンの反射だそう。なるほど。
間仕切りの計画がイカしていた。
石黒さんと待ち合わせていたヴィットーリオエマヌエーレ2世のガレリアに向かうべく、メトロ。
すんごい人で、テロにビクビクしながら、PRADAの前で待機。
合流して、まず私のリクエストで、年始のプラハでお会いした父親の同期入社の方にオススメされたおにぎりのお店、MUSUBIへ。
半年ぶりに、どうもありがとうございました、と言われながら日本人のオーナーと思しき男性におにぎりの入ったパックを渡される。新鮮。
近くの公園で食べる。
焼きジャケなんて本当に半年ぶりに食べるし、しかもかなりクオリティが高い。
これで3€なら全然許せるぞ。
近くの、聖人の骸骨がいっぱい納められた教会をチラ見して、おにぎりだけじゃやはりお腹が空くから、とトラムで移動して、ROSSO POMO DOROでピザをテイクアウト。
サンロレンツォ聖堂の前の広場で食べる。
この、サンロレンツォ前に残された、作りかけの建造物というのが、この後見に行ったサンアンブロージョ教会のオマージュらしく、建設が中断されているものの、現在は若者が外で食事したりする際の憩いの場としていい感じに機能しているそう。
実際、晴れているとピザを食べながらビールが欲しくなるような最高の気持ち良さで、古い遺構が街中にきちんと腰を据えて役目を果たしているような様は加藤研の人間としてなかなか感銘を受けた。
サンロレンツォ聖堂、サンアンブロージョ教会を見て、石黒さんオススメの古着屋へ。
欲しかったボトムスがサイズが大きくて買えなかったのだが、かわいいなと思った靴がサイズ37で、即決した。
28€。いい買い物をした!
その後、近くのジェラート屋でジェラートを食べる。
Bianca chocolate e pistacio.と注文したのだが、思い切りドヤ顔でeをイ、と読んだが、イタリア語ではeはエ、らしい。
一学期にJoana先生に何度も皆修正されたので、もうイ、と読むのに慣れてしまった。
ラテン言語は似ているようで決定的に違うポイントも多いのが、難しい。
ホワイトチョコのジェラートが、砕かれたホワイトチョコがそのまま入っていたりして、食感もよかった。
ピスタチオも、リスボンのものより濃厚な感じ。
建築士試験の話とかして、休憩。
バスに乗って、アルドロッシの展示をやっている建物に行ったのだが、なんと休館日。
ちゃんと調べていた気がしていたのだが、ミス、、、残念、、、
それから、Cà Bruttaの外観を見る。
このCà Bruttaもそうだが、集住先進国と感じたミラノでは、パブリックグリーンはあんまりだが、プライベートグリーンが物凄く発展していて、街中でいっぱい見かけた。
メトロに乗って、San Carlo Al Corsoの病院礼拝堂へ。
遠目に見ると、パンテオンのようなドームの装飾が物凄い。
写真ではまるで伝わらない、、、
最後に、ミラノいちイケてるリノベと石黒さんに教えて頂いた、映画館をスケートボードのバンクと関連商品のショップとその倉庫に改修したショップへ。
こんな楽しいセクション、あるだろうか?
映画館は1940年代に建てられ、改修は10年前だそう。
凄いアイデア。良いリノベ、と評される方のリノベだ。
メトロに乗って、近くのスーパーで少し買い物して、石黒さんのお家にお邪魔してカレーを作りながら、ちょうどミラノにいるはずの佐伯さんと連絡を取る。
最寄り駅まで迎えに行き、3人で食事。
イタリアのオススメを伺ったり、それぞれの留学の話をしたり。
あまりにも濃い時間で、あっという間に0時になってしまった。
先日のPabloじゃないが、ミラノは思っていたよりずっと良い街で、将来また必ず訪れるだろうと感じた。
朝のミラノ。
メトロで昨日見られなかった、HdMのマイクロソフト社、Fondazione Fertinelliへ。
存在感はあるが、嫌じゃない感じ。
ガラスへの周囲の景色の写り込みと、反対に奥の景色を透過させることが上手くこの建築を街に馴染ませているように感じた。
空が写って、綺麗。
背景を知らずに見るとそんな感想だったが、後で内観まで見られた石黒さんによると、イタリアの建築情勢はあまりにもよくないらしく、素材の感じなど、HdMにしては?だそう。
今度来たら中も見たいな。
次にメトロで安藤忠雄のTeatro Armaniへ。
向かう途中の、歩行者空間のデザイン。
緑の色がそれぞれ微妙に異なったレンガが、遠目に見ると凄く締まって見えて、渋い。
ぱっと見、安藤さんぽくないが、中庭に続く細長い開口に打ち放しコンクリートの壁が差し込まれ、確かにこれが安藤さんのデザインであることを物語る。
中庭が見たくて、レセプションの受付の人に、
「あの、建築学生なんですが、中を見ることって、」「できません」「ですよね、、、」
交渉の余地を感じさせない断り方。
向かいのミュージアムなら見られますが、今日は閉まってますよと教えてもらう。
多分、安藤さんのデザインではないんだろうけど、アルマーニの香水愛用者としては気になる。
また次に来た時、行ってみようかな。
トラムで、Fondazionne PRADAへ。
入り口の警備員に挨拶して、チケット売り場へ。
学生8€。結構するなぁと思ったけど、入ってみると、見るものがいっぱいあったので、仕方あるまい。
HAUNTED HOUSEは内部の写真禁止だったのだが、そこはもってきた鉛筆とスケッチブックで応戦。
床のマテリアルにこだわりを感じることが多かったのだが、特にこの木の装飾は、ブラチスラバで見たのに似ているなぁなんて思った。
PODIUM ATLASでは、天井に浮かび上がるオレンジ色が面白く、聞くと、周りを覆っているカーテンの反射だそう。なるほど。
間仕切りの計画がイカしていた。
石黒さんと待ち合わせていたヴィットーリオエマヌエーレ2世のガレリアに向かうべく、メトロ。
すんごい人で、テロにビクビクしながら、PRADAの前で待機。
合流して、まず私のリクエストで、年始のプラハでお会いした父親の同期入社の方にオススメされたおにぎりのお店、MUSUBIへ。
半年ぶりに、どうもありがとうございました、と言われながら日本人のオーナーと思しき男性におにぎりの入ったパックを渡される。新鮮。
近くの公園で食べる。
焼きジャケなんて本当に半年ぶりに食べるし、しかもかなりクオリティが高い。
これで3€なら全然許せるぞ。
近くの、聖人の骸骨がいっぱい納められた教会をチラ見して、おにぎりだけじゃやはりお腹が空くから、とトラムで移動して、ROSSO POMO DOROでピザをテイクアウト。
サンロレンツォ聖堂の前の広場で食べる。
この、サンロレンツォ前に残された、作りかけの建造物というのが、この後見に行ったサンアンブロージョ教会のオマージュらしく、建設が中断されているものの、現在は若者が外で食事したりする際の憩いの場としていい感じに機能しているそう。
実際、晴れているとピザを食べながらビールが欲しくなるような最高の気持ち良さで、古い遺構が街中にきちんと腰を据えて役目を果たしているような様は加藤研の人間としてなかなか感銘を受けた。
サンロレンツォ聖堂、サンアンブロージョ教会を見て、石黒さんオススメの古着屋へ。
欲しかったボトムスがサイズが大きくて買えなかったのだが、かわいいなと思った靴がサイズ37で、即決した。
28€。いい買い物をした!
その後、近くのジェラート屋でジェラートを食べる。
Bianca chocolate e pistacio.と注文したのだが、思い切りドヤ顔でeをイ、と読んだが、イタリア語ではeはエ、らしい。
一学期にJoana先生に何度も皆修正されたので、もうイ、と読むのに慣れてしまった。
ラテン言語は似ているようで決定的に違うポイントも多いのが、難しい。
ホワイトチョコのジェラートが、砕かれたホワイトチョコがそのまま入っていたりして、食感もよかった。
ピスタチオも、リスボンのものより濃厚な感じ。
建築士試験の話とかして、休憩。
バスに乗って、アルドロッシの展示をやっている建物に行ったのだが、なんと休館日。
ちゃんと調べていた気がしていたのだが、ミス、、、残念、、、
それから、Cà Bruttaの外観を見る。
このCà Bruttaもそうだが、集住先進国と感じたミラノでは、パブリックグリーンはあんまりだが、プライベートグリーンが物凄く発展していて、街中でいっぱい見かけた。
メトロに乗って、San Carlo Al Corsoの病院礼拝堂へ。
遠目に見ると、パンテオンのようなドームの装飾が物凄い。
写真ではまるで伝わらない、、、
最後に、ミラノいちイケてるリノベと石黒さんに教えて頂いた、映画館をスケートボードのバンクと関連商品のショップとその倉庫に改修したショップへ。
こんな楽しいセクション、あるだろうか?
映画館は1940年代に建てられ、改修は10年前だそう。
凄いアイデア。良いリノベ、と評される方のリノベだ。
メトロに乗って、近くのスーパーで少し買い物して、石黒さんのお家にお邪魔してカレーを作りながら、ちょうどミラノにいるはずの佐伯さんと連絡を取る。
最寄り駅まで迎えに行き、3人で食事。
イタリアのオススメを伺ったり、それぞれの留学の話をしたり。
あまりにも濃い時間で、あっという間に0時になってしまった。
先日のPabloじゃないが、ミラノは思っていたよりずっと良い街で、将来また必ず訪れるだろうと感じた。