Gute Reise

東大で西洋建築史の研究をしながら設計を勉強している大学院生の日々の記録です。リスボン大に1年間留学を終え、帰国しました。

建築学会大会2016

2016-08-24 | TOKYO・留学準備/スタジオ
建築学会大会に合わせ、昨日から福岡へ。

※建築巡りの内容に関してはまた後日まとめて。

先程自分の卒論の発表をしてきたが、
発表前にサークルの先輩で早稲田M2の先輩に会ってきた関係で
わざわざ私の発表も聞きに来てくださった。

私の充てられていたセッションでは、質問が出なかった場合にも
司会者の方が質問をしてくださるという有難い運営。

私の発表に対しては、
・調査出来ていないかもしれないが、例えば団塊の世代のように、
他の世代の世帯では住み替えは起こっているのか
・段階的な開発というが、どの段階での開発が一番住み替えに影響していると思うか
という2点を聞いて頂いた。

これにて私の卒論関係の活動はようやく終わりであり、
修論や就活に向け、リスボンで修行である。

スケール感

2016-08-08 | TOKYO・留学準備/スタジオ
都市計画系のインターンに、8日間。

業務内容は、ある計画道路の沿道デザインのプレゼンテーションに向けた、リサーチとデザインだった。
資料整理、現地調査、配置計画、デザイン、プレゼンテーションを行い、今日終了した。

満足な結果になっていない言い訳としては、時間が全然足りていなかったことと、建築と都市工の、スケール感の違いがあげられるが、
私の描いた絵から、私が普段やっているスケール感で伝えられるはずの良さが全然伝わってこないと、
つまり、苦手なことを苦手なままにしていた私に、得意なことで見せられたでしょうといったアドバイスをくださった方がいた。

また、同じ方に、都市のスケールの先には建築が、人の生活があるわけで、そういうことを想像すると、街を見る目が変わるんじゃないかと言っていただき、
なんだかスタジオで川添先生から言われた、2次元から3次元にいこうという話にも繋がる気がした。

リスボンでの課題は、断面で考えるトレーニングと、そしてスケールの感覚を掴むこと。
2年後のリベンジを都庁の光に誓った夜だった。