<「長仙寺」、「千刈田」の風景>
●歩いた日:2024年9月4日(水)
●歩いた所
・板見内:一ツ森、弥兵衛谷地、大荒田、大面、荒堰、続橋、八幡堂、百目木、千刈田、長仙寺、北畑、二合田、二井関、刈又
・福 田:川原道下
・堀見内:穴沢
・払 田:荒堰、烏川 ※「払田」は「旧仙北町高梨」に属する。
・本堂城回:北館、館間 ※「本堂城回」は「旧千畑町千屋」に属する。
●歩いたログ(足跡)(道のり8.4km)
(以上の地図:国土地理院地図に加筆)
(📸006の)酒蔵跡のすぐ脇の角にも道祖神が祀られている。
(「長仙寺」の一角)
真っ赤で大きな目と口のお面が道を見下ろしている。小さな子供が見たら怖がりそうだ。この道祖神も人型になっている。上半身の飾りは鎧を模しているのだろうか。
ところで、「板見内」の中心集落と思われるこの辺り、地理院地図には「上本郷・下本郷」と記されている。しかし、字地名を調べると「本郷」という地名は出てこない。本村、中心集落を意味する「本郷」はここでは通称なのだろうか。
字地名は、歩いて来た道の南側は西から「続橋」、「百目木」、「千刈田」、北側は「八幡堂」、「長仙寺」である。
両側に家々が連なる道をさらに東に向かう。道が左に折れる角で振り返る。
📸007:「長仙寺」、「千刈田」の風景
道の両側に水路が走り、塀の奥の広い屋敷にゆったりと家が建つ。農村集落らしい景観である。
道右(北)側は「長仙寺」、左(南)側は「千刈田」。
この角から北に少しだけ行ってすぐ右に折れてまた東に向かう。
📸008:「長仙寺」、「千刈田」の風景2
道が狭いだけにかえって昔の風情を残している感じである。
ここも道右手が「長仙寺」、左手が「千刈田」。
さらに少し行くと小さなY字路になっている。
(「北館」の一角)
右手に行くとすぐ「矢島川」にかかる橋であるが、中央やや左寄り、Y字路のところに案内標識が立ち、この辺りから先が「美郷町」であることを示している。
調べると、右手前の家は「板見内」の「千刈田」(「大仙市」)で、道の左手から奥の家々は「旧千畑町千屋」(「美郷町」)の「本堂城回」の「北館」である。
道に集落排水の排水溝の蓋がある。その文様を写したのが次の写真である。
平成の市町村合併前に作られたらしく、「せんはた」の文字が入っている。文様は、「千屋」の「一丈木」にある新日本街路樹百景(松・杉並木)にちなんで松の木をデザイン化したもののようだ。
ところが、この蓋からわずか2m程しか離れていないところに別のデザインの蓋がある。その写真である。
こちらには「せんぼく」の文字が入っている。文様は「払田の柵跡」に再現された「外柵南門」と「アジサイ」の花が描かれている。
二つの町が張り合っているようで面白い
(④に続く)
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