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広瀬すず主演『エアガール』あらすじネタバレ感想!戦後初のCA挑戦物語

広瀬すずテレビ朝日ドラマ初主演『エアガール』あらすじネタバレ感想!
広瀬すずさんが演じるのは、戦後初のCA(キャビンアテンダント)。
当時の最先端の職業を目指す女性の挑戦物語の中にちょっぴり恋もあり。
広瀬すずさんは初のCA役、坂口健太郎さんも初のパイロット役に挑戦。
2021年3月20日(土)よる9時からテレビ朝日系列で放送。


『エアガール』(テレビ朝日)

主演:広瀬すず
原案:中丸美繪『日本航空一期生』
  (中公文庫)
2021年3月20日よる9時放送
『エアガール』あらすじ・ネタバレ感想
※放送日、放送時間は変更される場合があります

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『エアガール』あらすじとネタバレ感想


☆…☆…☆…☆…☆…☆…☆…☆…☆…☆…

『エアガール』キャスト 

●佐野小鞠(広瀬すず)
 小さい頃からパイロットを夢見る
 戦争で天涯孤独となる
 エアガール募集に応募→合格→第一期生

●三島優輝(坂口健太郎)
 松木の部下…小鞠と運命の出会い
 パイロット志望の青年
 戦後初の日本の航空会社設立に奔走

<日本民間航空 関連>
●松木静男(吉岡秀隆)
 逓信省航空保安部長
 戦後日本航空事業の父
●藤原一郎(鶴見辰吾)
 日本商工会議所会頭
 [日本民間航空]の初代会長
●柳沢誠二(田中哲司)
 元日銀副総裁
 [日本民間航空]設立に尽力
●柳沢誠二の妻・美代子(真飛 聖)
 美術学校卒業
 エアガールの制服をデザイン
●平川康夫(上山竜治)
●吉永周作(笠原秀幸)
●アナウンス指導(大下容子)
●医師・野口(片岡礼子)

<政府関係者>
●三木武夫(佐藤貴史)
●白洲次郎(藤木直人)
 吉田茂の側近
 航空事業は海外企業に委ねるべき

<戦後初のエアガール・小鞠の同僚達>
●相原 翠(山崎紘菜)
 家族出身だが戦争で全て失った→応募
●伊原雅美(藤野涼子)
 元陸軍中将の父の収入が途絶える→応募
●志田多美子(中田クルミ)
 国際社会進出の夢を持つ才媛→応募
●川村陽子(伊原六花)
 エアガール一期生の最年少合格者

<そのほか>
●小鞠の叔母・千代(松雪泰子)
●小鞠の兄・佐野大地(風間晋之介)
●少年・佐野大地(小鷹狩 八)
●謎の老紳士(橋爪 功)
●小鞠の孫でインタビュアー・天野 翼(広瀬すず)


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『エアガール』あらすじ 

脚本:橋本裕志
監督:藤田明二
(テレビ朝日)
1928年、佐野小鞠(広瀬すず)は東京下町で飛行機部品の生産を手がける小さな町工場を営む両親のもとに生まれた。
父の影響でパイロットになりたい夢を抱いていた小鞠だったが、戦争で兄が神風特攻隊として出撃し戦死、両親も空襲で亡くなる。
小鞠は料亭を営む叔母・千代のもとに身を寄せ高等女学校を卒業させてもらい、その後は料亭の仕事に明け暮れる日々を送る。


ある日、料亭の一室から「日本の空を日本人の手に取り戻したい!」と語る声が聞こえ、小鞠は思わず立ち聞きしてしまう。
声の主・逓信省航空保安部長の松木静男の話に感動した小鞠は話に聞き入ってしまい、松木の部下・三島優輝(坂口健太郎)に立ち聞きをとがめられる。


1951年、GHQと交渉を重ねた松木の熱意が実り、日本初の航空会社[日本民間航空]が発足することになった。
既に社員となっていた三島からエアガールの募集の話を聞いた小鞠は、とんでもない倍率の試験が待ち構えるエアガールに応募するのだが……。

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『エアガール』ネタバレ感想 

実は私、高校時代から白洲次郎ファンです。
写真集買っちまったくらい(〃▽〃)
子供のくせに車を乗り回している花形充みたいなボンボンで、GHQ相手に英語、教えちゃろかとシレッと言っちゃうような人。
吉田茂のおともでアメリカに行った時にはTシャツにジーンズでキメていた人。
身長も日本人離れした180㎝以上あり、顔も超イケメンだった。
最後は東電の会長だったけ?
予告なく現場に現れるから、きっと現場の従業員的には厄介な人だっただろうな。
そんな白洲次郎が出るからドラマ見ると決めた。
あの時代、白洲次郎と杉原千畝は外せない!


敗戦国の日本ではGHQの規制により、業務や視察、留学などの特定の認可し得る目的が無ければ海外になど行けなかった。
一般人でも気安く観光旅行に行けるようになったのは、今から57年前の1964年(昭和39年)4月1日以降だが、1人年間1回限りの回数制限付きだった。
回数制限が撤廃されたのは1966年(昭和41年)1月1日以降だ。
ちなみに福留功男さんの「ニューヨークへ行きたいかぁー!!」でお馴染みの日本テレビの『アメリカ横断ウルトラクイズ』は1977年(昭和52年)から放送が始まった。
「知力、体力、時の運」に賭けた挑戦者達のほとんどは海外旅行未経験者だった。
だからこそ、夢と希望にあふれて大盛り上がりだったのだけど。


さて、三島優輝(坂口健太郎)に勉強を見てもらえることになりウキウキで帰宅した小鞠(広瀬すず)を待ち構えていた叔母・千代(松雪泰子)の迫力にビビったー。
でも、叔母さんは小鞠に靴を買ってくれる。
小鞠の家族写真を持って飛行機にも乗客として乗ってくれたりして、叔母さんは厳しいけど愛があるわ。


「大変だからって辞めたら女が廃るじゃありませんか」と言う翠さん(山崎紘菜)はなかなかカッコ良かった。
「先が見えない」と嘆く三島に、「先が見えない方がワクワクしていいじゃないですか」と言う小鞠もカッコ良かった。


小鞠の孫・天野翼(広瀬すず)がインタビューをしていた老紳士の正体は……。
三島優輝でした~。
イイ感じっぽく見せておきながら、そういう関係に発展しなかったのね、ほーん。
翼は雑誌のインタビュアーかと思いきやパイロット志望で[日本民間航空]に入社していた後輩だったのね。
つーか、小鞠と三島の恋…薄かった…。


それにしても【スチュワーデス1期生】の応募資格の1つが“容姿端麗”とは。
令和の世では世間様がブーブー言うわね。
とは言え、その条件で自ら応募できる彼女たちもなかなかのものよ。
以上、『エアガール』感想でした。

☆…☆…☆…☆…☆…☆…☆…☆…☆…☆…

ご訪問ありがとうございました(人´∀`)♪

コメント一覧

tataraworks-lynx50
@29qlove ラムネちゃんとキーちゃんのママん様、コメントありがとうございます。
おじいさま、当時としてはかなりの高身長ですね。
確かに昔の人は何でも自分で努力して這い上がってきた人が多い気がします。
あまり大きな声では言えませんが、コロナで引きこもっているくらいで落ち込んでいる人の話をニュースで聞くと、今の人は弱いなぁと感じることがあります。
大学に行けないからって凹んでるのって全く同情しようとは思わなかったし。
最近、北海道の島が消えたのでは?なんて話もありますし、これくらいのことで凹んでたら本当に食うに困るようになったらどうするんだろう、なんて思います。
戦争を生き残った人達の精神力には、私だって及びませんが……。
やっぱり、気持ちの強さが大事なんだろうなと思います。
あ、でもこのドラマ、コロナ禍での撮影のせいかわりと説明的でしたよ。
ナレーションで済ませたところもあって、もう少し練ってほしかったかも。
29qlove
なかなか興味をそそりました(^^)
白洲次郎さんはもとよりあの時代の人たちって、なんかカッコいいですよね。
考え方もだし、行動もあっけらかんとクール。
自力でなんでもやれるとこはやっとく!みたいな基本が、今の人たちとは違う気がします。
私の祖父も当時としてはかなり大きな180cm以上身長がある人で、それが理由で戦争の兵隊に取られませんでした。それで、我が家は海軍派の家柄だったので海軍繋がりで戦後は外国航路の船の船長に。免許取得や外国語なども当時の人ですから自力と独学でなんとかなる的なやっつけだったのかな…とにかく高身長で美男、頭も良くてスラリとクールなおじいちゃんでした。祖父の弟はそこまで身長もなく、戦争で戦死。身長が人生を分けました。弟や家族の分まで生きながらえたと言ってましたが、長い航海でお腹を壊して苦しむ船員に、薬がなかったので仕方がなく歯磨き粉を『かなり効く薬だ』と嘘ついて渡したら、それをうやうやしく飲んでケロっと治っとったわぃ、病は気からというのは本当にあるぞ。おかげで次の港まで、なんとかもったとニヤニヤ笑ってたり、海に浮かぶ魚雷の中をゆっくり進む時は生きた心地もしなかったが、栗拾いで栗踏んだら痛いだろぅ?あんな感じよ?とか言ってたり…(笑)昔の天気予報はハズレが多いが、ちゃんと天気図見ればだいたい分かる、と教えてくれたり。
なんかこう、あの時代を生きた人ってバイタリティが半端ない気がします。
女性だってそうですよね。見てみたいドラマができたかも。(^^)

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