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土ドラ〖パーセント〗1話~最終話(全4話)あらすじ・ネタバレ感想!

NHK土曜ドラマ〖パーセント〗1話~最終話(全4話)あらすじ・ネタバレ感想!
新人女性プロデューサーと俳優を目指す車椅子の高校生が≪新しい時代のドラマ≫を作る!
2024年5月11日(土) よる10時からNHK総合にて放送開始。
NHK土曜ドラマ〖パーセント〗1話~最終話(全4話)あらすじ・ネタバレ感想! tataraworks

〖パーセント〗 (全4回) 

■主演:伊藤万理華、和合由依
■脚本:大池容子
■演出:大嶋慧介、押田友太
■プロデューサー:南野彩子、葛西勇也
■放送:NHK総合 毎週土曜 22:00~
    BSP4K 毎週土曜日 9:25~
■再放送:総合 翌週水曜日 0時35分~
     (火曜深夜)
 ※放送予定は変更になる場合があります
■主題歌:きらめき
    (インナージャーニー)



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〖パーセント〗キャスト

 ※ゲストは各話に記載

〖パーセント〗あらすじ・ネタバレ感想 

第1話【ただ、そこにいる】(2024年5月11日放送)
第2話【まなざし】(2024年5月18日放送)
第3話【私が私であるために】(2024年5月25日放送)
★new第4話(最終話)【憧れを超えて】(2024年6月1日放送)



〖パーセント〗キャスト 

吉澤未来 よしざわみく (伊藤万理華)
 ローカルテレビ局[Pテレ]局員
 企画が採用されプロデューサーに
宮島ハル みやじまはる (和合由依)
 俳優を目指す、車椅子の高校生
 劇団[S]のメンバー

<Pテレ>
蘆田孝雄 あしだたかお (結木滉星)
 未来の同期。ドラマ班
 アシスタント・プロデューサー
羽座丘卓 はざおかすぐる (小松利昌)
 ドラマ班ディレクター
 未来の企画の演出・脚本制作を担う
植草秀樹 うえくさひでき (山中崇)
 ドラマ班チーフ・プロデューサー
 親族に障害を持つ人がいる
 未来の企画に厳しい視線を向ける
藤谷光彦 ふじたにみつひこ (橋本さとし)
 編成部長
 障害のある俳優の起用を提案
長谷部由美 はせべゆみ (水野美紀)
 藤谷の後任の編成部長
 未来に企画書全面的書き直しを指示

<劇団[S]>
高木圭介 たかぎけいすけ (成木冬威)
 ハルとよく衝突する劇団員
河上由里子 かわかみゆりこ (水口ミライ)
 ハルの親友。ろう者の高校生
 手話やスマホのアプリを使用
斉藤誠 さいとうまこと (はしぐちしん)
 劇団の演出家で車椅子を使っている
北見裕子 きたみゆうこ (森田かずよ)
 恋バナ好きの劇団員
三橋典子 みつはしのりこ (中川圭永子)
 恋バナ好きの劇団員
 視覚障害があり白杖を使っている
メタル(チタンヘッド)
 ヒップホップ好きの劇団員
坂本正人 さかもとまさと (梅林亮太)
 他の劇団員をよく気に掛ける
鈴木双葉 すずきふたば (立川茜)
 劇団員。頼れるお姉さんポジション
みどり(藤原ももな)
 夫と育児を分担しながら劇団に参加
野々村輝子 ののむらてるこ (河合美智子)
 劇団の代表

<ドラマ関係者>
小早川新太郎 こばやかわしんたろう (菅生新樹)
 今をときめく人気俳優
 未来の企画の主演にキャスティング
 役柄や企画内容に不満を抱く
宇佐美 うさみ のどか(余貴美子)
 『学園サンデー』の脚本家で大御所

<そのほか>
町田龍太郎 まちだりゅうたろう (岡山天音)
 未来の恋人でカフェバーのバイト
 学生時代は映研所属で賞も受賞した
 現在は映像制作から離れている
加藤珠 かとうたまき (山下桐里)
 ハルの近所に住む年上の幼馴染み
 高校演劇をやっていた
宮島 みやじま さくら(菊池亜希子)
 ハルの母親。夫は単身赴任
 ハルの意志を尊重
 劇団やテレビ局へハルを送迎
滝沢京子 たきざわきょうこ (中川わさ美)
 1話登場
 未来が番組で訪ねたカフェの店員
 指が欠損している



〖パーセント〗第1話あらすじ・ネタバレ感想 

【ただ、そこにいる】
ローカルテレビ局[Pテレ]局員の吉澤未来(伊藤万理華)は、バラエティ班のアシスタント・プロデューサーとして多忙な日々を送っています。
未来は、ドラマ班へ異動するため企画書を出し続けています。
ある日、未来は編成部長・藤谷光彦(橋本さとし)に呼び出され自身の企画が通ったと告げられます。
しかし、喜んだのもつかの間。
部長から「この企画の主人公、障害者ってことにできへんか?」と尋ねられます。


Pテレでは局をあげて【多様性月間】というキャンペーンを行っています。
その一貫として登場人物に“多様性”を持たせたドラマが必要なのだとか。
戸惑っている未来をよそに、「障害のある俳優を起用する」という条件で企画は進んでいきます。
それは、未来が思い描いていた学園ドラマとは全く別物でした。


企画を成立させるため取材を進める中、未来は車椅子に乗った高校生・宮島ハル(和合由依)と出会います。
そして、俳優を目指しているハルにドラマ出演のオファーをします。
ところが、ハルから「障害を利用されるんは嫌や」と拒否され……。

〖パーセント〗第1話ゲスト

●キララ(清水緑)
 カフェに取材に訪れたタレント
●松山(小薮大祐)
 キララのマネージャー
●カフェ取材のディレクター(角真也)
●取材先の学校の先生(小林浩司、木全晶子)
●ハルの学校の教頭先生(山田裕)
●脚本家・桝川瑛二(竹田宏樹)
●若手女優・佐藤梓(堀口日萌)
●『学園サンデー』主人公(佐藤優太)
●『学園サンデー』ヒロイン(中西花)
●福富宏彰(福角宣弘)
 妻の福富聡子(川本美由紀)
 [喫茶トミー]の店主夫婦
●写真(福角幸子)


●感想
大人の未来(伊藤万理華)がハル(和合由依)に見据えられタジタジになるのも分かります。
ハルは真っ直ぐなんですよね。
見透かされそうな眼差しを向けられると、その場しのぎの発言をしてはいけないな、と緊張しそうです。
かと言ってできるかどうか約束しかねることをその場で口にはできません。
障害の有無は関係なくハルが高校生である以上、大人社会のルールを押しつけず丁寧に話す必要があります。


未来は、カフェの店員・滝沢京子(中川わさ美)の手を見て、手は映さない方が良いと判断しました。
それは差別をしたのではなく、健常者の未来の気遣いだったのでしょう。
こういうのはどんなに想像力を働かせても正解が分からないと思います。
手を隠す必要はない、これも個性だと考える人もいれば、映さないでほしいと思う人もいるでしょう。
気遣いのつもりが侮辱だと受け取られるかもしれません。
相手側にどうしたいか判断を委ねるのも何か違う気がします。
社会が変わるというのは、こういう事で悩む必要がないって事でしょうね。


「新時代の番組のあり方、模索して」
と、もっともらしい事を言いながら現場を翻弄していた編成部長・藤谷光彦(橋本さとし)が異動。
未来は、後任部長・長谷部由美(水野美紀)から企画の中身について痛烈な言葉を浴びせられます。
プロジェクト進行中に全く考えの異なる上司に代わるってやりづらいですよね。


野々村輝子役の河合美智子さんは、2016年に発症した脳出血の後遺症で右片麻痺があるそうです。
この事も初めて知りました。



〖パーセント〗第2話あらすじ・ネタバレ感想 

【まなざし】
ローカルテレビ局[Pテレ]局員の吉澤未来(伊藤万理華)は、企画が通り念願のドラマ班へ異動しました。
しかし、編成部長・藤谷光彦(橋本さとし)から最初の企画を大幅変更し障害者の起用を提案されます。
未来は何とか車椅子に乗った女子高校生・宮島ハル(和合由依)からヒロイン役でドラマ出演の了承も得ました。


そんな中、藤谷部長が異動し後任の編成部長として長谷部由美(水野美紀)がやって来ます。
長谷部部長は未来の企画内容を全面否定し、再考を命じます。
煮詰まってしまった未来は同居している恋人・町田龍太郎(岡山天音)に相談を持ちかけますが……。

〖パーセント〗第2話ゲスト

●町田龍太郎の後輩(竹下健人)
●後輩をなだめる女性(東千紗都)
●[譲豆]スタッフ・鮫島樹(堀井敬)
●みどりの夫(青地貴裕)
●報道部長(坂口修一)
●芸能部長(山本拓平


●感想
【アファーマティブアクション】の日本語訳は【積極的な格差是正措置】です。
日本語にしても何のこっちゃらって感じですね。
人種や肌の色、宗教、性別、出身国などを理由にした差別を解消するために積極的な措置をとること、らしいです。
例えば、会社の役員は女性を何%入れるなど一定の比率で人数を割り当てるやり方があります。
割り当てはクオータ制と言います。
個人的には逆差別っぽくて何となくモヤモヤします。


未来(伊藤万理華)も前部長の藤谷光彦(橋本さとし)から、若い女性だから脚本が選ばれたという余計な一言を言われモヤモヤしています。
せっかく得たチャンスですが、頭の中を「女だから」という言葉がぐるぐる回っています。
こういうことは仕事をしていたらよくあることでしょうね。
でも、未来自身も未熟ではないかと思います。
「女だから」という部分に反感を覚えても、反対にその1つの枠を取れなかった男性もいるのですから。
それを考えると、グチグチ言っている未来に「思い上がるなよ」という気持ちを抱いてしまいます。


そんな薄っぺらさが脚本に表れていたから、新しい編成部長・長谷部由美(水野美紀)に
「そんなペラペラの物語を貼り付けられるのは失礼です」 
と言われてしまったのでしょう。
チーフ・プロデューサーの植草秀樹(山中崇)にも
「もっと自分事としてとらえてみてくれへんか」 
と言われます。
未来自身は凄く努力しているつもりなのですが、考えが足りない、物事をもっと深く潜り込んで見ることができていない、そんな気がします。
だから、先輩達も上辺だけでネタ拾うなって気になるのではないでしょうか?


未来は彼氏の町田龍太郎(岡山天音)に助けを求めます。
龍太郎にとってもこれは良いきっかけになる気がします。
才能を活かしきれない生活は、龍太郎も本音では満足していないでしょう。
ただ、恋愛関係にある者同士が同じ職場で仕事をするようになったら、凄くぶつかりそうな気がします。
ふたりが良い関係を保ったまま成長してくれたら良いなと思います。



〖パーセント〗第3話あらすじ・ネタバレ感想 

【私が私であるために】
新人ドラマプロデューサーの吉澤未来(伊藤万理華)は、車椅子に乗った高校生・宮島ハル(和合由依)を主演に迎え、いよいよ撮影が始まります。
しかし、ハルは相手役の俳優・小早川新太郎(菅生新樹)と芝居が噛み合いません。
現場にも馴染めないハルは演技への自信も失ってしまいます。


未来は障害がある俳優達の出番が削られることに抵抗します。
その上、脚本協力として参加した未来の彼氏・町田龍太郎(岡山天音)ともぶつかってしまい……。

〖パーセント〗第3話ゲスト

●報道部ディレクター・要(石田剛太)
 未来に密着取材、インタビュー
●新太郎のマネージャー(松本幸司)
●ひな、めぐみ(守殿愛生、花莉里泉)
 ドラマ内高校生役
●ドラマ助監督(板倉チヒロ)
●ドラマ助監督(榎田貴斗)
●安田友美(小田ゆりえ)
●カメラマン(田中之尚)
●スタイリスト(藤堂海)
●ドラマスタッフ(虹園春美)
●高校生(大平萌笑、マクダウル凛奈)
 公園でたむろしていた女子高校生


●感想
憧れの人だった加藤珠(山下桐里)がドラマのエキストラとして参加していると知り、ハル(和合由依)は複雑な気持ちになります。
結局のところ健常者である珠に役を取られちゃった感じになりました。
撮影の都合、〆切り、役者のスケジュール、いろいろ考えたら進行が遅れるのって問題ですものね。
だから、ハルの出番を減らして珠が演じる時間を増やすことになりました。


カメラマンさんも悪気があるわけじゃないんですけどね。
自分とは違う人の体の状態とか分からないじゃないですか。
それは障害者だから、とかに限らず、単純に男性が女性の体調が分からないのと一緒だと思うんです。
でも、気を遣われる方からしたら、私の限界をお前が決めるなっていう気持ちになるのかもしれません。


植草秀樹(山中崇)が、現場が上手くいってない原因は「信頼関係が成り立ってへん時やな」と言っていましたが、まさにこのドラマの現場は、お互いの気持ちが全然分からないまま進行している状態なんだと思います。
とは言え、本音を口にしても権限を持っている人が下の者の意見を潰している部分が大きいです。
意見を通したかったら偉くなれって感じですね。


龍太郎(岡山天音)もこだわりがあって監督の羽座丘卓(小松利昌)にたてついちゃいました。
「アンタの撮り方が悪いんと違いますか?」
なんて、言い方悪すぎです。
引き受けた仕事を感情論で降りた龍太郎は無責任すぎやしませんか?


羽座丘の言い方も嫌味でしたけど、学園ものなんだから明るい方が良いとか、視聴者が見たくなるドラマに仕上げるとか、考え方は間違っていないと思います。
それに羽座丘は責任がある立場です。
進捗が遅れているなら進めるのも当然の判断だと思います。
その判断にハルは傷つきますが。


未来(伊藤万理華)と龍太郎の関係もヒビが入った状態です。
龍太郎はふたりで住んでいる部屋から出て行っちゃったのかな?
戻ってこーい!



〖パーセント〗第4話あらすじ・ネタバレ感想 

【憧れを超えて】
新人ドラマプロデューサーの吉澤未来(伊藤万理華)は、車椅子に乗った高校生・宮島ハル(和合由依)をヒロインに迎えドラマの撮影を進める。
しかし、未来の彼氏で脚本協力として参加していた町田龍太郎(岡山天音)と言い争いになったことで龍太郎は脚本協力を辞退したままだった。


そんな中、噂を聞きつけた元編成部長・藤谷光彦(橋本さとし)が、大御所脚本家の宇佐見のどか(余貴美子)を連れて来る。
宇佐見は未来の人生を変えた『学園サンデー』の脚本家だ。
喜びを隠せない未来だったが……。

〖パーセント〗第4話ゲスト

●ドラマ助監督(榎田貴斗、板倉チヒロ)
●報道部ディレクター・要(石田剛太)
●カメラ(田中之尚)
●スタイリスト(藤堂海)
●スタッフ(虹園春美)
●ひな、めぐみ(守殿愛生、花莉里泉)
 ドラマ内高校生役


●感想
未来(伊藤万理華)は元編成部長・藤谷光彦(橋本さとし)からドラマ『学園サンデー』の脚本家・宇佐見のどか(余貴美子)を捕まえてきたと聞いて大喜び。
本人と対面した時も、どういう顔やねん、なんちゅー顔してんねんと思うような表情を見せます。
そんな未来に宇佐見も「どしたー?」とひとこと。
ほんとどうしたんだ。


ハル(和合由依)、鋭い。
キャラブレを指摘。
でも、相手が大御所脚本家・宇佐見とあって未来はキャラブレを指摘することをためらいます。


町田龍太郎(岡山天音)は飛んだまま。
ちょっと帰ってきてほしかったです。
「あんま人のこと便利に使おうとすんなよ」なんて龍ちゃんらしくないことを言っちゃうくらいには不満が積もっていたのでしょうね。
それがこの機会に爆発しちゃったんだろうなと思います。
もう一回、話し合って欲しいなあ。
でも、修復不可能ですかね?


それにしても、未来の変顔…。
キョーレツ(((*≧艸≦)ププッ

☆…☆…☆…☆…☆…☆…☆…☆

ご訪問ありがとうございました

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