水曜日の続きで、ファサードスタディの続き。
朝来るとIsabellaとFranchescaはもう既に来ていて、Casa Apoloniaの新しいトポグラフィを既に切り出し始めていた。
Dona Victoriaにおはようございますと挨拶すると、先週末私がホリデーでいなかったのだと思っていたらしく、祝日どうだった?というようなことをニコニコ聞いてきたのだけど、週末のことを最初聞かれているのかなと思って、家にずっといました、、と言うと、まぁ!疲れているのねと気の毒そうな顔をされた。
暫くすると、イタリア人の男の子が一人、それからフランス人の女の子が一人。
DamienとLaurine。
二人のところにCharlesが自ら挨拶しに来ていたので、まじかと思って後で聞くと、LaurineはTournaiの大学出身だそうで、それで既に前からCharlesを知っていたという。なるほど。
いつもの通り二人にはまだ仕事がなくて、待ちぼうけする羽目になっていたので、LaurineはElviraとPalomaが手伝っているSaraとAntonioのプロジェクト、それからDamienは私の銀行改修のプロジェクトをひとまず手伝うことになった。
ほんとに退屈な作業お願いするようで申し訳ないんだけど、と言いつつ何も仕事がないよりはマシかなと思ってカードボードを切る作業をお願いする。
昼頃には目途が立ちそうだねと話しつつ、プロジェクトの内容をRuiに代わって説明しつつ進める。
Ruiが通りかかったときに、もうそろそろ終わりますよと声を掛けると、あ、実は先週の金曜日にManuelに模型見せたんだけど、増築部分の二層を、二層とも全く新しいデザインにするのではなく、一階は地階のファサードを鏡のように写したデザインにして、全く新しいデザインは二階だけにしたいって言ってたんだよね、ちょっとこの今やってるスタディがひと段落したら説明するねと言われる。
昼はCaro、Damien、LaurineとEstrellaへ。
Charlotteは今日珍しく私より早くアトリエに来ていたくらい、ミーティング前で忙しいみたいだった。
Caroは途中でお母さんに電話するからと帰っていったのだけど、DamienやLaurineと学校やインターンのことなど色々と話した。
私が来月ブリュッセルに行くんだというと、ブリュッセルに住んでいるLaurineが案内してあげるよと言ってくれた。
昼の後でスタディを完成させ、Ruiに見せてもっとレイヤーを重ねてほしいと依頼されたところを直し、続いてManuelに指示されたという新しいスタディを始める。
昼前から動かなくなっていた方のヒートカッターの電線をMaria Joãoが買いに行ってくれ、そして機械系マスターのKikoが繋ぎ直してくれた。
模型スペースにいるインターン生全員でめちゃくちゃ感謝する。
模型の施工上、そして図面上、増築部分の既存デザインの箇所のバルコニーの納まりが気になったので、プロッターのところに来ていたRuiに確認しに行くと、これは、、、めちゃくちゃいい質問だね、、、と悩んでしまった。
というのも、一階部分の窓が納まるべき箇所に地階と同じデザインの窓枠とバルコニーを納めると、地階と一階の間にある石にバルコニーが飛び出てしまうのだ。
とりあえずスタディ上は私が提案したごまかし方でごまかすとして、実際それでゴーサインが出たら詳しく考えようということになる。
丁度近くを通りかかったTiagoにRuiが事情を説明し、絶対Manuelが提案している一層だけ新デザインにする案より、当初の二層新デザインにする案の方がわかりやすいしカッコイイというようなことをポルトガル語で説明していて、Tiagoも、うーーん、そうかもねぇというようなことを言って、muito bomと言って去っていった。
そういうわけで引き続き、バルコニーの納まりも念頭に置きつつヒートカッターで1:20模型のファサードをやったときと同じようにして金太郎飴方式で窓枠を作っていたところにRuiがやってきて、状況を報告。
なるほど、そうやってやったら今時間かかっても後で早くなるって寸法なわけかと感心していた。
ちょっとアイデアが浮かんだんだけど、と言っていたので、これが切り終わったら伺いますと言ってオッケーと言い合う。
今日も周辺の模型隊の相談役を務めていたわけだけど、Ze Maria(若い方年配の方どちらも)とIsabellaとFranchescaがレジンの話をしていて思わずくすりとしてしまった。
Casa Apoloniaのプールもレジンで作りたいそう。
ああ、あのレジンの匂い思い出してきた、、、
約束通りRuiに話しに行くと、こんなレファレンス見てたんだけど、とVincent Van Duysenのアントワープにあるリノベした本屋のファサードを見せられる。
実は丁度土曜日にCharlesにベルギーでオススメの事務所を聞いていて、真っ先に挙げていたのがVincent Van Duysenだったところ。
あー!知ってます!!カッコイイですよね!!!!と思わず思っていたより大きい歓声を挙げてしまう。
Ruiがアントワープ行ったことあるのに見てこなかったよ、、、と言うので、私来月行きます!と言うとめちゃくちゃ羨ましがられた。
Ruiがどうしてこの本屋をレファレンスにしたいかを説明してくれた。
よくよくManuelが一層分に留めるデザインを押していた理由を考えると、もしかすると歩道から見たときにあまり新築部分を見せたくないって意図なのかもしれない、と。
Vincent Van Duysenのレファレンスの方は、上手く増築部分がセットバックされていて、恐らく歩道からつなぎ目が見えないようになっているんだと思う、と。
はぁ、なるほど、それなら腑に落ちる。
これ、ストリートビューで見られたりしないですか?と尋ね、グーグルマップのストリートビューで見ると左右の建物との高さの関係はいまいちだったのだけど、やっぱり建物そのものは格好よかった。
似たようなことを二層分新しいデザインの方の案で実験しようと打ち合わせ、格好いいレファレンスを見つけてRuiも楽しそうだったし、私もどんどん成長していくこのプロジェクトにワクワクした。
Charlesが通り掛かったら先日のお礼と今日あったことを伝えなくてはと思っていたのだけど、すぐaté amanhãと言って帰りかかったところを呼び止めて、結局アントワープに行くことにしたということを伝えると、自分にとっても一番好きな街の一つだよと嬉しそうだった。
それから、昨日の今日でVincent Van Duysenの作品が今やっているプロジェクトのレファレンスになったということなんかも。
なんかあったら相談してねと言って帰っていった、ありがたい。
朝来るとIsabellaとFranchescaはもう既に来ていて、Casa Apoloniaの新しいトポグラフィを既に切り出し始めていた。
Dona Victoriaにおはようございますと挨拶すると、先週末私がホリデーでいなかったのだと思っていたらしく、祝日どうだった?というようなことをニコニコ聞いてきたのだけど、週末のことを最初聞かれているのかなと思って、家にずっといました、、と言うと、まぁ!疲れているのねと気の毒そうな顔をされた。
暫くすると、イタリア人の男の子が一人、それからフランス人の女の子が一人。
DamienとLaurine。
二人のところにCharlesが自ら挨拶しに来ていたので、まじかと思って後で聞くと、LaurineはTournaiの大学出身だそうで、それで既に前からCharlesを知っていたという。なるほど。
いつもの通り二人にはまだ仕事がなくて、待ちぼうけする羽目になっていたので、LaurineはElviraとPalomaが手伝っているSaraとAntonioのプロジェクト、それからDamienは私の銀行改修のプロジェクトをひとまず手伝うことになった。
ほんとに退屈な作業お願いするようで申し訳ないんだけど、と言いつつ何も仕事がないよりはマシかなと思ってカードボードを切る作業をお願いする。
昼頃には目途が立ちそうだねと話しつつ、プロジェクトの内容をRuiに代わって説明しつつ進める。
Ruiが通りかかったときに、もうそろそろ終わりますよと声を掛けると、あ、実は先週の金曜日にManuelに模型見せたんだけど、増築部分の二層を、二層とも全く新しいデザインにするのではなく、一階は地階のファサードを鏡のように写したデザインにして、全く新しいデザインは二階だけにしたいって言ってたんだよね、ちょっとこの今やってるスタディがひと段落したら説明するねと言われる。
昼はCaro、Damien、LaurineとEstrellaへ。
Charlotteは今日珍しく私より早くアトリエに来ていたくらい、ミーティング前で忙しいみたいだった。
Caroは途中でお母さんに電話するからと帰っていったのだけど、DamienやLaurineと学校やインターンのことなど色々と話した。
私が来月ブリュッセルに行くんだというと、ブリュッセルに住んでいるLaurineが案内してあげるよと言ってくれた。
昼の後でスタディを完成させ、Ruiに見せてもっとレイヤーを重ねてほしいと依頼されたところを直し、続いてManuelに指示されたという新しいスタディを始める。
昼前から動かなくなっていた方のヒートカッターの電線をMaria Joãoが買いに行ってくれ、そして機械系マスターのKikoが繋ぎ直してくれた。
模型スペースにいるインターン生全員でめちゃくちゃ感謝する。
模型の施工上、そして図面上、増築部分の既存デザインの箇所のバルコニーの納まりが気になったので、プロッターのところに来ていたRuiに確認しに行くと、これは、、、めちゃくちゃいい質問だね、、、と悩んでしまった。
というのも、一階部分の窓が納まるべき箇所に地階と同じデザインの窓枠とバルコニーを納めると、地階と一階の間にある石にバルコニーが飛び出てしまうのだ。
とりあえずスタディ上は私が提案したごまかし方でごまかすとして、実際それでゴーサインが出たら詳しく考えようということになる。
丁度近くを通りかかったTiagoにRuiが事情を説明し、絶対Manuelが提案している一層だけ新デザインにする案より、当初の二層新デザインにする案の方がわかりやすいしカッコイイというようなことをポルトガル語で説明していて、Tiagoも、うーーん、そうかもねぇというようなことを言って、muito bomと言って去っていった。
そういうわけで引き続き、バルコニーの納まりも念頭に置きつつヒートカッターで1:20模型のファサードをやったときと同じようにして金太郎飴方式で窓枠を作っていたところにRuiがやってきて、状況を報告。
なるほど、そうやってやったら今時間かかっても後で早くなるって寸法なわけかと感心していた。
ちょっとアイデアが浮かんだんだけど、と言っていたので、これが切り終わったら伺いますと言ってオッケーと言い合う。
今日も周辺の模型隊の相談役を務めていたわけだけど、Ze Maria(若い方年配の方どちらも)とIsabellaとFranchescaがレジンの話をしていて思わずくすりとしてしまった。
Casa Apoloniaのプールもレジンで作りたいそう。
ああ、あのレジンの匂い思い出してきた、、、
約束通りRuiに話しに行くと、こんなレファレンス見てたんだけど、とVincent Van Duysenのアントワープにあるリノベした本屋のファサードを見せられる。
実は丁度土曜日にCharlesにベルギーでオススメの事務所を聞いていて、真っ先に挙げていたのがVincent Van Duysenだったところ。
あー!知ってます!!カッコイイですよね!!!!と思わず思っていたより大きい歓声を挙げてしまう。
Ruiがアントワープ行ったことあるのに見てこなかったよ、、、と言うので、私来月行きます!と言うとめちゃくちゃ羨ましがられた。
Ruiがどうしてこの本屋をレファレンスにしたいかを説明してくれた。
よくよくManuelが一層分に留めるデザインを押していた理由を考えると、もしかすると歩道から見たときにあまり新築部分を見せたくないって意図なのかもしれない、と。
Vincent Van Duysenのレファレンスの方は、上手く増築部分がセットバックされていて、恐らく歩道からつなぎ目が見えないようになっているんだと思う、と。
はぁ、なるほど、それなら腑に落ちる。
これ、ストリートビューで見られたりしないですか?と尋ね、グーグルマップのストリートビューで見ると左右の建物との高さの関係はいまいちだったのだけど、やっぱり建物そのものは格好よかった。
似たようなことを二層分新しいデザインの方の案で実験しようと打ち合わせ、格好いいレファレンスを見つけてRuiも楽しそうだったし、私もどんどん成長していくこのプロジェクトにワクワクした。
Charlesが通り掛かったら先日のお礼と今日あったことを伝えなくてはと思っていたのだけど、すぐaté amanhãと言って帰りかかったところを呼び止めて、結局アントワープに行くことにしたということを伝えると、自分にとっても一番好きな街の一つだよと嬉しそうだった。
それから、昨日の今日でVincent Van Duysenの作品が今やっているプロジェクトのレファレンスになったということなんかも。
なんかあったら相談してねと言って帰っていった、ありがたい。