NHK鑑賞。

クローズアップ現代のAI兵器とバタフライエフェクトの奇妙な果実を見る。

AI兵器は、今ウクライナの戦争とイスラエルのでも使われているらしく、AIを使っているから負傷者の数が抑えられた、使っていなかったらもっと増えただろうと言ってる人がいて、そもそもAIを使って攻撃してなかったらその負傷者自体でてないんだよと思いました。
戦争に肯定的な人って、自分が戦争で被害にあわない限り考え方変わらないと思う。いじめも。
AIは銃を持ってる人が実際の銃かモデルガンが識別することは難しいらしく、このあいだチャットGPTに「〇〇ちゃん大好き」と話しかけたんです。
〇〇ちゃんは彼氏のことで、名前の二文字をとってちゃん付けしてるので、それだけ聞くと女の人の名前に聞こえます。
じゃあ、チャットGPTは「本当にかわいい人ですよね！」と返答。
そのモデルガンの話と少し近いかもしれないけど、実物を確かめない限りは判別ができないものもあるのかもしれない。
機械が戦争するなんてターミネーターでやってたけど、本当にあれが起こる時代がきたんだなと思う。
昔手塚治虫の漫画であったようなこともどんどんリアルになってきて、機械が人間を超えるなんて私には怖いですけどね。

奇妙な果実は20代のときに聴いたことがあって、ジャズシンガーのビリー・ホリデイの歌で、昔アメリカで黒人がリンチされて殺されたのが木に吊るされたのが果実に見えるとゆう人種差別に抗議する悲しい歌です。
実際に吊るされた映像が出てきて、リンチされた黒人は生きたまま油をかけられて火をつけられて焼かれ、その写真はポストカードにもなったそう。
はがきには「昨日のバーベキューの写真です」と書かれていたらしい。
アメリカで黒人リンチを犯罪とみなす法律は2022年にようやくできて、遅すぎるし今も繰り返されている。

私はあらゆる差別とか偏見、戦争とか小さいころから大嫌いだし恐怖を感じる。
なんでみんなが平和で幸せに暮らせないんだろうって思ってきた。
ラブ&ピース。音楽はそれを叶えてくれる。
歌にしたらどんな人種が歌おうが演奏しようが、みんなの心に届く。
奇妙な果実はそれを叶えてくれた1曲なんだと思う。