自分がこんな年を迎えるなんて、想像もしていませんでした。
自分の親が還暦を迎えた時も、恥ずかしながらそういうことに疎かったので、特別お祝いをしたという記憶がありません。
昔は「家督を後継者に譲る」という意味もあって、還暦のお祝いは男性だけというのが一般的だったようです。
赤いちゃんちゃんこを着てお祝いなんて、おじいさん、おばあさんのイメージがありましたが、寿命も延びて、長寿のお祝いという意味合いも薄れているような気もします。
まあそれでも、60回目の誕生日のお祝いの意味で、今日は新しい仕事着を初おろしして着ています。
コロナ禍中に、子供のワクチン接種の仕事を請け負っていた頃、子供たちの恐怖感を少しでも和らげられたらという気持ちで買ってあったのですが、結局、使い捨てのガウンを着ていたので、買ったまましまってあったものです。
花柄のおかげで、今日は少し明るい気持ちで過ごせた気がしています。
今日、同じく60回目の誕生日を迎えた同僚のKちゃんとともに、赤いちゃんちゃんこと頭巾をかぶって、お祝いしてもらいました。