きんえんSwitter

医者の心の目で日々を綴ります

これが全てだ!

2020年10月01日 | 音楽処方
世界中のチェリストが集まってリモート演奏する企画「Covid cello project」。

個人的には4回めの参加となる#11の公開が待たれる今日この頃でありますが、現地時間の昨日、インターネットラジオ番組「CLASSIC fM」で紹介されました!

すごーい!!!

以下は記事の翻訳です。
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29カ国・278名のチェリストたちによる「弦楽のためのアダージョ」は、世界が求めている全てだ

発信:2020年9月30日 17時26分
文 :マディ・S・ロバーツ

すばらしい! 
世界中の多くのコンサートホールがいまだ閉鎖されているなか、278名のチェリストたちが、それぞれ自宅で演奏を録画し、バーバーの弦楽のためのアダージョを演奏しています。

わたしたちは生の演奏の力強さやワクワク感を一緒に集まって共有することができなくて、みな寂しく思っています。
あるひとりのチェリストが、世界的感染拡大のせいで音楽家たちが困難な状況に陥っている今の時期を利用して、美しい音楽を一緒に奏でようと世界中のチェリストに呼びかけました。

トニー・ロジャースが10番目のCovid cello projectに選んだのは、誰もが深い感動を覚えるサミュエル・バーバー作曲「弦楽のためのアダージョ」。
チェリストたちがひとつになって演奏しています。
ベッドルーム、リビング、キッチンからチェロの悲しい調べが響いている光景は感動的です。

回を重ねるにつれ、画面上の参加者が増えています。
この企画に限ったことではありません。音楽をわかちあえないことをとても寂しく思っている多くのミュージシャンが世界中にいることに気づくでしょう。
ビデオの後半になると、失った愛する人たちにこの演奏がささげられているのがわかります。

厳かで悲痛なこの曲は、コンサートホールの枠を越えて演奏されています。かのアルベルト・アインシュタイン博士の告別式で演奏されたことは最も有名な話です。

トニーのプロジェクトへの寄付はこちらへ。


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