おしゃれ道

大好きな物にかこまれて楽しくハッピーに暮らしたい。
そんな私の大好きな物、おしゃれ話。

☆日本の伝統色 「おしゃれ道~勉強みち」

2006-07-28 00:00:04 | 本・勉強

日本の伝統色は十二単衣の平安時代に色数が増え
明治のハイカラ色まで含めると
千色にもなると言われています

 

そんな歴史があるからでしょうか
私は色が大好き
色の組み合わせや、綺麗な色をみると
ワクワクします

 

日本の伝統色の名前の由来は
四季折々の色彩感に深いかかわりがあり
生活の中から作り出されたものといえます

 

とくに植物を身近なものとして
生活をしてきた日本では
植物にちなんだ色名がいちばん多いようです

 

私のお気に入りの色名をいくつか紹介します

 


「桜」  (さくら)

         桜の色からきた色名、平安時代から現在まで
     愛用されている色。
     ピンクにくらべてより淡い紫みの色

 


「撫子」 (なでしこ)

     野生する河原撫子の花からきた色名。
     ピンク系でも少し紫みを帯びた色

 


「鴇色」 (ときいろ)

     国際保護鳥のトキの風切羽と尾羽の一部の
     色からきている
     ピンク系統のなかでも少し黄みがかっている

 


「珊瑚色」(さんごいろ)

     珊瑚からきた色名。
     少し黄みのある中ぐらいのピンク
     洋色名はコーラルピンク

 


「本緋」 (ほんひ)

     緋は火の色に通ずるという考え方がある
     洋色名はスカーレット
     茜の根を細かく刻んで入れた煮汁を
     染料としていた

 


「鳶色」 (とびいろ)

     鳶の羽色からきた色名。
     江戸時代の流行色でもある

 


「萌葱」 (もえぎ)

     春先の芽が出たばかりの草木の色。
     黄緑。

 


「新橋」 (しんばし)

     洋色名、ターコイズブルー
     明治から大正にかけて、東京新橋の
     芸者の間でもてはやされたことから
     この名がついた

 


「群青」 (ぐんじょう)

     中国から渡来した顔料で、飛鳥時代から
     使われていた。
     洋色名、ウルトラマリンブルー

 


「紫苑」 (しおん)

     平安時代から用いられた色名。
     紫苑は2メートルほどになる菊科の植物

 


「利休鼠」(りきゅうねずみ)

     千利休にちなんで、抹茶のような緑を
     帯びたネズミ色

 

 

 

いかがでしたか?

 

どれも美しい名前がついていますね

 

今では生活の場から自然が減り、
色を感じる事が少なくなってしまいましたが


身の回りにある色々な色について
改めて考えてみると楽しいかもしれませんね