〖ひきこもり先生シーズン2〗(2022)前編・後編あらすじ・ネタバレ感想!
元ひきこもりの50代非常勤講師(佐藤二朗)が、ヤングケアラー、ヤングホームレスなど、コロナ禍の学校や社会で苦しむ若者達と出会い……。
NHK総合にて、前編を2022年12月17日(土)、後編を24日(土)に放送。
元ひきこもりの50代非常勤講師(佐藤二朗)が、ヤングケアラー、ヤングホームレスなど、コロナ禍の学校や社会で苦しむ若者達と出会い……。
NHK総合にて、前編を2022年12月17日(土)、後編を24日(土)に放送。
〖ひきこもり先生シーズン2〗
■主演:佐藤二朗
■脚本:梶本惠美
■放送:NHK総合
2022年12月17日 夜10時~11時13分
2022年12月24日 夜10時~11時13分
2022年12月24日 夜10時~11時13分
※放送予定は変更になる場合があります
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〖ひきこもり先生シーズン2〗キャスト
〖ひきこもり先生シーズン2〗あらすじとネタバレ感想
★前編あらすじ・ネタバレ感想(2022年12月17日放送)
★new後編あらすじ・ネタバレ感想(2022年12月24日放送)
【過去関連記事】
〖ひきこもり先生シーズン2〗キャスト
●上嶋陽平(佐藤二朗)
38歳から11年間引きこもっていた
ひきこもり脱出後[焼きとり うめ]店主に
川藤市立梅谷中学校の非常勤講師に復帰
特別クラス「STEPルーム」を受け持つ
今回は3年A組副担任
ひきこもり脱出後[焼きとり うめ]店主に
川藤市立梅谷中学校の非常勤講師に復帰
特別クラス「STEPルーム」を受け持つ
今回は3年A組副担任
<上嶋陽平の関係者>
●ヨーダこと依田浩二(玉置玲央)
陽平のひきこもり仲間
シーズン1で膵臓の病気が判明
現在は快方に向かっている様子
ひきこもりや不登校生徒の支援活動を行う
恋人ができ結婚を決意する
シーズン1で膵臓の病気が判明
現在は快方に向かっている様子
ひきこもりや不登校生徒の支援活動を行う
恋人ができ結婚を決意する
●上嶋美津子(白石加代子)
陽平の母でひきこもり中も陽平を支えた
●喜多川ゆい(吉田美佳子)
離婚した元妻と出て行った陽平の娘
現在大学3年生で就活中だが…
現在大学3年生で就活中だが…
●長嶺幸二(半海一晃)
ひきこもりカレッジ事務局長
陽平のひきこもり時代のサポーター
陽平のひきこもり時代のサポーター
<川藤市立梅谷中学校>
●磯崎藍子(鈴木保奈美)
元社会福祉士
スクールソーシャルワーカー
[焼きとり うめ]の常連
スクールソーシャルワーカー
[焼きとり うめ]の常連
●深野祥子(佐久間由衣)
2年前からSTEPルームの担任
学力が追いつかない生徒のサポートも
学力が追いつかない生徒のサポートも
●松田篤人(寺田心)
3年A組の生活委員で母親が介護が必要
ヤングケアラーだとは周囲に隠している
ホームレス襲撃現場に足を運び……
ヤングケアラーだとは周囲に隠している
ホームレス襲撃現場に足を運び……
●真野みなみ(木村湖音)
「STEPルーム」の生徒
美術が得意
美術が得意
●3-A生徒・橋本大輝(柴﨑楓雅)
●村岡みゆ(新井美羽)
●盛岡喜一(利重剛)
現在の校長先生。優柔不断
●教頭・菅原裕二(久松信美)
●3-A担任・田代恵吾(佐野泰臣)
数学教師
数学教師
●3年の担任・永田智子(今藤洋子)
●美術教師・寺山八郎(松尾淳一郎)
ダイヤルキーに疑問を抱く
<そのほか>
●榊徹三(高橋克典)
陽平に白羽の矢を立てた前校長
2年前、イジメを隠蔽し退職
現在、ホームレスの支援団体に所属
襲撃事件があった為、陽平と再会した
2年前、イジメを隠蔽し退職
現在、ホームレスの支援団体に所属
襲撃事件があった為、陽平と再会した
●西村順子(室井滋)
川藤市教育委員会統括指導室長
ホームレス襲撃事件で陽平と再会する
ホームレス襲撃事件で陽平と再会する
●西村付きの男・高橋福夫(F.ジャパン)
●清水はるか(成海璃子)
ヨーダくんの婚約者
●依田清(加藤健一)
ヨーダくんの父親で息子と不仲
●松田紗子(高橋由美子)
松田篤人の母でシングルマザー
病気の為、篤人が世話をしている
病気の為、篤人が世話をしている
●ティッシュ配り・中根桃子(村中暖奈)
●弁当屋でゆいのバイト仲間・横田啓子(町田マリー)
●ゆいの先輩・羽賀タケル(村上純)
上司への口利きを餌に関係を迫るゲス
●ホームレス(一本気伸吾)
●市会議員(日野陽仁)
●吉田(麿赤兒)
商店会会長
市議会議員も一目置く地元の顔役
市議会議員も一目置く地元の顔役
〖ひきこもり先生シーズン2〗前編あらすじ・ネタバレ感想
【どうでもよくない!】
放送:2022年12月17日 夜10時~11時13分
ひきこもりサバイバーの上嶋陽平(佐藤二朗)は、非常勤講師として[川藤市立梅谷中学校]に2年ぶりに復帰します。
陽平は、不登校の生徒達が集まる特別クラス「STEPルーム」の他に3年A組の副担任サポートも担うことになります。
陽平は、不登校の生徒達が集まる特別クラス「STEPルーム」の他に3年A組の副担任サポートも担うことになります。
着任早々、近くでホームレス襲撃事件が発生し、その事件に梅谷中学校の生徒が関わっていたことが判明。
職員室は、修学旅行を自粛するか否かで揺れています。
その状況で、陽平は修学旅行の準備に熱心だった松田篤人(寺田心)を励ますのですが、篤人は陽平に反発し……。
職員室は、修学旅行を自粛するか否かで揺れています。
その状況で、陽平は修学旅行の準備に熱心だった松田篤人(寺田心)を励ますのですが、篤人は陽平に反発し……。
●感想
松田篤人(寺田心)の母・冴子を演じた高橋由美子さんにちょっとビックリ。
何か悲壮感漂ってて(((゜_゜;)
何か悲壮感漂ってて(((゜_゜;)
田代恵吾(佐野泰臣)、数学教師。
あの先生、まだ学校にいやがったな~とムカつきました。
前作でもひどい教師っぷりだったけど、今回も感じ悪い人ですわ~。
こんな教師、学校から消えればいいのに!
ま、こういう人ほど消えないですけどね。
もうほんとこの先生、嫌い。
あの先生、まだ学校にいやがったな~とムカつきました。
前作でもひどい教師っぷりだったけど、今回も感じ悪い人ですわ~。
こんな教師、学校から消えればいいのに!
ま、こういう人ほど消えないですけどね。
もうほんとこの先生、嫌い。
前の校長先生・榊徹三(高橋克典)が随分と雰囲気が変わってました。
榊、家に帰ってなさそうです。
その榊が上嶋陽平(佐藤二朗)に
「ほとんど社会経験がない若者が、学校出てからすぐホームレスになってる」
と話すのを聞いてゾッとしました。
確かにニュースで報道されませんが警察のご厄介になっている若者は多く、それも凄ーくショボイことで逮捕されたりしているんですよね。
何でコイツら働かないのって思ったりしますが、働きたくても働けないというのが正解なのかもしれません。
榊、家に帰ってなさそうです。
その榊が上嶋陽平(佐藤二朗)に
「ほとんど社会経験がない若者が、学校出てからすぐホームレスになってる」
と話すのを聞いてゾッとしました。
確かにニュースで報道されませんが警察のご厄介になっている若者は多く、それも凄ーくショボイことで逮捕されたりしているんですよね。
何でコイツら働かないのって思ったりしますが、働きたくても働けないというのが正解なのかもしれません。
陽平の娘の喜多川ゆい(吉田美佳子)は頑張って頑張って頑張っていたのですが、ついに彼女の意地もキレました。
ゆいはもっと図太く図々しくならなきゃ。
あの馬鹿な先輩に口利きしてやると言われた時点で、録音と録画の準備はすべきだったと思います。
あんなつまらない輩のしょーもな発言に傷ついて自分の時間を捨てるくらいなら、あの馬鹿男を地獄に送るべきです。
ゆいはもっと図太く図々しくならなきゃ。
あの馬鹿な先輩に口利きしてやると言われた時点で、録音と録画の準備はすべきだったと思います。
あんなつまらない輩のしょーもな発言に傷ついて自分の時間を捨てるくらいなら、あの馬鹿男を地獄に送るべきです。
「オレ、大丈夫なんだ。
オレ、みんなと一緒なんだ。
普通なんだ」
オレ、みんなと一緒なんだ。
普通なんだ」
篤人は独りで母親・冴子の世話をしてきましたが、他人を頼る前に他人に同情されたり哀れみの目で見られることが何より嫌だったのではないかと思います。
中学生ですしね、他の子と違うというのは耐えられないのかもしれません。
中学生ですしね、他の子と違うというのは耐えられないのかもしれません。
篤人がこのまま独りで悪戦苦闘してたら将来働きに出ることもできません。
親が足かせになっていると思ってはいけないかもしれませんが、そう思いたくないからこそ、勇気を出して人を頼るべきかも。
自分が知らない知恵を授けてくれる人もいるかもしれませんし、何か使える法令や制度を知ることにつながるかもしれません。
持たざる者は、己のプライドを最優先に考えます。
それでは損しかとれません。
篤人が陽平と出会ったことで、他人に対しての壁を壊せたら良いと思います。
親が足かせになっていると思ってはいけないかもしれませんが、そう思いたくないからこそ、勇気を出して人を頼るべきかも。
自分が知らない知恵を授けてくれる人もいるかもしれませんし、何か使える法令や制度を知ることにつながるかもしれません。
持たざる者は、己のプライドを最優先に考えます。
それでは損しかとれません。
篤人が陽平と出会ったことで、他人に対しての壁を壊せたら良いと思います。
〖ひきこもり先生シーズン2〗後編あらすじ・ネタバレ感想
【言えなかったこと】
放送:2022年12月24日 夜10時~11時13分
「言いたいことは我慢しないで言っていい」と訴える上嶋陽平(佐藤二朗)に、生徒達は「やっぱり修学旅行に行きたかった」と本音を明かします。
陽平は、川藤市教育委員会統括指導室長の西村順子(室井滋)や元川藤市立梅谷中学校の校長・榊徹三(高橋克典)に応援されながら、生徒達の為に修学旅行を復活させようと保護者会の説得に挑みます。
陽平は、川藤市教育委員会統括指導室長の西村順子(室井滋)や元川藤市立梅谷中学校の校長・榊徹三(高橋克典)に応援されながら、生徒達の為に修学旅行を復活させようと保護者会の説得に挑みます。
一方、スクールソーシャルワーカーの磯崎藍子(鈴木保奈美)は、3-Aの松田篤人(寺田心)の母親・冴子(高橋由美子)が病気であることを知ります。
藍子は冴子に介護支援を受けるよう説得を試みますが、冴子は聞き入れず……。
藍子は冴子に介護支援を受けるよう説得を試みますが、冴子は聞き入れず……。
●感想
上嶋陽平(佐藤二朗)はひきこもり中の娘・喜多川ゆい(吉田美佳子)に、元ひきこもりとしてアドバイスをします。
そして、全力でサポートすると言います。
子供達の声にも耳を傾け、教育委員会まで話をつけに行きます。
おまけにヨーダこと依田浩二(玉置玲央)の家を訪れ、あまり仲が良くない父親・清(加藤健一)との間に入ってあげます。
元ひきこもりが随分といろんなものを背負ったものです。
それでも、陽平は懸命に向きあいます。
そして、全力でサポートすると言います。
子供達の声にも耳を傾け、教育委員会まで話をつけに行きます。
おまけにヨーダこと依田浩二(玉置玲央)の家を訪れ、あまり仲が良くない父親・清(加藤健一)との間に入ってあげます。
元ひきこもりが随分といろんなものを背負ったものです。
それでも、陽平は懸命に向きあいます。
若いホームレス達は自分自身を責めているから声をあげようとしない…と、元校長の榊徹三(高橋克典)は陽平に話します。
もの凄く腑に落ちました。
榊が校長だった時、そういう子供達を見過ごしてきたことを反省していたのが印象的でした。
立場が変わったことで見えなかったもの、感じなかったこと、気づかなかったことを知れた榊は本当に別人のようです。
今の榊ならどんな学校を作るでしょうか?
もの凄く腑に落ちました。
榊が校長だった時、そういう子供達を見過ごしてきたことを反省していたのが印象的でした。
立場が変わったことで見えなかったもの、感じなかったこと、気づかなかったことを知れた榊は本当に別人のようです。
今の榊ならどんな学校を作るでしょうか?
2020
願がけだったのかぁ……。
もう号泣しましたよ。
子供達は入学式も行われず、修学旅行にも行けず、給食は黙食で友達とお喋りも楽しめず、諦めなければならないことがたくさんあったのです。
不条理を受け入れなければならないストレスもあり、鬱憤を晴らす為に弱い者を見つけては意地の悪い真似をする自分に失望していたり……。
彼らの訴えに大人として耳が痛かったです。
願がけだったのかぁ……。
もう号泣しましたよ。
子供達は入学式も行われず、修学旅行にも行けず、給食は黙食で友達とお喋りも楽しめず、諦めなければならないことがたくさんあったのです。
不条理を受け入れなければならないストレスもあり、鬱憤を晴らす為に弱い者を見つけては意地の悪い真似をする自分に失望していたり……。
彼らの訴えに大人として耳が痛かったです。
大人達ときたら、普段我慢してるもんねと言いながら旅行やら飲み会やらやって家庭にウイルス持ち込んでいるわけです。
大人はたいした我慢もせず子供が我慢するのは当たり前で、自分の勝手は通すが子供に対しての責任からは向きあわずできる限り逃げようとするのです。
そんなろくに話を聞いてくれない大人達を前に、子供達は話をすることを諦めてしまっているのです。
大人はたいした我慢もせず子供が我慢するのは当たり前で、自分の勝手は通すが子供に対しての責任からは向きあわずできる限り逃げようとするのです。
そんなろくに話を聞いてくれない大人達を前に、子供達は話をすることを諦めてしまっているのです。
修学旅行の保護者会の様子を見ながら、日本人は何か選択を迫られると「する」より「しない」、「ある」より「ない」とネガティブな方を選びがちなんだよなぁと思いました。
そして、ネガティブな事を決定したがる人間の方が声がデカイ のです。
なぜなら彼らは、努力をしたくないから 。
「しない」を選べば頑張る必要ナシです。
「する」を選べば、考えなければならない、調べなければならない、調整しなければならない等々やることが山積みになります。
「子供の為」という正論をかざしていかにも善人ぶりながら、実は子供の気持ちより己が面倒事から逃げることを優先したにすぎないのです。
そして、ネガティブな事を決定したがる人間の方が声がデカイ のです。
なぜなら彼らは、努力をしたくないから 。
「しない」を選べば頑張る必要ナシです。
「する」を選べば、考えなければならない、調べなければならない、調整しなければならない等々やることが山積みになります。
「子供の為」という正論をかざしていかにも善人ぶりながら、実は子供の気持ちより己が面倒事から逃げることを優先したにすぎないのです。
中学生にもなればそんな大人の本音も見抜いていますが、なんせ彼らには“一人前として自立している”力がありません。
だから、悟ったふりをして親や先生に黙って従ってきた子供達ですが、最後は自分達の責任で『修学旅行』と名付けたある事を決行します。
真野みなみ(木村湖音)制作の絵の周りを囲んでいたのは、2022にセットされたダイヤルキー。
子供達は自らの意志でちゃんと時間を進めることができたんですよね。
絵もテントも綺麗でした。
だから、悟ったふりをして親や先生に黙って従ってきた子供達ですが、最後は自分達の責任で『修学旅行』と名付けたある事を決行します。
真野みなみ(木村湖音)制作の絵の周りを囲んでいたのは、2022にセットされたダイヤルキー。
子供達は自らの意志でちゃんと時間を進めることができたんですよね。
絵もテントも綺麗でした。
☆…☆…☆…☆…☆…☆…☆…☆…☆…☆…
ご訪問ありがとうございました(人´∀`)♪
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