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江口洋介の探偵ドラマ『天使にリクエストを』全話あらすじ・ネタバレ感想!

NHK総合土曜ドラマ『天使にリクエストを~人生最後の願い~』のあらすじと感想を全話まとめ書き。
『なつぞら』の大森寿美男さんの書き下ろしオリジナルドラマ。
主演の江口洋介さんは探偵役、上白石萌歌さんはその助手役。
2020年9月19日(土)から放送スタート!


『天使にリクエストを~人生最後の願い~』

主演:江口洋介 / 脚本:大森寿美男
NHK総合 毎週土曜よる9時(全5回)
BS4K先行放送:9月17日(木)よる11時15分
再放送:総合 毎週木曜 午前0時50分~



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『天使にリクエストを~人生最後の願い~』あらすじとネタバレ感想


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『天使にリクエストを~人生最後の願い~』とは 

『天使にリクエストを~人生最後の願い~』は、『なつぞら』の大森寿美男さんの書き下ろしオリジナルドラマだ。
最期の時を前にして抱いた“最期の願い”こそ、その人の人生が凝縮されたもの。
探偵とその助手、看護師、スポンサーの老女の4人がチームを組んで、依頼者の“最期の願い”を叶えようと向きあいながら、それぞれの心の傷を見つめ、新たな未来へと踏み出していくストーリー。

放送予定
2020年9月19日(土)スタート <全5回>
総合・BS4K 毎週土曜 よる9時から9時49分

BS4K先行放送:9月17日(木)
BS4K 毎週木曜 よる11時15分から翌午前0時4分

再放送:総合 毎週木曜 午前0時50分から1時39分(水曜深夜)

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『天使にリクエストを~人生最後の願い~』キャスト 

元刑事の探偵・島田修悟…江口洋介
島田の助手・小嶋亜花里…上白石萌歌
凄腕付添人熱血看護師・寺本春紀…志尊淳
スポンサー・佐藤和子…倍賞美津子
島田の元妻・時恵…板谷由夏
亡くなった島田の息子・聖哉…林田悠作

<島田が“最期の願い”を叶える人達>
大松幹枝…梶芽衣子
武村正介…塩見三省
元妻・時恵の父・三井…山本 學

<そのほか>
バーテンダー・今久保…螢雪次朗
医師・田端武彦…矢島健一
元公安の刑事・高津川直也…西郷輝彦

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『天使にリクエストを』第1回あらすじ・感想 

【探偵挽歌】あらすじ
元マル暴刑事の島田修悟(江口洋介)は、探偵事務所を構えてはいるが酒浸りの生活を送っている。
ある日、島田の探偵事務所にお金持ちの老女・佐藤和子(倍賞美津子)から変わった依頼が舞い込む。
入院中に知り合った大松幹枝(梶芽衣子)の“最期の願い”を叶える為、富士宮に連れて行ってほしいと言う。
島田は、助手の小嶋亜花里(上白石萌歌)に背中を押され依頼を引き受ける。

幹枝の願いは、かつてここで捨てた子供を探し出して謝ること。
その子供の有力候補者として浮かんできたのは暴力団の組長だった。
島田は暴力団絡みで一人息子を亡くしたことから妻の時恵(板谷由夏)と離婚し、警察を辞めていた。

<ゲスト>
組長・山本克美(六平直政)
サンシャインガールズのママ(渡辺真起子)
組員・田村(阪田マサノブ)
浮気調査の依頼人(MEGUMI)
倉島颯良、佐々木一平、中山孟

【再放送】
総合2020年9月24日(木)午前0時50分~(水曜深夜)

●感想
私にとっての“最期の願い”を考えてみたがとんと思いつかない。
まだ生きる気満々なのか、それとも自分自身にすら無関心だからか。

それにしても、人間死を前にすると60年前のことでもどうにかしなくちゃという衝動にかられるのだろうか?
自分の子供を捨ててしまったことを謝りたいという気持ちは分からなくもないが、普通に考えてそんなに時間が経ったら探すのは困難極まりない。
諦めそうなものだ。

そして、結局のところ、勝手じゃないかと思ったんだよね。
「捨てたくて捨てたんじゃない」
うん、まあ、いろいろあったんでしょう。
そして、「謝りたい」って言われてもね。
それ自体が自分がスッキリしたいだけで自己満足じゃん?
だって、息子にしてみたら、それを言われたところでどうしようもないんだから。
そんなふうに思ってしまってら、幹枝(梶芽衣子)に同情はできなかったなぁ。

それより、島田(江口洋介)の息子・聖哉(林田悠作)が亡くなった原因がちょっとビックリで、飲んだくれても飲んだくれても気持ちは解放されないだろうなと思った。

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『天使にリクエストを』第2回あらすじ・感想 

【捨て子ブルース】あらすじ
60年前に捨てた息子に会って謝りたいという依頼人・幹枝(梶芽衣子)の願いを叶えようと島田(江口洋介)はヤクザの組長・山本克美(六平直政)と幹枝を対面させる。
幹枝の話に耳を傾けた山本だったが、記憶に食い違いがあり、幹枝の息子探しは振り出しに戻る。
幹枝は、もう一人の息子候補がいることを話し、ある医師の本を差し出す。
その医師が息子かどうか確かめたいと言うが喘息の発作で危険な状態に……。


<ゲスト>
組長・山本克美(六平直政)
サンシャインガールズのママ(渡辺真起子)
組員・田村(阪田マサノブ)
息子候補の医師・山岡浩司(山崎 一)
イナダタカオ(足立英)
幹枝の母(大家由祐子)
幹枝の若い頃(しゅはまはるみ)
倉島颯良、佐々木一平、中山孟、
牧トオル

【再放送】
総合2020年10月1日(木)午前0時50分~(水曜深夜)

●感想
「ここまで盛り上げておいて」って本当だよ、幹枝(梶芽衣子)の話に思わずヤクザの皆さんも聞き入ってたってのに。
「違うんかーい(`Д´)ノシ」ふはっ。

やまおか診療所の医師・山岡(山崎一)はDNA鑑定で既に本当の母親が見つかっていたけれど、島田(江口洋介)の頼みをきき幹枝の息子のふりをする。
結局、幹枝の子供は誰なんだろう?
分からずじまいなのかと思ったが……。
本当の息子は『にあんちゃん』の本を持っていた人だった。
くぅ~、そうきたかぁ(゚´Д`゚)

何だかんだで島田は、本当の息子が誰なのか幹枝が悟っていたことで涙する。
もうね、江口洋介の泣き顔がたまらん!
もらい泣きした(; ;)ホロホロ

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『天使にリクエストを』第3回あらすじ・感想 

【貧民狂想曲】あらすじ
元ホームレスで末期がんの患者・武村正介(塩見三省)の素性を調べて欲しいと、幹枝(梶芽衣子)の主治医だった田端(矢島健一)に頼まれた島田(江口洋介)は、武村に“最期の願い”を尋ねる。
武村の“最期の願い”は「アパートで荷物の整理をしたい」だった。
すぐに願いは叶えられたが帰り際に武村が「俺はかつての爆弾犯」だと言う。
武村は小説を書くことが生きがいだったが、生活保護受給者の宿泊所で小説を侮辱されたことがあり……。


<ゲスト>
武村正介(塩見三省)
ホームレス支援団体・自立サポートセンターライフらんどの職員(橋爪 淳)
無料低額宿泊所で武村の小説をバカにした人(駒木根隆介)
元公安の刑事・高津川直也(西郷輝彦)

一本気伸吾、菅沼 岳、鈴木隆仁、
島津健太郎、佐々木一平

【再放送】
総合2020年10月8日(木)午前0時50分~(水曜深夜)

●感想
ど……ビックリ!(゜ロ゜屮)屮
武村正介(塩見三省)がおじいさんになっても自分のアパートの床下を掘って、自前の爆弾工場を作っていたなんてね。
いやいや、凄い執念。

この間まで酒浸りだった島田(江口洋介)が、爆弾が爆発するってのに武村の前に座ったのは根っこの部分は刑事だからだろうか?

看護師の寺本(志尊淳)にAEDを求められた亜花里(上白石萌歌)は、武村が爆弾犯かもしれないと思うとAEDを渡すのを躊躇してしまう。
うーん、亜花里の気持ちの方が人間として一般的な感情だと思う。
私だって、この人が大勢の人を苦しめたヤツだろうって思ったら、放置してしまえ!って気になると思う。

ところで、このドラマ、随分と古い歌が流れるなぁ。
大松幹枝(梶芽衣子)の時は、♪『アカシアの雨』だったが、今回は♪『生活の柄』という曲だった。
『アカシアの雨』はかろうじて聞いたことがあったが、さすがに『生活の柄』は江口洋介が歌うのを聞いてもピンとこなかった。

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『天使にリクエストを』第4回あらすじ・感想 

【つみびと巡礼歌】あらすじ
島田(江口洋介)の活動を知った元妻・時恵(板谷由夏)の父・三井(山本學)が、秩父の札所巡りをしたいと依頼して来る。
時恵は反対するが、和子(倍賞美津子)らが説得し、秩父に向かうことに……。
実は三井の本当の願いは、壊れてしまった娘夫婦の関係を修復することだったが、島田と時恵はすれ違い続き。
そして、巡礼の最中、三井に痴呆の症状が現れて……。

<ゲスト>
元妻・時恵の父・三井(山本學)
島田の母・島田多喜子(銀粉蝶)

見上愛、島津健太郎、佐々木一平

【再放送】
総合2020年10月15日(木)午前0時50分~1時39分(水曜深夜)

●感想
亜花里(上白石萌歌)ちゃんは《神》探しをしていたのかぁ。
春紀(志尊淳)の父親は自殺をしたらしいし、みんな重いものを背負っているな。

三井真吉(山本學)は、娘と島田(江口洋介)の関係修復を願っているけれど、時恵(板谷由夏)の島田を恨む気持ちは無かったことにはできないよね。
子供が死んでしまって、今は1人で痴呆の症状が出てがんを患っている父親の面倒を見ている時恵は、強がっているけど本当はとても不安だろうな。
それもあるからお父さんは娘を独りぼっちにして逝ってしまいたくないんだろう。
だから島田を頼ったんだろうな。

息子・聖哉(林田悠作)の“最後の願い”は「お母さんを悲しませないでよ」だった。
島田が泣いて泣いて泣いて、死んだ聖哉に謝るのが辛かったなあ。
江口洋介さんの泣きに胸をえぐられた。

今日の歌はユーミンの♪『守ってあげたい』だった。
上白石萌歌が歌う♪『守ってあげたい』は素晴らしかったわ( ´艸`)

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『天使にリクエストを』第5回(最終回)あらすじ・感想 

【聖母バラッド】あらすじ
サイレント・エンジェル財団のスポンサーである佐藤和子(倍賞美津子)が倒れ病院へ搬送される。
実は和子は末期がん患者だった。
和子は財団活動を寺本(志尊淳)に託す。
一方、島田(江口洋介)は元妻・時恵(板谷由夏)とやり直すことを誓い、和子の身内捜しを亜花里(上白石萌歌)と始めるが……。

<ゲスト>
訪問看護ステーション『さくはな』経営・寺本春紀の母親(羽野晶紀)
さわや元店長・男妻鹿(鈴木正幸)

丹由美子、藤 夏子、名取幸政、井口恭子

【再放送】
総合2020年10月22日(木)午前0時50分から1時39分(水曜深夜)

●感想
サイレント・エンジェル財団のスポンサーである佐藤和子(倍賞美津子)は、おもちゃのさわやの元経営者で、寺本春紀(志尊淳)のおばあちゃんだった。
「寺本春紀に最後まで真実を明かさないこと」が和子の“最期の願い”だった。

「和ちゃんは僕の救世主です」と言う寺本春紀は物腰柔らかく言葉づかいも丁寧な好青年で、若いけれど父親の自殺という過去を背負いながら、島田(江口洋介)、亜花里(上白石萌歌)と比べても一番のしっかり者。
サイレント・エンジェル財団を運営していくのには適任だと思う。
でも、祖母と父親との過去を知って寺本は財団を辞めたくなる。
キレる!普段温和な人がキレると怖い。

僕の尊敬する大好きな僕のおばあちゃんです

全てを受入れた寺ちゃんの一言…ぐはっ!泣けるぅ(゚´Д`゚)
意外に歌がうまかった寺ちゃん♪『さすらい

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ご訪問ありがとうございました(人´∀`)♪

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