流体機械設計による近未来に役立つエンジニアリング

流体機械設計をベースとして近未来に役立つエンジニアリングを行う株式会社ターボブレードの社長 林 正基の毎日の活動

人工衛星用ロケット「流星号」のタンク配置を変更

2018年09月07日 | 宇宙航空産業機械

人工衛星用ロケット「流星号」のタンク配置を変更しました。

ロケット1段目の4連ロケットエンジンの直ぐ上は燃料タンクとなり、燃料タンクの上に液体酸素タンクを配置しました。

液体酸素タンクからの4連ロケットエンジンへの液体酸素供給配管は、液体酸素タンク下部から4本のパイプを付け、燃料タンクの外部を通ってターボポンプの液体酸素ポンプ入口に通じています。

2段目ロケットでもタンク配置を入れ替え、下側が燃料タンク、上側が液体酸素タンク配置にしています。

ロケットタンク配置を変更した理由は、配管取り回しの短縮化、液体酸素タンク低温の燃料への影響を減らす、飛行時重心位置の変化を少なくするなどとなっています。

<今日の流れ>

今日は計画設計を進める一日となりそうです。

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