台日関係記事

台湾と日本の交流関係記事

有村産業、台湾行きフェリーを6月から全面運休・会社清算へ-日経新聞

2008年05月28日 | Weblog
有村産業、台湾行きフェリーを6月から全面運休・会社清算へ

 会社更生法に基づき再建中の海運会社、有村産業(那覇市、飛鷹昌仁管財人)は6月5日から、沖縄経由で本土と台湾を結ぶフェリーを全面運休する。燃料高騰で再建が行き詰まり、燃料費が支払えなくなった。同社は近く清算する方針。
 同社は県などにフェリー事業の受け皿となる新会社設立を要請する意向。従業員約120人の雇用は継続する。台湾行きフェリーは1995 年に就航。週2便で県内では那覇、宮古島、石垣島、本土では大阪、名古屋に停泊している。利用客は年間約2万人、貨物輸送量は週に約4000トン。保有する貨物船1隻は売却する。
 同社は50年設立。県内の有力海運会社だったが、海運不況などから99年に約250億円の負債を抱え経営破綻。今春、燃料高騰を受けて債務返済緩和などを債権者に申し入れたが、大口債権者から拒否されていた。
日経新聞2008.5.28
http://www.nikkei.co.jp/news/retto/20080527c6c2702727.html

台湾の修学旅行生が来函 70人が函白百合高で交流-北海道新聞

2008年05月28日 | Weblog
台湾の修学旅行生が来函 70人が函白百合高で交流(05/28 14:17)

 台湾の高校生七十人が二十七日、修学旅行で函館白百合学園高を訪れ、英語の合同授業などで交流した。函館に海外から修学旅行生が訪れるのは初めてで、「空気がいい」「街並みがきれい」などと感想を話していた。
 台湾から海外に修学旅行をする場合は、地元の学校と交流活動を行うことになっているという。訪れたのは、台中市の台中第一高と台中女子高の生徒たち。二十六日に成田経由で函館入りした。二十八日まで函館に滞在し、同日には市立函館高も訪問する。洞爺湖、札幌などに立ち寄り、三十一日に帰国する。
 白百合高の体育館で開かれた歓迎会は、台湾の高校生が日本のアイドルグループの曲に合わせたダンスや夏川りみさんの「涙そうそう」の合唱を披露。代表してコウ・シンヨウ君が「北海道は夢のように美しい所。互いの文化の強い架け橋となりたい」と流ちょうな日本語であいさつした。
 その後、三班に分かれて白百合高生とともに大縄跳び(体育)、折り紙(美術)、英会話の授業を行い、授業後はメールアドレスを交換するなどしていた。白百合高三年の高橋のぞみさんは「台湾の人の方が積極的で英語も上手。刺激を受けた」と話していた。
 海外からの修学旅行生の誘致に力を入れていた函館市は「継続して受け入れられるよう、これを機にさらに台湾にPRしたい」と期待している。
北海道新聞(成田智加)
http://www.hokkaido-np.co.jp/news/chiiki/95509.html

留学先でも修士号 札幌国際大と台湾の大学 「二重学位」協定締結へ-北海道新聞

2008年05月28日 | Weblog
留学先でも修士号 札幌国際大と台湾の大学 「二重学位」協定締結へ
(05/28 08:49)

 札幌国際大(村山紀昭学長)は三十日、台湾の高雄第一科技大と、双方の大学院で学び、両大学院の学位を取得できる二重学位制度の協定を締結する。道内の大学が海外の大学と相互派遣型の二重学位制度を結ぶのは初めて。両大学は今秋にも協定に基づく留学生を派遣する予定だ。
 二重学位制度は単位の互換を前提に学生を派遣し合い、学生は修了時に二つの大学の学位を取得できる制度。
 札国際大によると、両大学院の学生は、所属する大学院で二十単位以上、留学先で二十六単位を取得し、双方で修士論文を提出すれば、両大学の修士号が与えられる。年間二人を派遣し合う予定だ。
 二重学位制度は、一九九二年に立命館大学が初めて導入。複数の国で通用する学位を得ることで研究・就職の機会が広がるほか、欧米に流出しがちな「頭脳」を日本に呼び込む効果も期待されており、全国三十七以上の大学が実施している。
 札国際大は以前から台湾留学生を受け入れていたことに加え、卒業生が高雄第一科技大大学院に留学していることが縁となり、協定締結に至った。村山学長は「年間三十万人近い観光客が来道する台湾との結びつきを深め、世界で通用する学生を育てたい」と話している。

北海道新聞
http://www.hokkaido-np.co.jp/news/education/95392.html