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ふるさと!-秋田仙北平野を歩く-

ふるさと秋田の「仙北平野」をくまなく巡り歩き、その写真とエッセイを掲載します。

★2019秋、真昼岳(その2)

2019年09月28日 | 山・麓歩き

<「北ノ又岳」肩から峰越登山口方面を望む>

●登った日:2019年9月21日(土)

●歩いたログ(足跡)(歩いた道のり:往復6.3km)

(以上の地図:国土地理院)

●GPSによる標高図

(GPSデータを「カシミール3D」の加工した図)

 三脚にカメラを据えながら、見晴らしの良い周囲を双眼鏡で熱心に観察している兄さんの立つ小高い場所を過ぎて、「北ノ又岳」への急坂に至るまでは平坦な道である。道端に「ウメバチソウ」、「リンドウ」、「トリカブト」が花を咲かせている。とりわけ「トリカブト」は猛毒があるとは思えない鮮やかな青い花を密集させている。その道の途中で振り返る。

(「和賀岳」方面を望む)

 奥のピークが「東山」で最も高い「和賀岳」。「仙北平野」からも目立つこの山にはまだ登らずじまいで、一度は頂上に立ってみたいと思っている。しかし、「旧太田町」の「真木渓谷」の奥にある登山口から、「薬師岳」を経由して(「薬師岳」までは登っている)頂上までは4時間以上の道のりで、今の体力では少し無理かなとも思っているが・・・!。

  下に車で登って来た林道が見える。

 ほぼ同じ場所から改めて「北ノ又岳」を見上げる。

(近くから「北ノ又岳」を見上げる)

 頂上にまっすぐ向かう道が見えるが、頂上の少し下から左に分かれて左肩の尾根に出る道もあるので、そちらに道をとる。 石ころの多い足場の悪い道で、尾根直前のロープを張ってある急坂を慎重に登る。登り切ったところで振り返る。

📷001:「北ノ又岳」肩から登山口方向を望む

 足元にロープが張られた急坂が写る。

 右上寄りの茶色っぽい小高い場所の向こう側が登山口である。その奥に尾根筋を北に向かう登山道が見える。左側に我々が車で登って来た「秋田」側の林道、右側に「岩手」側の林道がのぞく。

 肩には出たものの、すぐ目の前にある頂上からの眺めも見てみたいと思い、いったんそちらに向かう。

(「北ノ又岳」から北を望む)

 下に黄金色の「仙北平野」が広がる。やや霞んでいるが、平野部中央の奥が「旧中仙町長野」、その右手の黒っぽい低い山が横たわる辺りが「角館」の街である。右奥の平野部は「旧西木村西明寺」か。一番奥にかすかに見える山並みは「秋田市」の東に連なる「太平山」の山系。

 頂上から引き返し、急な坂を懸命に登ったのに下るのはもったいないとぼやきながら、尾根筋を北に進む。「北ノ又岳」のすぐ南にある小ピーク(ログ地図に明示)を過ぎ、さらに下った辺りから「鳥海山」が望まれる。

📷002:「鳥海山」を望む

 霞んでいるが、「鳥海山」の長い稜線がよく見える。右側稜線上のピークは「稲倉岳」か。ところで、「鳥海山」の頂上一帯は「山形県」に属し、地図を見ると、その北側にある県境は、尾根筋などをたどっているのではなく直線的に引かれており、何か人為的な意図?が感じられる。と余計なことまで書いてしまった。

 「鳥海山」の方向、平野のまん中にこんもりした小山がある。「旧仙南村」の「飯詰駅」のすぐ近くにある「飯詰山」と思われる。

 さらに少し進んで平野を望む。

📷003:「西山」方面を望む

 毎日見上げている「西山」がずっと下の方に見える。中央の大きな森のような所は「払田の柵跡」のある「長森・真山」である。

(その3に続く)


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