無段変速歯車機構・・を創ろう・・その完成

現在何故存在し無いのか、呪縛と其れからの脱出、
新思考、創造への挑戦、雑華厳浄、新しい華、
絶対変速比。

16・無理数の変速比の詳細。

2008-11-22 15:57:24 | Weblog
4・創造への挑戦・・を基に説明していきます。
噛合っている歯車には、近寄り噛合いと、遠のき噛合いが有る、この時1方の歯車の、この2本の歯車が欠落している時、双方の歯車は駆動の縁が切れている、詰まり1対2個の歯車で回転駆動をする為には、最低歯2個分の空間が必要に成り、歯車を偶数当分するので、最低2個セットで偶数当分しなければ成らない、そこで、歯数2X6とすれば、小端基礎歯数は(2X6)X2=24となり、空間歯数は2X6と成る、また切りの良い所で大端基礎歯数を36とすれば、歯数(2X6)で空間歯数は(4X6)で計36と成る、つまり空間歯数(巾)は小端から大端にかけて2から4に変化する。
各歯車に付けた数字 1,3,6,7 で説明していきます。
今1が6を駆動し6の巾の中央に有る時、3と7は縁が切れている、それから回転が進み、3が7に噛合い始める、それから1が6の噛合いから外れ、間をおいて次の1が6に噛合い始める、それから3が7の噛合いから外れ、間をおいて次の3が7に噛合いを始める、是の繰り返しで回転駆動を補完しながら回転している。
なお、1と3のオーバーラップ部分は小端部に往くほど多くなり、大端部に往くほど少なく成る。
つまり、この歯車システムは歯数24から36までの間で無理数も含めて小数点以下全ての数の歯数を持ちアナログ的に変化出来る。

15・無段変速歯車機構の歯車系統図

2008-11-21 15:31:31 | Weblog
系統図書かせて頂きました、1-1と3-1がセットで、変速への入力側で、遊星支持腕から取っている、また1-2と3-2がセットで、変速の出力側で、内歯車に出力している、此の場合、1-1が入力で3-2が出力だから、全体が調和しながら回転し、1-1と3-2は逆回転しているので、差動歯車では同一回転方向になる、それ故・7・の云うように無段変速歯車機構全体の入力軸に対し出力軸の回転数は同一方向に3/2から絶対0回転其れから逆方向に2/3へと無段階に変化する。

14・無段変速歯車は一方の歯数は必ず無理数への変化が必要

2008-11-20 10:29:02 | Weblog
無段変速と言うのは例えば1対1から1対2に変化させる場合、必ず1対√2に変化する所を通らなければ成らない、例えば内歯車の中に歯数の変わらない、唯径の変化を(テーパーピンの抜き差しに因り)させても、歯数が変化しない限り、干渉に因り、噛み合って回転しない、例え噛み合ったとしても、歯数の変化が無い場合変速比の変化は有り得ない、是、歯車機構の基本、基礎、常識。
 他の無段変速機orCVTorトルクコンバーターにしても、どーも高性能な物は複雑過ぎる割に変速精度は其程でも無いと思いません・?