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水戸京成百貨店

2006-03-19 09:52:00 | Weblog

 

 2006年3月17日水戸京成百貨店がオープンしました。泉町のボンベルタ伊勢甚の跡地とその周辺の2街区を含め事業を行ったもので、周辺の市道も併せて拡幅整備されました。新ビルは市街地再開発事業として約179億円の事業費がかかり、市や県からも約70億円の事業費が投入されたもので、地権者や京成電鉄等が所有し水戸京成百貨店が借り上げたということです。国道を隔て反対側にあった水戸京成百貨店がキーテナントとして移転しオープンしました。

 京成百貨店の売り場面積は約3万3500㎡で政令指定都市以外の地方の百貨店としては大規模なものとのことです。ルイビトン、ティファニー、ロエベ、セリーヌ等世界の有名ブランドも出店し、新たな街の魅力を生んでおり、泉町・南町の商業活動活性化に一役買うことを期待されています。1階の特選ブランド街の他、1~4階は婦人服、服飾雑貨、5階は紳士服、6階は家庭用品、7階はベビー・子供服、8階は専門店街になっており、8階には生活雑貨の「ロフト」や書籍の「丸善」やエステティックサロンも有るとのことで、県内初の87ブランドをはじめ、合計677ブランドが入店しているそうです。比野克彦さんが水戸芸術館に出品した作品「美味しそうな木」と題するオブジェが飾られ、レストラン・スカイガーデンと名づけられた9階には、奥久慈ゆば料理の「真慈庵」など地元名店や、韓国・中国他各国の料理店、生がきを一年中楽しめる「オイスターバー」など11店が並んでいるとのこと。また、デパ地下グルメ街には、茨城観光物産協会会員42社350種類のいばらき名産がそろう特産品売り場も出来たとのことで、食通の方にも楽しめそうです。 

 また、このビル内には常磐大学が運営する託児所が設けられ、同大出身の保育士13人が常勤することになったといいます。このほか、段差のある入り口には車椅子用リフトが設けられ、店内2ヶ所にはオストメイト対応トイレも設置され、子供や障害者にも配慮された建物となっているとのことです。

 駐車場は620台分の駐車棟が併設された他、周辺の契約駐車場を含めると2000台が収容可能と言うことですが、それでも渋滞は避けられまいと言う推測もあり、低迷の続いた中心市街地にとっては嬉しい悲鳴となるかも?今後水戸京成百貨店の有った泉町北地区も新たに整備し、芸術館まで含めた泉町の整備が検討されています。北関東最大規模のイオンSC(約52,000㎡)大洗リゾートアウトレット(約13,000㎡)そして、7月にはひたちなか市のホームセンター「ジョイフル本田」に併設される大型ショッピングモール(約29,000㎡)が予定されていると言うことで、水戸周辺の商業活動の活発化は爆発的であり、予想どおり相乗効果で周辺他県まで巻き込んで発展ということになれば嬉しいのですが・・・・。



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