春になると、我が家のささやかな庭では「レンギョウ」、「梅」、「枝垂桜」、「ハナモモ」などが次々に花を咲かせ、それを見ると何とはなしに心が浮き立つような感じがします。
そして、こうした花々と同じくらい、心を楽しませ、元気を与えてくれるものがあります。それは、これも次々に萌え出してくる庭木の新芽、新葉です。
これは開き始めた「ナラ」の葉っぱです。生まれたばかりの葉っぱが日射しを受けて輝いております。
確か、近くの里山に行った時に芽を出している「ドングリ」を見つけ、掘り出して来て庭に植えたものです。毎年春になるとこのように葉っぱを出し、春の息吹を感じさせてくれます。
背景は「枝垂桜」です。
近寄って見ます。
黄緑の葉っぱが銀色の産毛のようなものに覆われており、初々しい赤ちゃんの肌にようにも感じます。
茶色の切片のようなものは、蕾を覆っていた殻のようです。
次は「モミジ」の新葉です。
蕾から葉を広げ始めた姿で、これも初々しさが感じられます。こんな葉っぱを見ると、春の息吹ばかりでなく、少し大げさかもしれませんが、木の命の力強さのようなものを感じます。
黄緑に輝く「モミジ」です。
よく見ると、まだ開いていない葉っぱも見えます。こんなに優し気な黄緑はなかなか見ることができないと思います。
次は、生垣の「エゴノキ」の葉っぱです。
こちらの葉っぱは、赤ちゃんから少し成長した姿になっているようで、同じ黄緑でも鮮やかに輝く黄緑です。
「エゴノキ」は初夏の頃になると、下向きの小さな白い花をたくさん咲かせ、清々しさを感じさせてくれます。
こんな庭木の葉っぱの赤ちゃんをみると、なんとなくうきうきした気持ちになり、元気をもらったようにも感じられ、この時期は、一年のうちで一番好きな季節です。
(終わり)
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