Gute Reise

東大で西洋建築史の研究をしながら設計を勉強している大学院生の日々の記録です。リスボン大に1年間留学を終え、帰国しました。

月曜日・火曜日

2017-02-22 | LISBOA・FAUL
月曜日

文学部近くにある、ポルトガル国立図書館、Biblioteca Nacional de Portugalへ。

仕組みがやや面倒で、まず読みたい資料を検索し、それをカウンターに依頼、その後閲覧室の席番号が記載されたレシートをもらって席に着き、係の人が席まで資料を持ってきてくれる。
ただ勉強をしに来た、という場合には落ち着いた雰囲気の閲覧室を利用することは許されておらず、手前のやや煩雑に机と椅子と検索用のPCが置かれた部屋しか利用できない。

初めて行ってみたのだが、閲覧室利用の仕組みが複雑なところを除けば、リスボンの都市計画図など公式の資料がいっぱい収められていてそして閲覧室の雰囲気や休憩用のテラスの感じもよかったので、今後沢山通い詰めることになりそう。




PDFにしてもらうコピー室のおじさんがポルトガル語オンリーだったのだが、筆談と、一方通行の英語と一方通行のポルトガル語(とパッション)で必要なページ数などを伝え、USBに入れてもらう。
スキャンしてもらってる間、自分の作業ができるなんてめっちゃ便利!と思ったのだが、きっちりお金を取られる。
なるほど、今回は電子辞書を家に忘れてきて、スキャンをとって家でゆっくり読もうだなんて考えてしまったけれど、今度からはなるべく現地で読んでどんどんパソコンに記録し、本当に必要な図版等に絞った方がよさそうだ。


帰りにSaldanhaの日本食スーパーに行き、帰宅。
ちょうど、母からの小包が届いており、レトルトカレーが手に入る。
この日ごはんを炊いていたところだったので、早速夕飯をカレーにする。




火曜日

朝は月曜日に日本食スーパーで買った納豆を食べる。

昼過ぎにドローイングの授業のため大聖堂へ。
実は、アルファマ地区にこの半年間行ったことがなく、初めてきたのだが、綺麗なミラドウロ(天然の展望台)があったり、週末また改めて来ようと思った。



授業では、なんともうハンガリーに帰ったものだとすっかり思い込んでいたAgnesや、メキシコ人の男の子(名前は聞けていないが、Portoの小旅行に来ていた)もいて、驚いた。

先生に、大聖堂行ったことある?と聞かれ、実はまだないんですというと、これは素晴らしいから見た方がいいよ。
勿論パリのノートルダムとかの方が立派かもしれないけど、これも見ておいた方がいいとオススメされる。

授業中、大聖堂前の階段に座って絵を描いていたのだが、観光客用のトゥクトゥクが手本を見せる先生の視線を阻んでいて、何度もちょっと授業なのでそこ開けてもらえる?と交渉が行われた。




帰ってから荷物を置いて、Pingo Doceで買い物。
簡単な野菜のスープを作る。

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