ふるさと!-秋田仙北平野を歩く-

ふるさと秋田の「仙北平野」をくまなく巡り歩き、その写真とエッセイを掲載します。

★旧大曲市大曲を往く-4(街中歩き)(その1)

2020年02月03日 | 旧大曲市を往く

<「大曲」の街中歩きの足跡>

●歩いた日:2019年12月9日(月)

●歩いた所

 ・大曲:通町、中通町、黒瀬町、大町、上大町、栄町、上栄町、日の出町、金谷町
  ※ いずれも新町名である。正式には町名の前に「大曲」が付く。

●歩いた位置

●歩いたログ(足跡)(道のり5.8km)

(以上の地図:国土地理院)

※ 市街地で見づらいですが、ご容赦願います。

 前回のブログの最後に書いたように、昨年の12月上旬はドカ雪に見舞われ(その後はずっと気温が高く、2月に入っても積雪0㎝の記録的な暖冬ですが)ました。大雪が降った直後でしたので、農村部だと車を停める場所を探すのに難儀するだろうと思い、有料駐車場がたくさんある「大曲駅」前に車をおいて、「大曲」の街中歩きをすることにしました。
 「大曲」の市街地については、「大曲駅」の西側、「朝日町」、「白金町」などは「花館を往く」、「花館を往く-2」で、また、「雄物川」沿いの「船場町」、「浜町」などは「大曲を往く-2」で歩き、投稿しました。今回は「大曲駅」からまっすぐに延びるメインストリート、現在は「花火通り」と名付けられている通りからまっすぐ南に向かい、「大曲農業高校」(「金谷町」)や「大仙警察署」(「日の出町1丁目」)があるところから、往路のすぐ東側を走る道を引き返してきました。
 歩いた道は「江戸時代」の「羽州街道」とだいぶ重なるようです。どの部分がかつての「羽州街道」であったかについても調べながら、本文を書き綴っていきたいと思います。

 それでは、本文に入ります。

 「大曲駅」前にたくさんある有料駐車場の一つに車を置いて、まずは駅に向かう。

📷001:「大曲駅」西口

 駅の西口である。大雪が降って間もない日だったので、道端に雪が積み上がっている。
 「花館を往く」で書いたように、H9年に「秋田新幹線」が開通した直後に橋上駅舎に改築された。斬新なデザインで通産省のグッドデザイン賞を受賞したと聞いている。
 かつて一面の田んぼであった駅の東側に「大曲バイパス」(「国道13号線」)が開通し、それに伴って多くの店舗や住宅が集まったことから、新しい駅舎には東口も設けられた。
 時計塔の脇に花火玉の大きな模型が見える。駅の入口まで行ってこちら側にカメラを向ける。

(「大曲駅」の前)

 「大曲駅」前は、駅への道も含めて五差路になっている。右奥から駅に来たところ。
 駅を含めこの辺り一帯は「通町」である。冒頭にも書いた通りこれは新町名(S39年から)で、「地名への・・」によると、以前の小字、「土屋館」、「黒瀬(大曲?)」、「花館黒瀬」、「鍋倉」の一部が合わさってできた町とある。私ぐらいの年代(70歳になってしまった)で、「大曲」を知る人、縁がある人にとっては「土屋館(ドヤダテ)」、「黒瀬」(「黒瀬」は新町名としても残っている)は懐かしく思われるのではないだろうか。以下、この記事に出て来る町名は全部新町名である。それぞれの町名のかつての小字名は、別途「ブログ地名一覧(旧大曲市)」に掲げるので、興味のある方はご覧いただきたい。
 橙色のアーチに「花火通り商店街」の看板が下がるところがこれから向かう道。その看板の近くまで行って通りにカメラを向ける。

(「花火通り商店街」の入口)

 まっすぐ南に延びる「花火通り」は写真のように狭い通りで、かなり昔から一方通行になっている。
 右側の茶色のビルの一階に「お菓子と民芸 ほうげつ」(豊月?)の字が見える。駅前は区画整理事業により昔とは様変わりしてしまったが、この店は昔と変わらず、駅前のこの場所で営業を続けている。

(その2に続く)


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