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〖山田家の女〗1巻あらすじ・ネタバレ感想!(湯木のじん著)

湯木のじん著〖山田家の女〗1巻あらすじ・ネタバレ感想。
幸せな結婚を夢見る学年一の秀才女子・三葉は、悪評の宝庫のような金髪男子に自転車で怪我をさせたことからパシリとして扱われることになり……。

〖山田家の女〗1巻 

『山田家の女』1巻 著者:湯木のじん tataraworks
■著者:湯木のじん
■カバーデザイン:巻渕美紅(POCKET)
■発行:株式会社集英社
■発売日:2022年12月23日



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〖山田家の女〗1巻登場人物

〖山田家の女〗1巻あらすじ・ネタバレ感想




〖山田家の女〗1巻登場人物 

山田三葉 やまだみつば 
 春海高校1年1組。学年一の秀才
 女ばかりの家庭で育った
 誠実な夫と幸せな家庭を築きたい
 柔道部のマネージャーになる

窪龍之介 くぼりゅうのすけ 
 8組の評判が悪い金髪男子
 実は生まれつき髪の色が明るい
 柔道部に入部する
 小・中と[神谷道場]に通う

安藤音 あんどうおと 
 三葉の幼馴染みでクラスメイト
 三葉と同じボランティア部所属

広瀬大晴 ひろせたいせい 
 三葉のクラスメイト
 サッカー部所属
 中学時代は龍之介と試合で会った

<山田家>
三葉の祖母
 色々あってバツ3
三葉の母
 色々あってバツ2
山田一笑 やまだいちえ 
 山田家長女で大学生
 恋愛・結婚に興味はない
 男を頼らない自立した女を目指す
山田二奈 やまだにな 
 山田家次女で19歳
 高校中退のシングルマザー
山田麗奈 やまだれな 
 二奈の娘

<柔道部>
もり 
 龍之介を毛嫌いしている1年生
 龍之介のクラスメイトでもある
小関 こせき 
 1年生。弟あり。彼女持ち
玉木 たまき 
 1年生。今は彼女なし
2年生(部長、副部長ほか3名)
宇野 うの 
 柔道部顧問

<神谷道場>
●道場に通う大学生

<そのほか>
ジョン
 龍之介の飼い犬。ハスキー
しおり 
 龍之介が後を追った女性

- 1巻 -
●加藤
 三葉の中学時代の先輩
 龍之介に一本背負いを決められる
●龍之介を疑う教師



〖山田家の女〗1巻あらすじ 

1話~4話収録

色々あって祖母はバツ3、母はバツ2、姉はシングルマザーという女ばかりの家庭で育った山田三葉。
学年一の秀才でもある三葉の将来の夢は、誠実な夫と幸せな家庭を築くこと。
高校から付き合っているのにずっと妻命な夫と、ほどほどの家に子供は男の子と女の子、そしてハスキーかセントバーナードを飼っている、それが三葉の理想の家庭。


ある朝、三葉は8組の窪龍之介が橋から川に何かを放り投げるのを目撃します。
不法投棄に思わず大きな声を出してしまった三葉の顔に蝶が貼り付き、慌てた三葉は自転車ごと龍之介に突進。
追突した上、龍之介の手に全治3週間の怪我を負わせてしまいます。


髪を金髪にしている龍之介は悪評の宝庫のような男子です。
三葉は、手にヒビが入った龍之介にパシリとして扱われることになり……。
『山田家の女』1巻 著者:湯木のじん tataraworks



〖山田家の女〗1巻ネタバレ感想 

三葉の憧れの家庭像は「ほどほど」と言えるでしょうか?
確かに二昔くらい前ならまだ「普通の家庭」と言えたでしょう。
でも、子供が2人もいて大型犬を飼える家を持つなんて、今のご時世かなりハードルが高いと思いますよ?
いつ頃からか「普通」は「当たり前」じゃなくなったのですよね。
何て世知辛いこと。


祖母はバツ3、母はバツ2、姉はシングルマザーという女ばかりの家庭で育った三葉は幸せな結婚を夢見ています。
だからと言って家族を嫌ったり否定しているわけではありません。
それなのに、なぜステレオタイプな理想を描いているのでしょう?
あんなに勉強を頑張っているのに、長女・一笑のように男に頼らない自立した女を目指さないのはどうしてでしょう?


三葉は龍之介に、
「よくない男が
いるってことは
いい男がいるっ
てことでしょ!」
(11ページ)
と話しますが、それもやはり理想であって、こだわりの理由とか原因は他にある気がします。
元々は相当な夢見がち少女なのに、学校ではクールな秀才を演じている三葉が、結婚に憧れることになった具体的なエピソードなどはこれから描かれるのかもしれませんね。


勉強ができる三葉も山田家の血筋なのか、恋愛に関しては絵に描いた様な“恋は盲目”ぶりを発揮します。
そんな三葉に代わって親友の音が龍之介を厳しい目でチェック。
余談ですが、結婚詐欺に遭いやすいのは自他共にシッカリしていると思われている女性が多いようですよ。
理由は、自信があるがゆえに他人に相談する機会が少ないからなんですって。


龍之介にのめり込んだ三葉は、音に将来は結婚したいと思っていることを白状し、柔道部のマネージャーになります。
圧倒的に万人ウケするであろう広瀬大晴に想われていることには1ミリも気づかず、龍之介の世話をやきまくる三葉。
対して龍之介は実に飄々としています。
彼は「山田<ジョン」と愛犬の方がちょっと上くらいにしか思っていなさそう。


そんな龍之介が、ある女性を街で見かけた途端、血相を変え一緒にいた三葉を放って後を追いかけて行ってしまいます。
あの女性・栞さんが何者だったとしても捨て置かれた三葉が気の毒。
龍之介は恋愛モード0なのでしょう。
三葉がこのニブちん男にちょっとでも恋愛対象として意識させるのは至難の業かもしれませんね。
まあ、頑張って(o゚▽゚)o
『山田家の女』1巻 著者:湯木のじん tataraworks

☆。・:*:☆。・:*:☆。・:*:☆。

ありがとうございました(人´∀`*)

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