TWP これ…、何回目のブログです?

まぁ長続きしないんです。アウトドアと酒とサバゲとカスタムドールとイラスト。「めいんてなんす」再開しますた。

SIG P226E2

2011-09-29 23:14:34 | サバゲ


“SIG SAUER P226”といえば、1982年に始められた「米軍制式サイドアームトライアル」に採用されるべく、P220をベースに改良された高性能自動拳銃である。トライアルには敗れたものの、その性能の高さからアメリカ海軍特殊部隊SEALsなどで非公式ながら使用され、錆に強いステンレス製強装弾対応スライドや、ライトなどを装備できる20ミリマウントレイルを採用するなど、更なる改良が加えられていった。

“SIG SAUER P226 E2”は、2010年に発表された最新改良モデルである。E2(Enhanced Ergonomics)と名称が付いたこのモデルは、人間工学に基づく改良が加えられ、従来モデルの優れた点を引き継ぎながら、より多くの人々が使用できるように進化した。
まずグリップのデザインが変更され、従来のネジで固定されているグリップパネルから、左右のパネルを合わせて一体型となったワンピース構造のものになった。新しいエルゴノミクスポリマーグリップは、内部構造の変更によりスリム化され、手の小さい人でもしっかりと握れるものとなっており、汗や泥などが付いてもしっかりとホールドできる滑り止め効果を備えている。さらにトリガーのストロークを約60%短縮できるショート・リセット・トリガー(SRT)が標準装備となっており、素早い連射を可能とする。(○イのHPより)

細身のグリップは若干心許なくも握りやすく、軽快なブローバックです。
元々○イの226は群を抜いた命中精度という噂。買わない訳にはいきません。
スライドとフレームも色を変えていますが、少しオモチャっぽいので、塗りなおそうかしら。
右側面の「E2」マークは刻印ではなくプリント印刷になっています。実銃もそうなのかな?

やっぱ、いい銃だね。

Barret M99

2011-09-28 00:56:33 | サバゲ



バレット・ファイアーアームズ社が開発・製造している大型の狙撃銃である。軍事目的で開発されたため、兵士が一人で運用できる重量や操作性と火力の両立を目指している。ヘリコプターのローター部分や装甲車の薄い装甲部分などにも損傷を与えられるよう、ブローニングM2重機関銃等で使われている12.7mm×99弾を使用する。焼夷弾と徹甲弾の他、炸裂弾の効果を併せ持つRaufoss Mk 211も使用される。

12.7mm×99(50BMG)弾は、約40g以上あり、初速800m/s以上で発射される為、その反動が強大で射手の負担を軽減する為に、銃口部に大きなマズル・ブレーキを装着させ反動を横方向に逃がすと共に爆風によって起こる土埃から射手の位置の発見率を低減させている(尤も、砂漠などの環境では砂埃で丸見えになるが)。
特殊作戦においては強力な貫徹力が壁越しの対人狙撃に有効な為特殊部隊では重宝されている。しかし50口径弾の対人狙撃は、その強力な衝撃力からあまりにも非人道的として国際法上の問題から禁止されている。

大元の原型であるM82は1982年に開発され、1986年には改良型のM82A1が開発された。過去に対戦車用として同口径の弾薬を使用するライフルが存在したため対戦車ライフルと表現されることもあるが、現在配備されているような戦車の装甲を貫くことはできず、陣地、軽車両を標的とした対物ライフルに分類される。

このM82を、運搬しやすいよう小型軽量化し、ブルパップ式を採用することで全長を短縮したのがM95。それをさらに簡略化、軽量化したものがM99。M95と同様にボルトアクション式で、弾倉が廃止された単発の狙撃銃となっている。命中精度は非常に高く、1000ヤード(約915m)での着弾範囲が4.09インチ(103.88mm)以内に収まったという世界記録を持つ。

写真はお中華SWのコッキングライフル。側は非常に頑丈なスチールプレートで、とにかく重い。バレルはアルミいの多分鋳造品。全体に大柄なボディにマルゼンAPS2の機関部を丸ごとコピーしてボルト止めしてあります。
APS2準拠ということで、精度の高い社外品を組み込むこともできますが、何か全体に歪んでいたり、ネジ切りがまっすぐじゃなかったりで、カッチリした出来ではありません。この微妙に精度が出ていないところがお中華の醍醐味なのでしょう(シアをトリガー連動のエレベータで押すなんてのは止めてね)。精度出すには、かなり気合の入ったチューンは必要な気がします。

M82の電動買っちまおうかな。

S&W M19

2011-09-25 21:04:21 | サバゲ


スミス&ウェッソン社が1955年に開発したリボルバーである。通称「コンバットマグナム」。
「M66」はバリエーションとしてのステンレスモデルの名称。

設計には当時のコンバットシューティング第一人者であったビル・ジョーダンの意見を取り入れ、調整可能なリアサイトを持ち、高威力の.357マグナム弾を使用する拳銃でありながら、軽量な.38スペシャル口径用のKフレームを採用することで携帯性を高めており、職務上、常に拳銃を携帯する警察用としてアメリカで広く採用されていた。
その一方、構造は.38スペシャル弾薬用の中型フレームである為、.357マグナムの強装弾を多用するとシリンダーの歪みや破損などを起こすことがある。

○イの24連発のリボルバーシリーズの一丁。もう一つのパイソンは生産継続していますが、こっちのM19は今では作っていない様です。元々はカート1発分の中に4発仕込んで24連発としていましたが、即効でリアルカート仕様にしてしまいました。横のスピードローダーはアンクルで買った500円ナリのコクサイのモノ。サムピースもコクサイの余っていたものを使い、ローダーが引っかからない様になっています。
メインスプリング・バルブ・バレル・バレルテンションスプリングなど換装していますが、ガスリボルバーにありがちなパワーロスはあまり改善せず、少なくとも自己満足銃。

CZ75 1st

2011-09-19 22:30:23 | サバゲ


名称のCzはチェスカー・ズブロヨフカ国有会社(チェコ兵器廠国有会社(チェコ語 : Česká zbrojovka, n.p.:ČZ、1992年民営化)にちなむ。主任設計者はFrantisek Koucky。

1968年、輸出市場向けに9mmパラベラム弾薬を用いる拳銃を開発することが企画され、軍や警察の需要を見越して、複列(ダブルカラム)弾倉を装着することを設計要件に加えた。デザインチームはいくつかの試作品でテストを行い、1975年にCZ-75ピストルが完成した。

ブローニング型ショートリコイル作動方式を採用し、ダブルカラムマガジン、ダブルアクションとシングルアクション両用の引き金機構を持っている。フレームには鋼材を採用し、マニュアルセフティはコックアンドロック方式、フレームがスライドを包み込む結合方式となっている。フレームとスライドの結合はSIG P210と同じ方式だが、噛合わせ部分に異物が侵入した場合に除去されにくく、スライドの指掛け部の小ささから操作ミスを起こしやすい。

CZ-75は、米国市場に紹介されると、工作精度の高い鋼製フレームの耐久性とコルトガバメントモデルとほぼ同一の操作性などがプラクティカルシューティング層に支持され、「世界最高のコンバットセミオートピストル」と評価された。

チェコは当時共産圏であったために、コストパフォーマンスを第一に考える必要がなく、強度のある最高級のスチール削り出し加工で部品を薄くすることができた。これに人間工学的な設計を加えることでグリップ形状に特徴を持たせ、握りやすさを向上させている。西側諸国にも多数が輸出され、東品質に比べて値段が安い優秀な自動拳銃として評判を高めていた。現在でも前期型は高価で取引されている。

写真はMGCの1stバージョン。
確かに握りやすく、スラリとしたフラットサイドで、華奢でありながら堅い面を持った独特な銃です。スライドの噛み合わせが銃のほぼ後ろ半分しか無いのに、高い精度を出しているというのも良い。比べると2ndは急に野暮ったくなってしまいますね。
熱狂的なファンが居るのも頷けます。KSCからも1stのブローバックが出ていますが、未だに入手できず。

エアコキの金型があるんだから○イも出せばいいのに。変にデフォルメされるのは勘弁ですが。



L96A1 (T96)

2011-09-18 13:58:58 | サバゲ


アキュラシー・インターナショナル社で開発されたスナイパーライフル。その後イギリス軍での狙撃銃トライアルに勝利、L96A1の座を手にした。その後スウェーデンでのトライアルに対応させるためにAW(Arctic Warfare)ライフルへと改良されている。
基本的なメカニズムはボルトアクション式のライフルで、弾薬は脱着式のマガジンに最大で10発まで装填可能。ボルトアクション式小銃では珍しいストレート・ストックは、アルミニウムを芯としたプラスチック製。左右にある2つの成型品を一体化させるためにボルトで連結しており、大型のサム・ホールを装備している。ステンレス鋼製のバレルは、銃床と接触することのないようフローティング・バレルとなっている。そのため、高い命中精度を実現することに成功した。

イギリス軍の狙撃銃トライアルに提出され、その他のイギリス製狙撃銃や外国製の狙撃銃とも比較されたが、最も命中精度が高いと評価され、6×42シュミット&ベンター社製のスコープとともに、イギリス軍の制式採用狙撃銃に選定されることになった。

写真は○善のT96(Type96)。機関部の設計はAPS2と同じの競技用ライフル。外見的な問題はマガジン位置で、給弾ルートの関係で実銃よりもかなり前部にある。○イのVSR10と並んでサバゲでのスナイピング用途では一番使用頻度が高い銃です。重量バランスも悪くない。
電動使いの中で、コイツでヘッドショット捕れると思わずニヤリとしてしまいます(その代わり、頭狙わないと気づいて貰えない)

シリンダヘッドとノズルを可変長のものに交換、スプリングを規制値ギリギリに合わせてあります。
シリンダ内部には消音バッファを入れてあるので、結講静か。
○イのL96も気になりますが、今のところ浮気する必要は無いでしょう。

H&K P7M13

2011-09-16 00:36:15 | サバゲ


H&K P7は、ドイツの銃器メーカーであるヘッケラー&コッホ社が開発し、2007年まで製造(販売は2009年4月現在も継続中)していた自動拳銃である。
P7はH&K社特有の独自構造を持ち、1976年に西ドイツ警察の制式拳銃、PSP(Polizei Selbstlade-Pistole)トライアルに提出され、ワルサーP5、SIG/SAUER P6(市販名P225)と共にP7として採用された。初期にはPSPの名称だったが、トライアルの際に警察側がつけたP7が商品名として使われている。
最も特徴的な機能としてスクイズコッカーという機能が挙げられる。これは、グリップを握ると撃針(ストライカー)が撃発位置まで後退し射撃が可能となり、グリップを緩めスクイズコッカーを放せば安全状態になる機構で、射撃の開始と安全性を両立させた機能である。携行時はダブルアクションと同等の安全性を確保し、初弾発砲時にはシングルアクションの軽い引き金で操作できる利点を有する。しかし、他の銃との操作性が大きく異なり操作の習熟に時間を要し、グリップの大型化を招く等の欠点もありP7以外での採用例はない。
P7M13はP7M8のマガジンをダブルカラム方式にして装弾数13発にしたモデル。

写真は今は亡きMGCが出していたガスブロ。ブローバックモデルとしては多分唯一の製品。
何処製かよくわからないコンペンセイターバレルを黒穴でゲットして付けてあります。
性能はお世辞にも良いとは言えない時代のブローバックです。角材のような握りにくく太いグリップで、ホップアップ機能も付いていません。
なかなか手放せないんですけどね。


IMI DesertEagle .50AE

2011-09-13 23:18:24 | サバゲ


イスラエル・ミリタリー・インダストリーズ社(IMI)とマグナムリサーチ社が生産している自動拳銃。強力なマグナム実包を安全に使用するため、自動拳銃では珍しいガス圧作動方式を採用。 .357マグナム版、.41マグナム版、.41Action-Express(.41アクションエクスプレス)版、.440Cor-Bon(.440コーボン)版、.44マグナム版、.50Action-Express版が存在し、.50AE版は自動式拳銃の中では世界最高の威力を持つ弾薬を扱える。

.50AE版は50口径(0.5インチ)と表記され、S&W M500の使用弾薬の弾頭径0.492インチを上回り、拳銃用弾薬としては最大となる。発射された弾丸の運動エネルギーはAK-47等に使用されている7.62x39弾と同等であり、NIJ規格レベルIIのボディアーマーを貫通する能力を持っている。

.44モデルからは“ポリゴナル・ライフリング”と呼ばれる、溝のないタイプのライフリングが使用されている。同ライフリングは軍用小銃の銃身を大量生産するために開発された製法であり、射撃後の掃除が楽という利点があるが、銅系合金などで被覆された弾頭(コパーヘッド)しか射撃できないといった不自由さがある。

マグナムにありがちな「小柄な人間や女性、子供が撃つと肩の骨が外れる」など誇張した表現がまま見受けられるが、現実には射撃姿勢や扱い方に注意を払えば、非力な人物でもデザートイーグルを撃つことは可能である。逆に姿勢を崩すと腕力が強くてもバランスを崩しやすく事故の原因となる。
射撃時の反動は非常に大きいが、銃自体の質量も大きく、ボルトやスライドの後退動作によって、射手への反動の伝達が遅延され体感される反動は同種の弾薬を使用する回転式拳銃に比べれば小さい。

.44マグナム版をベガスで撃ったことがあります。マズルジャンプの角度はハンパないですが、手首への反動はマイルド。言うならば「グニャリ」とした反動です。さすがに銃本体が重いからかも。
しかしながらリムドの弾だからか、ジャム(排莢不良)トラブルが1stマガジンで1回ありました。これは多すぎます。これでは軍用ハンドガンとしては信用できません。

写真は○イの.50AE。でかくて重いスライドの割には快調なブローバックです。後ろ半分がちぎれて吹っ飛んでくるかもと思うくらいガコガコ動いくれます。なかなか良い買い物でした。
インナーバレルが6インチ分しかないので、どこかに10インチが無いか探しています。ま、実際入れるとレギュオーバーするんですけどね。

H&K PDWインドアカスタム

2011-09-12 22:20:21 | サバゲ


H&K G3の技術を応用し、9x19mm拳銃弾を使用する短機関銃(SMG)として開発された。 MP5は、当時多くの短機関銃で採用されていたオープンボルト撃発ではなく、ボルトを閉鎖した状態から撃発サイクルがスタートするクローズドボルト撃発と、ローラー遅延式ブローバック機構を取り入れたことで銃自体の振動が抑えられ、フルオートマチック(連射)時のコントロールが容易となった。

1966年に登場したMP5であったが、高性能ゆえに高価で、泥や砂に弱いことから、戦場などでは信頼性が低いのが難点とされた。1977年、ルフトハンザ航空のボーイング737型機が、「黒い九月」を名乗るドイツ赤軍とパレスチナ解放人民戦線(PLOのファタハの傘下組織)の混成グループ4人にハイジャックされる事件(ルフトハンザ航空181便ハイジャック事件)が発生した。ソマリアのモガティシオ空港でこの事件の対処に当たった西ドイツの対テロ部隊(GSG-9)は、MP5を装備して機内に突入、同時に世界で初めて突入時にスタングレネードを使用し、テロリスト3名を射殺、1名を逮捕、人質全員をわずか5分で救出した。

この成果により閃光弾と MP5 の有用性が世界に知られ、先述の過剰性能と判断された評価も「精度を要求される、特殊部隊用短機関銃」と言う位置付けへと変化し、短機関銃の新しいカテゴリーの始祖的存在となった。

写真はMP5短銃身版のクルツにストックを装備したPDW(個人防衛用装備)。本来は折りたたみのストックだが、ちょっと改造してM4用のテレスコストックにしてあります。内部のセクターギアも2枚削って、9.6Vで回すと秒間28発のハイサイクル。
ハンドガードは樹脂製のRAS(多分、○善クルツに使用されていたもの)に換装。ミニランチャ装備でインドア仕様。電動可レギュのインドア戦では主力火器。


M4 Refine

2011-09-10 17:28:46 | サバゲ


M4カービンはM16A2アサルトライフルの全長を短縮し軽量化したM16A2の直系の派生型で、M16A2とは約80%の部品互換性を持つ。初期型のM4はM16A2同様のセミオートと3発バーストの発射機構を持つが、改良型のM4A1はバーストに代えてフルオート機構を備えている。M4A1は連続したフルオート射撃による加熱に耐えるために肉厚の銃身を採用している。
しかしながらM4カービンは短銃身のため弾速が遅く銃声も大きく、ガスシステムが短いため部品にストレスが加わることや、M16A2より速く銃身が過熱する傾向があるなどの欠点も指摘されている。

他のアサルトカービンと同様にM4はコンパクトで、フルサイズのM16と比べて取り回しがし易いため、戦闘車両の乗員や将校らが使用することが多く、またその可搬性のよさから身動きの取りづらい都市部における近接戦闘や特殊部隊、空挺部隊による特殊任務にも幅広く使用されている。1998年にはアメリカ陸軍でM16A2の後継に選定されており、現在ではアメリカ陸軍の兵士の大半がM4を装備している。

首周りが若干弱かったWidoumakerですが、一枚ワッシャをかませてデルタリングをキツめに締めたら良くなりました。
フレーム刻印が左右で違っている(右が水着のネーちゃん・左がドクロのネーちゃん)のがお気に入り。

此頃ゲームが無くて持て余し気味。早く涼しくならんかな。


オカルト小噺 「遙か、満州に」

2011-09-10 12:35:49 | オカルト


【遥か、満州に】

1945年8月。
中立条約をを破ってR国が攻めてきたとき、じいちゃんは技師として中国で発電所を建造中だった。召集はなかったらしい。
当の発電所は、ほぼ出来上がっていたという。

「R助の鬼が来る」
当時はその噂で持ち切りで、日本人集落は震え上がっていた。
日本軍は守ってくれるのか?ここの住人はどうなる?
しかし関東軍は、その時にはいつの間にか引き揚げてしまっていた。
いつもは偉そうな軍人さんなんて、誰も残っていなかった。
ようやく、混乱の窮みになっているだろう開拓団総本部から指示が来た。
発電所の工事は無期限に中止。
開拓団は急ぎ、内地への引き揚げの準備をせよ。
建造途中の発電所施設ハ、軍機ユエニ敵ノ手ニ堕チルコト能ハズ。

破壊セヨ。と。

この集落に居る皆は、日本人で在るが故に、ここで作り上げた全てを捨てて、ここを引き払わなければならない。今すぐに。
ここで頑張っても、犯されて、略奪されて、殺されるだけだ。
ここまでだ。
同僚数十人と発電所に向かう折、じいちゃんは泣き叫ぶ、まだ子供だった伯母さんとお袋を抱えたばあちゃんに、一振りの刀を渡して、言った。

「R助の鬼が来て、酷いことをされそうになったら、これでみんな死ね」

じいちゃん達は急ぎ発電所に向かう。まだ敵の姿は見えない。
その朝は夏なのに霧が濃く、不気味なくらい静かだったそうだ。

じいちゃん達は泣きながら、運びきれなくなった、自分で引いた設計図を全て燃やしたという。
そして殆ど出来上がっていた施設を、殆どぶっ壊した。

埃だらけで帰ってきた時、幸運なことに、まだ「鬼」は来ていなかった。
泣き疲れた娘達を、上がり口の板敷にそのままの格好で寝かし、ばあちゃんは一人、暗がりの中で目を爛々とさせ、刀を携え、息を潜めて正座して待っていたという。
そしてそのあと家族は文字通り、鞄一つで逃げた。

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夏が終わって秋が来て、瞬く間に10月にも関わらず地面が凍り始めた。
道端に生えている、痩せて凍ったニンジンは、リンゴの味がしたという。

延々と続く冷たい泥に足を取られながらも、ようやくごった返した港に出た。
中国人の人買いが寄ってくる。ここまで来たのに、ここで力尽き、とうとう手放された子供達を狙ってる。
切符を買うために鞄の中身は殆ど無くなった。
命からがらようやく乗り込めた舞鶴行きの船は、最後から二番目だったそうだ。
じいちゃんの口から聞けたことは余りに少ない。それ程じいちゃんは語るのを拒んでいた。

思う。
どんな恐怖の中で、どれだけの悲しみと怒りと絶望を置いてきたのだろう?

遥か、満州に。


-終-


FN Five-seveN

2011-09-09 22:33:06 | サバゲ


FN Five-seveN(FN ファイブセブン)は、ベルギーのFN社が開発した自動拳銃。P90用サイドアーム(補助兵器)として開発された。名称は5.7mm弾を使用することに由来し、「Five-seveN」と表記されるのは、FN社の名前に由来する。

弾薬にP90と同じ5.7mm×28弾 SS190を使用する。この弾薬は小銃用の弾薬をそのまま短くしたような形状で、高い初速で発射されるため貫通力が高く、100mほどの距離があってもボディアーマー(NIJ規格レベルIIIA以下のもの)を貫通するとされる。
スライドはプラスチックで覆われているため、表面温度は素手で触れる程度にしか上昇しない。

リ・イマジネーションGALACTICAにも正式の軍用拳銃として登場していましたね。
実銃は完全に樹脂で覆われているので、パッと見でオモチャの銃のようです。プラスチックの成形技術は日本のメーカーがダントツなので、実は実銃よりも程度が良く見えるとか。
45ACPよりも細長い弾薬なので、グリップは前後に長く、独特の握り心地。6mmBB弾よりも口径が小さい弾なのでバレルが華奢なのが、うーんという感じ。

写真は○イの57ですが、結講ゲームユースにも使えます。マガジンが大きいのでタンク容量が稼げるのと、伝導効率が良いみたい。全体の形は好みが分かれそうですが。

Ithaca Model 37 Sawed-off

2011-09-09 01:15:32 | サバゲ


「イサカ・モデル37散弾銃はまだ生産で最も古いポンプ・アクション散弾銃のうちの1つである。
それは1937年に導入され、意匠がジョンMによって取られた設計に基づいた。1915年に茶色になり改善されるは、1931年にイサカ・ガン社のハウランドを略奪する。もとは茶色になることは、レミングトン・アームズ社に彼の設計を売った。しかし、後のイサカ・ガン会社はレミングトンからこの設計を買い、それ自身の散弾銃を構築し始めた。
モデル37はブラウニングの特許が取られた底放逐特徴のおかげでその軽量および両手利きの取り扱いで知られている。それは多数のバージョン、および様々な口径において利用可能である、
しかし、警察のために、セキュリティと防御は使用する‥‥最も適切‥‥12のゲージ・バージョンである。現在の生産モデル37「国土安全保障」は民間の自衛使用を意図し、警察武器として使用することができる。特別のよりコンパクトなバージョンは特に警察使用のために開発され、モデル37「張り込み地区」として知られている。

この銃は、より一般的な残部の代わりに、より短い樽およびピストル形の握りを特色とする。モデル37は、アメリカで様々な警察およびセキュリティ・ユニットによって広く使用され、まだ、十分にポピュラーだった。

モデル37は従来の手動操作のポンプ・アクション散弾銃である。それは、標準構成の中に4つの巡回を保持することができる管状のunderbarrelマガジンを使用する。樽ロックはレシーバー屋根中の休憩へボルトの後部部分を傾けることにより達成される。

レシーバーは鋼から作られ、3インチのマグナム・シェル(現代版だけ!)を扱うがしかし十分につくために十分に強い。反対の飛び出してください、押しボタン・タイプ・マニュアル安全性はトリガーの後ろに用心鉄に位置する。

モデル37の最も有名な特徴はブラウニングによって設計されたその底放逐システムである。レシーバーの底の同じウィンドウは、マガジンをロードし、かつ使い切ったカートリッジを放出するために使用される。モデル37散弾銃は、通常単純な玉光景および木製の備品を装備している。」


…上記は英語サイトのModern Firearmsの原文をエキサイト翻訳したまんまです。
まぁ、利き手を選ばず、スチール削り出しのレシーバーは薄く作っても強く軽量、排莢とローディングゲートを兼ねたレシーバーボトム…という訳で、細身で軽いショットガンだということです。

前回のフェザーライトを入手後、もっと手近に置いておきたい一丁として購入。韓国ドンサン社製です。KTWさんとドンサンの仲の良さは結講微笑ましくも感じます。ワリバシマガジンの使い勝手は別として、いつも傍らに置いておきたい愛嬌者。
背中に背負えるスキャバードが欲しいですね。

SPAS12 Shorty

2011-09-07 01:06:18 | サバゲ


イタリア、フランキ社のディフェンス・システムズ部門が、同社のPA80をベースに設計した軍・警察用散弾銃。完全な戦闘用散弾銃であり、ピストルグリップの採用や大型の照準器など、従来の狩猟や競技用として発達してきた散弾銃とは根本的に異なる。
スチール板をプレス加工して製作された銃床を伸ばせば全長は1mを超え、12番ゲージのシェルを最大で8発装填でき、プラスチックを多用して軽量化を図り、人間工学に基づいて設計されている。ただし、内部構造が複雑で部品点数が多いため、総じて重量は重くなった。
フォアグリップ先端部のボタンを押すことで自動式(セミオート)から手動式(ポンプ・アクション)に切り替えることが可能なコンバーティブル・ショットガンで、ジャム(弾詰まり)が許されない現場では手動式に、制圧力が必要な場合には自動式にとワンタッチで切り替えられる利点が注目されたが、複雑な構造は故障も多く発生した。
「小型の大砲」の異名を持ち、装弾数の多さと速射性能から、アメリカの一部の州では一般販売禁止となっている。(以上、wikiより)

という訳で、○イのSPAS12です。「男たちの挽歌2」でチョウ・ユンファ先生が盛大にぶっぱなしていた軍用ショットガンですね。
3発同時発射のインナーバレルは3本仲良く並んでいますが、長さはヒートガードの先端くらいまでしか無いので、その先のアウターバレルはノコギリで文字通りソウドオフしました。そのかわりあまり流通していないと言われる純正のメタルストックを黒穴でゲット。
いままではインドア戦の主力でしたが、コッキングがとにかく重いので…。イサカさんに浮気中。

ですが、ショットガン好きとしては、当然持っておくべき一丁です。



オカルト小噺 「塵芥;ごみ」

2011-09-05 22:55:39 | オカルト


【塵芥;ごみ】

日付も変わってしばらくした真夜中。飲み会の帰りに、夜道を自転車でとばしてた。
かなり飲んでいた。夜風が気持ちいい。でもこの先のあの交番の前を通ると捕まるかも…
今日は別の道を迂回して帰ろう。

遠回りして、小路のカーブに差し掛かろうとしたとき、ドテラを着てゴミを両手で胸に抱えた、茶髪の若い女が、正面からとぼとぼと歩いているのに出くわした。

ぶつかる程に危険な距離とスピードではなかったが、時刻はまだ日曜日の未明。
ここら辺のゴミの回収は月曜日だろ…とか思い、一瞬、何を捨てるつもりなのか気になってそちらを注視した。

暗がりの向こうに見える彼女が抱えていたゴミは、まるまると布にくるまれていた。
人の形をして、あーあーとか細い声で泣いている。ゴミではなかった。
赤ん坊だった。

『ああ、夜泣きして、外にあやしに出たんだな。若いのに大変だな』当然、おいらはそう思ってカーブに進入しようとしたそのとき、真横で甲高い女の怒号が飛んだ。
叫び続けている。声が後ろに遠のいていく。

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茶髪の母親はこう叫んでいた。
「この野郎!いくらおべっかを使っても無駄だ!」
「おまえさえ居なければ######!」
「だからお父さんに@@@を%%%される!」
「おじちゃんそれは止めて!」
「だからどうした!」
「い、いぃぃ、いいいーー!」
「俺が嫌いなのか?」
「がぁあ、ああ!」
「お母さん、お母さん!」

育児ノイローゼか?それとも統失か?
若い母親だしな。もしかしてDQN親か?父親の方は、ほったらかしかよ…。
あんなことを赤ん坊の頃から怒鳴られ続けるなんて、可哀想だな…
やはりDQNはDQNの輪廻からは逃れられないな…
なんて思いつつ、カーブを曲がり切り、ペダルを踏み込んで加速しようとしたとき、

うしろでゴキュ!という音がした。

面倒くせぇ。音の原因なんて知りたくもない。おいらはもう眠い。帰りたい。
どうせDQN親子の問題だ。おいらは関係ない。
気持ち悪い。猛烈に頭が痛い。割れる様だ。
酒の勢いを借りて、我慢して振り返らずに、無理やりそのまま家に帰った。

家に着き、バファリン飲んでとっとと寝ようと歯を磨いている時、遠くでサイレンが鳴りはじめた。頭が痛い。
洗面台の鏡に写る自分を見て、涙が出た。
止まらなかった。

-終-