水上旅行記

シーカヤックとクライミングで地球を遊ぶ

K2 パドリング&セーリング in 琵琶湖

2010-11-19 23:54:10 | カヤック
土~月曜日の3日間、久しぶりに琵琶湖へ出かけてきました。

土曜日の昼過ぎに沼津を出発し、夕方琵琶湖に到着。

マキノ高原にある白谷温泉に入ってから、大崎キャンプ場にテントを張る。

テントは先日購入したドマドーム。

全室が広く、なかなか使いやすいテントです。

二人用にもかかわらず、コンパクトに収納できるので、カヤックの旅にもピッタリ。

キャンプ場からは黄砂に煙った湖に竹生島が見えます。


翌日は、朝食を食べた後Granstreamへ向かう。 http://granstream.jp/

今回琵琶湖へ来た目的は、フェザークラフトのタンデム艇K2でのパドリング&セーリング。

大瀬代表が先日ダグ達と行ってきた沖縄~宮古島セーリングトリップの話などを聞いているとあっという間に昼食時間。

昼食を食べた後は、湖畔の骨董屋のオープンカフェへ。

店先で出迎えてくれる犬の名は『チャイ』。

古民家を改造した骨董屋の2階。スゴイ梁です。

この建物は元米蔵で、なんと築180年だそうな。

オープンカフェで琵琶湖を眺めながらのコーヒー。


3時過ぎ、店の前でK2を組み立てる。

フレームはダブルのアルミ角パイプ&丸パイプ。

テンションがけはヒンジ式で他のフェザー艇よりも楽々です。

沖縄~宮古島セーリングトリップ時、3日間上陸せずに海上に居た時は、こうやって交代でバウコクピットで寝たそうな。

私も寝てみたが、思いのほか快適でした。

組みあがったK2をカートに乗せ、琵琶湖畔まで運ぶ。

重量は39.5kg。さすがに重いぜ~!

夕暮れの琵琶湖上を30分ほどパドリング。

全長6m、全幅84cm。 いったんスピードに乗ってしまえばフラットボトムと相まってスイスイ進み、ラダーを踏み込めばけっこう小回りもききます。

上陸後は温泉→夕食→キャンプ場→就寝。

翌日月曜日も朝から話がはずみ、午後から降ったり止んだりの雨の中K2にセーリングキットを取り付ける。


沖縄カヤックセンター仲村氏製作のサバニセール。カッコイイぜ~!


再びK2を琵琶湖畔へ運ぶ。

セーリングキットを取り付けたK2はさらに重い。50㎏オーバーかも?

湖上に浮かべて乗り込む。


エークで漕ぎ進み、いよいよ出発~!



行ってらっしゃ~い!

私もカフナを浮かべて後を追うが、既にはるか彼方へ。


さあ、私の番。 先ほどより風が強まり湖上を疾走!

これはもう、カヤックのスピードレベルではありません。

帰りはさらに風が強まり、波しぶきを浴びながら湖岸を目指す。


終了~。


この日は前日までとはうって変わって冬型の気圧配置がバッチリ決まり、朝から湖上には強い風が吹きぬける絶好のセーリング日和となりました。



紀伊半島遠征

2010-11-01 21:48:09 | カヤック
先々週末は有給休暇を使って4連休とし、前回行けなかった紀伊半島へ出かけてきました。

金曜日の早朝、高速を飛ばし紀伊半島へ。

出発予定地の紀伊長島に着くと海はご覧の通り。


やはり沖縄に有る超大型台風と太平洋上の2つの低気圧の影響でうねりがデカイ!

沖の島に当たって砕ける白波を見て、今回計画していた『行ける所まで行って帰りは電車、ワンウェイツーリング!』をあっさり諦めました。

古里温泉の岬側にある比畿海岸にベースキャンプを張りました。

沖に消波ブロックが入り、集落からひと山越えた静かな浜です。

でも、一つ気がかりなのはテントを張る場所にかなり大きなイノシシの足跡が...。



翌朝、カサラノを組立てて出撃!


まずは沖に有る島を目指す。


二つの島の間にかなり大きな浜が有った。


海が静かならキャンプが気持ち良さそうな浜だ。

湾内を2時間ほど漕いで浜に戻った。

帰りはかなり強い向かい風。

明日から雨の予報。

海も静かになりそうも無いので、諦めてカサラノをばらす。

せっかくここまで来たのだから明日は川巡りでもして帰ろう。

夕方、今にも雨が降り出してきそうなのでテントも撤収して道の駅で車中泊。

翌朝はまず『古座川』へ向かう。

海はさらにウネリが大きくなったようだ。


古座川。








次は日置川へ向かう。

潮岬。


西側は晴れていて、何故か海もこんなに静か...?


気持ちイイ海岸線をひたすら走る。これなら海も全然漕げそうです!



日置川。







最後は熊野川。




いや~、紀伊半島はやっぱりデカかった。

来年辺りまたリベンジしに来よう...。