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流体機械設計による近未来に役立つエンジニアリング

流体機械設計をベースとして近未来に役立つエンジニアリングを行う株式会社ターボブレードの社長 林 正基の毎日の活動

安全率を詳細に検討する設計を行っています

2009年04月24日 | 流体機械設計

ターボ機械を設計する過程では、安全率を詳細に検討する必要がある構造が多くなります。

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例えば、圧力のある液体・気体を扱いますので、それを納めるケーシングには高圧がかかる場合も多くなり、そうすると安全の為には安全率を求める解析は上図のように必須となります。

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安全率が低いところは構造的には角や穴部などにある場合が多いのですが、繰り返し応力も受けることを考えるとそのような位置の最低安全率であっても6以上ぐらいは欲しいと思います。

次は、回転遠心力や曲げ応力に関係する安全率についてお話しする予定です。

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