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『ひきこもり先生』全5回あらすじ・感想!元ひきこもり50代男が不登校教室の非常勤講師に

佐藤二朗主演『ひきこもり先生』全5回あらすじ・ネタバレ感想まとめ書き!
佐藤二朗さんは『Doスタ』にゲスト出演し、番宣トークで思わず感極まって泣くほど役に感情移入して演じている。
元ひきこもりの52歳の男が中学校の不登校教室の非常勤講師になるハートフルな学園ドラマ『ひきこもり先生』は、2021年6月12日(土)よる9時からNHK総合にて放送スタート!


『ひきこもり先生』(全5回)

主演:佐藤二朗
原案:菱田信也 脚本:梶本惠美
毎週土曜日よる9時放送
『ひきこもり先生』 あらすじ・ネタバレ感想 tataraworks
※放送日、放送時間は変更される場合があります

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『ひきこもり先生』あらすじとネタバレ感想


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『ひきこもり先生』キャスト 

●上嶋陽平(佐藤二朗)
 38歳から11年間引きこもっていた
 ひきこもり脱出後[焼きとり うめ]開業
 川藤市立梅谷中学校の非常勤講師になる
 特別クラス「STEPルーム」を受け持つ

<陽平の関係者>
●陽平の母・美津子(白石加代子)
●ヨーダこと依田浩二(玉置玲央)
 陽平のひきこもり仲間
 ひきこもり歴21年
●長嶺幸二(半海一晃)
 ひきこもりカレッジ事務局長
 陽平のひきこもり時代のサポーター
●焼きとり うめ常連客・頼子(北斗 晶)
●子供時代の喜多川 結(湯本柚子)
●(回想)喜多川りえこ(大石ともこ)
●(写真)陽平の父(島田順司)
●陽平の娘・ゆい(吉田美佳子)3話~登場
 離婚した元妻と出て行った陽平の娘で18歳
 陽平に会いたがっている

<川藤市立梅谷中学校>
●榊 徹三(高橋克典)
 校長先生で陽平に白羽の矢を立てる
 方針「いじめゼロ」「不登校ゼロ」
●磯崎藍子(鈴木保奈美)
 スクールソーシャルワーカー
●深野祥子(佐久間由衣)
 不登校生徒の為の教室STEPルーム担任
●教頭・菅原裕二(久松信美)
●3-B担任・永田智子(今藤洋子)
●3-A担任・田代恵吾(佐野泰臣)
 校長にくっついてる数学教師
 スクールカーストを利用している
●美術教師・寺山八郎(松尾淳一郎)
●教師・緒方好美(小柳美李)
●教師・後藤晋作(横塚真之介)

<STEPルーム生徒>
●不登校児・堀田奈々(鈴木梨央)
 3-A不登校児→3話から登校
 GANG PARADE♪ Close your eyes を公園で口ずさんでいたところたまたま陽平と出会う
●不登校生徒・坂口征二(南出凌嘉)
 2話でおにぎりを万引きしてしまう
 元は長距離選手で優秀な成績を収めていた
 3話から登校
●1-A・松山ちひろ(住田萌乃)
 母親に怯えている
●2-A・中野祐太(小林 颯)
 恐竜好き
●1-A・小川和幸(田村 継)
 プロレスが好き
●田所英雄(水野哲志)
●酒井恭子(渡来るひか)
●2-C・堀口 葵(原 涼子)
●2-C・三枝千夏(立花ちやめ)
●高橋幸生(升水柚希)

●生き物係・伊藤和斗(二宮慶多)
 2年生の時は奈々をいじめていた
 3年生になっていじめられる側に
 STEPルームに加わる
●保健室の子・吉村なつき(伊東 蒼)
 STEPルームに加わる

<その他>
●西村順子(室井 滋)
 教育委員会統括指導室長
●西村について回る男・高橋(F.ジャパン)
●山田弘志(山時聡真)
 和斗をいじめている
●奥山博喜(中川 翼)
 和斗をいじめている

ひきこもり先生ゲスト出演

■第1話
奈々の母・堀田美紀(嘉門洋子)
堀田宅にいた半裸男・祐介(長田成哉)
■第2話
坂口征二の父・征一(村上 淳)
征二の別居中の母親・ユキ(内山理名)
コンビニ店長(竹下ポップ)
婦警さん(伊勢美琴)
■第3話
ちひろの母・松山由美子(広山詞葉)
ちひろの父親・松山 徹(佐々木 仁)
コンビニ店員・ビック(フォンチー)(4話)

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『ひきこもり先生』第1回あらすじ・感想 

【はじまりの一歩】あらすじ
上嶋陽平(佐藤二朗)は客と話をしない上にサービスもしないという変わった営業方針の焼き鳥屋の店主だ。
そんな陽平に川藤市立梅谷中学校校長・榊徹三(高橋克典)は、不登校生徒を支援する学級の人手不足を解消する為に非常勤講師として白羽の矢を立てる。
榊はスクールソーシャルワーカーの磯崎藍子(鈴木保奈美)とともに陽平を説得するが、陽平はこれを固持。
しかし、偶然不登校児の堀田奈々(鈴木梨央)と出会い……。


●感想
独特の存在感で一度見たら忘れない役者さん・佐藤二朗さんが好きで、『ひきこもり先生』を視聴しようと思った。
今日(2021年6月12日)放送の『土曜スタジオパーク』にゲスト出演されるとのことで、ドラマの放送前にそちらもチェックしようと見たところ……。
佐藤二朗さんはご自分が演じる引きこもりサバイバーの上嶋陽平という人物や、ひきこもり状態に至る様々な家庭環境や人間関係などについて語る中で思わず感極まって泣いてしまった。
私も佐藤さんが必死に訴えようとする姿と言葉に目頭が熱くなった。
やっぱり『ひきこもり先生』は絶対見ようと思った(ノД`)


「私は汚い子だ!
私なんか産んでほしくなかった!
私 生まれたくなかった!」

絶望した奈々(鈴木梨央)が自殺しようとするのを止めたい陽平(佐藤二朗)は必死に奈々に言葉をかける。
何度も何度も何度も繰り返し発するのはただ一言だけ。
「生きよう!」 
その言葉が繰り返し奈々に降り注がれると私も目と鼻が痛くなってしまった。


奈々は、陽平の店・[焼きとり うめ]で、陽平が洗剤をつけた布で奈々の汚れた音楽プレーヤーを拭くとピカピカになったのを見て大喜びする。
陽平から洗剤と布を借りて店中の物を拭き始める、窓からテーブルから全部だ。
GANG PARADE曲に合わせてそれはそれは楽しそうな奈々の姿を見たら泣けた。
ああ、この子は親からこんな事すら教えられず、物を綺麗にすることすら知らずに生きてきたんだなと思うと、子供なのにどれだけ孤独だったことかと胸が詰まる。


スクールソーシャルワーカーの磯崎藍子(鈴木保奈美)が陽平に
「子供達は“今”助けを求めてる
不登校の問題は“命”の問題なの」

と話す。
奈々の姿を見て、藍子が言っていた“命”の問題というのは、決して大袈裟な言い方ではないんだと理解できた。
『土曜スタジオパーク』で、こういう問題を一般の人に理解してもらう為に一生懸命話しているうちに感極まった佐藤二朗さんは、素敵な人だなぁと思う。

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『ひきこもり先生』第2回あらすじ・感想 

【ようこそ!STEPルームへ】あらすじ
上嶋陽平(佐藤二朗)が非常勤講師として中学校に通い始めた初日、不登校生徒・坂口征二(南出凌嘉)がおにぎりを万引きしたという連絡が学校に入る。
征二は父親・征一(村上淳)と二人暮らしをしているが、征一が無職だった為、坂口家は深刻な貧困状態にあった。


スクールソーシャルワーカーの磯崎藍子(鈴木保奈美)は生活保護申請を勧めるが、征一は頑なに受け入れようとしない。
征二の別居中の母親・ユキ(内山理名)も家に帰ってくるそぶりはない。
陽平は、失望しそうな征二を連れてユキの職場を訪ねて行くのだが……。


●感想
逃走したものの深野祥子(佐久間由衣)に襟首を掴まれて学校へ連れ戻される上嶋陽平(佐藤二朗)が可愛い。
「大人なんだからちゃんとやりましょうよ」て、祥子先生、あんまり陽平を責めちゃダメだと思うよ?
陽平はひきこもりサバイバーだけど、経営している[焼きとり うめ]でも接客サービスをしないほど、社会復帰に関してはまだまだ発展途上なんだからさ。


万引きした不登校生徒・坂口征二(南出凌嘉)を先生達と一緒に警察へ迎えに行った陽平は、征二が盗んだおにぎり4個を見て「君の一番好きなものどれ?」なんて空気を読まない質問をする。
そう、空気を読まないこの質問。
実はすっごく大事なのだ。
生き別れた娘が好きな具を陽平は知らないし、娘も陽平が好きな物を知らない、それに比べ父親の好きなおにぎりの具を知っている征二を「凄いね」と褒める陽平。
く…泣ける…(ノД`)


親が無関心な為、征二はサイズの合わない靴を履き、服は薄汚れている。
先生がおごってくれるオムライスを前にした征二は「これ、半分持って帰っていいですか?」と口にする。
父親・征一(村上淳)にも食べさせてやりたいと思っての発言だ。


スクールソーシャルワーカーの磯崎藍子(鈴木保奈美)は、征二の母・ユキ(内山理名)の勤務先[添い寝リフレ]まで会いに行く。
そこでユキと藍子は言葉の刃を交わす。
きっと本人同士は気づいていない。
刺し合ってるよ、それ。
藍子がユキに言った「征二の為」の一言に、ユキは怒りを露わにする。


ユキ
「あんた、子供いないわね」
「子供を守る前に自分が死んじゃうのよ!
分かる?
自分が死ぬってどんなのか」



藍子は子供がいないと言われたことに傷つき、陽平の[焼きとり うめ]でくだを巻く。
「私は子供いません。
子供、産んでません。
産んでみたかったぁ。
育てて見たかったぁ。
もっと大事にしろよ!
自分の産んだ子供を!



ユキも藍子もお互いに相手が一番ズガーンと傷つく言葉を口にしたんだよね。
辛いやね。
一方で陽平はシンプルに征二に寄り添う。
もうね、泣けたわ(゜´Д`゜)
陽平のひたむきさは心をうつよ、うん。

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『ひきこもり先生』第3回あらすじ・感想 

【いじめの法則】あらすじ
元ひきこもりの上嶋陽平(佐藤二朗)が中学校の不登校クラス“STEPルーム”の先生になったことが新聞で紹介される。
まだ学校に慣れていない陽平は、ひきこもり仲間の依田浩二(玉置玲央)から叱咤激励される日々を送っていた。
ある日、中学校の花壇が生き物係の伊藤和斗(二宮慶多)をいじめているグループの連中に荒らされてしまう。
陽平は和斗を守ろうと彼をSTEPルームに誘うのだが……。
そこには和斗とかつて同じクラスだった堀田奈々(鈴木梨央)がいて、和斗は彼女と目が合うと教室を飛び出してしまう。


●感想
佐藤二朗さんといえばいろんなドラマで面白くて変なオジサンとして登場していたけれど、『ひきこもり先生』では真剣に子供達と向きあう姿にひきつけられる。
人と話す時は、人ではなく手に持った鉢植えの花に語りかけるように話す。
そんな50過ぎのオジサンが子供の為となると行動的になる。


3話ではスタッフの皆さんがこだわって作ったあの立派な花壇が荒らされた。
植えられている花は20種類以上で、地方から取り寄せたり、切り花を植えたりしてちゃんと季節に合う花を揃えている。
ストーリー上とは言えもったいない。


伊藤和斗(二宮慶多)は元々は堀田奈々(鈴木梨央)をいじめていた。
それがスクールカーストの底辺に転落し、いじめられる側になってしまった。

僕は学校を休めない
休む勇気なんかない
花壇に居るのがやっとなんだ
僕なんか…僕なんか…
消えてしまえばいいんだ!

そんなことを言う和斗は奈々の不登校の原因である自分を責めるしかない。
STEPルームには奈々がいるから、そこには入れない。


洗剤をつけて汚れを落とすとか、お米は洗うとか、そんなことを知らない奈々だけど、心は優しい。
奈々は自分をいじめていた和斗を許す。
それができたのは上嶋陽平(佐藤二朗)の存在が大きいだろうな。
母親を怖がっている松山ちひろ(住田萌乃)に共感して励ましたりしてさ。
GANG PARADEの曲を一緒にイヤホンで聴く様子が微笑ましかった。


STEPルームの生徒達でお米を炊いておむすびを作って、みんなでそれを屋上で楽しそうに食べている様子を見た祥子先生(佐久間由衣)は無力感に涙する。
「あたし、何で教師になったんだろ?
何の為に教師になったんだっけ?」
泣きながらおにぎりを頬張り、そんなことを言う祥子先生…うん、泣くか食うか喋るかどれか一つにしようか。


和斗へのいじめはおさまらず、荒らされた花壇に教科書がばらまかれていた。
和斗がそれを拾うのを見た陽平は怒りに震えながら声を絞り出す。

苦しかったら…
学校なんか…
来なくたっていいんだ!
苦しかったら…
苦しい時は…
学校なんか…
来なくたっていいんだ!
……
学校なんか来なくたっていいんだ!

STEPルームの子供達は自分の教室に入ることができない。
でも、こういう時、一緒に教科書を拾ってあげることができる。


スクールカーストなんてしょうもないもの、いつの間に出来たんだろうね?
昔からあったと言えばあったのか。
腹立たしいのは、3-A担任・田代恵吾(佐野泰臣)だよ!(`Д´)ノシ
“カーストの上の子をうまく使って学級運営に利用する先生”そのもの。
和斗がトイレで水をかけられ教室に来られないのを知っていながら生徒達の前では「なんだ、また伊藤はいないのか、困ったヤツだなぁ」なんてほざく。
虫酸が走るね、この先生。
榊校長(高橋克典)も!
大人が最低すぎる!!

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『ひきこもり先生』第4回あらすじ・感想 

【戦場】あらすじ
元ひきこもりで、現在は焼き鳥屋「焼きとり うめ」を経営しながら川藤市立梅谷中学校の不登校クラス“STEPルーム”の講師をしている上嶋陽平(佐藤二朗)のある発言が波紋を呼ぶ。
陽平が同級生のいじめにあい登校するのが辛くなった生徒に「無理して学校に来なくていい」と言ったことから、学校を休む生徒が続出しているのだ。
陽平に講師の白羽の矢を立てた張本人である榊校長(高橋克典)の方針は「いじめゼロ」「不登校ゼロ」である。
そんな榊校長は、教育委員会からの聞き取り調査を受ける陽平に「いじめがない」と証言するよう迫る。
生徒の将来の為だと説得された陽平は、教育委員会に嘘をついてしまう。
それを苦に陽平は家に引きこもってしまい……。


●感想
父親・陽平(佐藤二朗)に会いに[焼きとり うめ]の前まで来た娘のゆい(吉田美佳子)は陽平の顔をじっと見て、何か言いたそうなんだけど結局何も言えずその場から走り去ってしまう。
陽平と目が合っていろんな思いが頭の中にも心の中にも渦巻いて、何からどう言ったら良いのか分からなかったんだろうな。
ゆいちゃん、子供の頃からロップくんが好きなようで、高校生になった今も鞄に体長20㎝のロップくんのキーホルダーを付けている。


スクールカーストのテッペンから転落し、いじめられる側になった奥山博喜(中川翼)はスクールソーシャルワーカーの磯崎藍子(鈴木保奈美)に吐き捨てるように言う。
「この学校…気持ち悪い」 
見ている私だって、大人達(先生達)や他の子をいじめて喜びの声を上げる馬鹿どもは気持ち悪いと思うよ。
あれで仲間ぶってんだからさ。


あんな気味の悪い同級生と友達関係なんか続ける意味は無いと思う。
そんなものなら捨ててしまえと思う。
友達がいないことは恥ずかしいことじゃないし、一人でいられないから他の人間をいじめるくらいなら“ぼっち”でいる方がむしろ強かろうと思う。


「うちの学校にいじめは…ありません」と言ってしまった陽平は、ゆいに会いに行くのだが娘を前にうまく言葉が出ない。

他に言うことないの
あたし ずっと待ってたんだよ
ずっと待ってた
あたしのことちゃんと見てくれないんだね
どうでもいい
どうでもいい!


嘘の証言をしたこと、娘に気持ちを伝えられなかったこと、それが原因で陽平は学校へ行けなくなってしまう。
非常勤講師を始めた頃は、鉢植えの花を手に持って人間じゃなく花に向かって話しかけていた陽平。
それが学校で不登校の生徒達と接しているうちに鉢植えを持たずとも言葉を発することができるようになっていた。
ごく普通に話ができる。
サービスをしない店の店主がサービスができるようになっていたのに……。


陽平が引きこもるようになったことを心配して、ひきこもりカレッジの長嶺幸二(半海一晃)と藍子(鈴木保奈美) が陽平の家を訪ねる。
だが、会えず陽平の雄叫びを聞くだけ。
その帰り道で長嶺さんはこう言う。
「陽平さんがどんな気持ちで学校へ通っていたか、傍目にはわからんですよね。彼にとっては戦場に行くようなものです」


祥子先生は、ほんとに駄目な先生だな。
若いからね、仕方ないのかもしれない。
でも、祥子先生は逃げてばっかだもん。
そりゃ、生徒達も心を開かないよ。
坂口征二(南出凌嘉)も堀田奈々(鈴木梨央)も学校が気持ち悪いと言う。
学校じゃなくても、恐怖心で誰かの顔色を見て過ごす場所に身を置くなら、大人だって怖くて気持ち悪くて苦しいよ。
そこを理解していない祥子先生だったけど、2年生の吉村なつき(伊東蒼)の「あたしがおかしいから学校が気持ち悪いの?」という問いにちゃんと向きあう。


ヨーダ君こと依田浩二(玉置玲央)は余命宣告を受けていた。
引きこもっている陽平に会いに来たヨーダ君は陽平を励ます。

ほんとに凄いよ。
ひきこもりが先生なんてさぁ。
上嶋氏、時間があるじゃない。



陽平を励ましに来たのはヨーダ君だけじゃなく、STEPルームの子供達も家の前から陽平を励ます。
「先生、大丈夫?」「先生、ごはん食べてる?」「先生、ありがとう」
ひきこもりだった子供達に励まされた陽平は学校へ行く。
そして榊校長に「僕はもう逃げません」と宣言した。
陽平は、子供達の為に学校側と闘う決心をしたみたいだな。

☆…☆…☆…☆…☆…☆…☆…☆…☆…☆…

『ひきこもり先生』第5回(最終回)あらすじ・感想 

【できる、できる、できる】あらすじ
梅谷中学校には「いじめがない」と証言した苦しさから再びひきこもりに戻ってしまった上嶋陽平(佐藤二朗)。
そんな陽平を励ましてくれたのは不登校クラス“STEPルーム”の生徒達だ。
生徒達のおかげで学校へ復帰した陽平は、梅谷中学校を《本当の事が言える学校》に変えようと奮闘する。
だが、隠蔽を目論んでいた校長の榊徹三(高橋克典)は陽平に圧力をかける。


卒業式が近づき、STEPルームの生徒達は担任の深野祥子(佐久間由衣)にクラス独自の卒業式をやりたいと訴える。
その矢先、新型コロナウイルスの影響で全国一斉休校の要請があり、榊校長は決断を迫られる。


●感想
一時は学校へ行けなくなった陽平(佐藤二朗)だけど、生徒達の為に無理をしてでも学校へ行く。
そんな陽平の学校にヨーダ君こと依田浩二(玉置玲央)がやって来てSTEPルームの生徒達の前で自分自身について語る。
ひきこもりになったきっかけ、実の父親からの自分の存在に対する全否定、そしてもうすぐ死ぬこと。
榊校長(高橋克典)は何度もヨーダ君の話を中断するのだが、同伴者のひきこもりカレッジ事務局長・長嶺幸二(半海一晃)の支えで最後まで話をすることができた。


「ちゃんと働いて世の中の役に立つ人間になってください」
そんなことを言って締めくくるのはヨーダ君らしくない気がした。
そしたら「なんてな!」とヨーダ君は本音を吐き出し始めた。


ヨーダ君は、榊校長に向かって「おまえなんかの思い通りになんかならないんだ!」「ずっと自由だったんだ!」「ザマアミロ!」と言いながら、苦しさに耐えられなくなる。
「俺だって…俺だって…何かできたはずなんだ」
そう言って声をあげて泣くヨーダ君を見ていると、言葉がなかった。
可哀想とは思わないけど、ただ苦しかった。


それにしても、陽平は心が広いな。
圧力をかけていた榊校長にすら同情する。
校長先生は校長先生なりの苦しさを背負っていたのだと考え、私にはただふてくされて拗ねているようにしか見えない校長に、本当のことを言ってくれてありがとうと礼まで言うのだから。


コロナのせいで卒業式が開かれなくなったことに対し、いじめから目をそらしていた永田先生(今藤洋子)が感情を露わにしたのは意外だった。
1㎜くらいは生徒達を思う気持ちがあったのね。


STEPルームの生徒達は全国一斉休校にもかかわらず集まって卒業式を始める。
校門前で先生達と向きあった生徒達は自分達の納得できない点を口にするけれど、先生達から発せられるのは「全国一斉休校だぞ」「国の要請なんだ、どうしようもないだろう」という説得力のない言葉ばかり。


陽平は何度も言葉がつっかえるし、スムーズな喋り方じゃないけれど、子供達の味方として先生達に話す言葉は温かくて、決して否定的じゃない。
陽平は誰のことも否定しないのだ。
子供達を「君達は凄い!」と褒める陽平だが、本当に凄いのは他人を否定しないで受けとめようとする陽平だと思う。


堀田奈々(鈴木梨央)は校門に集まっている教師達に向かって、
「私たちの為にまず大人がしあわせになってよ」
と叫んでいた。
ごもっともな訴えだ。
「いじめゼロ」「不登校ゼロ」なんて嘘だ。
大人だって人間関係に苦しむことはしばしばあるし、無理がたたって鬱病になったり会社に行けなくなったりするのだ。


性格の問題で不登校なら解決策はあるだろうが、人間関係によるストレスや恐怖心が原因なら一方の努力だけで問題解決はできない。
“いじめ”という犯罪を犯す者どもを全員しょっ引けるわけじゃないなら、学校に行かなくても十分勉強ができ、仕事が得られる仕組みを作るべきだろう。
社会復帰とはなんぞや?
逃げるが勝ちでもいいではないかと思う。

☆…☆…☆…☆…☆…☆…☆…☆…☆…☆…

ご訪問ありがとうございました(人´∀`)♪

コメント一覧

tataraworks-lynx50
@29qlove ラムネちゃんとキーちゃんのママん様、コメントありがとうございます。
そうですよね、ひきこもりの方、増えてますよね。
80-50問題とかいろいろあるけど、どうしてそうなったのかその原因も人それぞれで簡単にこういうもんだって言えないんですよね。
それにしても、中高6年も連絡役をされていた姉たん、偉い。
なかなかできませんよ。
途中で投げちゃっても責める人もいないと思うし。
それをずっと続けていたのは本当に凄いことだと思います。
29qlove
不登校や引きこもりの問題は現代教育とは切っても切り離せない問題としてどんどん膨らんでいるように思えます。
私もまさか自分や家族には関係の無い遠い問題かと思っていたら、子供たちの周りには結構な数の引きこもり問題を抱えてらっしゃる保護者や友達たちがいました。
娘の友達は何人か不登校でくるしんだお子さんがおられます。原因がいじめではなく、何となく学校に馴染めない、とか勉強に追いつかない、成績がどうしても上がらない等様々でしたが、先生方との接触や電話連絡にも出られない子は常で、困った先生、一番仲の良い友達は?誰だったら電話に出られるか?話ができる相手は?と聞くと、どの子もうちの姉たんの名前を出すという事になり…姉たんは中高時代6年間を3人の不登校の友達と共に、『連絡役』として過ごした経験も出来ました。登校時間遅刻ギリギリまで駅のホームで待ってから学校へ行くとかも日常でした。
約束したけど、来ない相手を待つ時間は馬鹿らしいようですが、それでもその間にメールとかもできるし、小テストの予習とか家で出来なかったことやれたから別にいい、と駅で時間つぶしては学校へ行く毎日でした。やはり、不登校は命の問題だから…というのは大いにあったと思います。
大人になればなんのことは無く、今はそれぞれの道を歩み、好きなことも見つけて普通に生活出来ている友達のことを思うと、不登校だった時代はおたふく風邪にかかっていた時期だと思えると言っています。(^^)

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