たたらワークス★漫画･ドラマ･小説のネタバレ感想

ドラマでは、警視庁内に＜指殺人対策室＞略して＜指対（ゆびたい）＞という架空の部署が設置される。
香取慎吾さんが演じる主人公・万丞渉（ばんじょう・わたる）が、クセの強いメンバーとともに顔の見えない犯罪者《アノニマス》を捜査し見つけ出す。
社内企画募集で300通を超える応募の中から選ばれた濱谷晃一プロデューサーのオリジナル企画のドラマ。

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『アノニマス』キャスト

＜指殺人対策室メンバー＞

●万丞　渉（香取慎吾）
　捜査一課　→　指殺人対策室

●越谷真二郎（勝村政信）
　指対室の室長
●碓氷咲良（関水　渚）
　万丞の相棒
●菅沼凛々子（MEGUMI）
　“特定”が得意な鬼女、クールで勝ち気
●四宮純一（清水尋也）
　ホワイトハッカー
　指対室のデジタル担当で階級は巡査長

＜捜査一課＞
●羽鳥賢三（山本耕史）
　捜査一課の刑事で万丞につっかかる

●倉木セナ（シム・ウンギョン）
　２年前まで万丞の相棒だったが……

●城ケ崎明文（高橋克実）

　５話～登場する刑事部長

主題歌

アイナ・ジ・エンド（BiSH）♪『誰誰誰』

香取慎吾♪『Anonymous』（feat.WONK）

Anonymous (feat.WONK)

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『アノニマス』第１話あらすじ・感想

【引き金をひいた指】あらすじ
警視庁は、ＳＮＳの情報を分析し捜査に役立てるとともに、誹謗中傷の撲滅を目指す専門の対策室＜警視庁指殺人対策室＞通称＜指対＞を新設した。
万丞渉（香取慎吾）をはじめ＜指対＞に招集されたメンバーは出世コースから外れたくせ者ばかり。
ある日、ＳＮＳ上の誹謗中傷により自殺に追い込まれたモデル・真田梢（八木莉可子）の両親（松平健・床嶋佳子）が＜指対＞に相談に訪れ……。

＜ゲスト＞

梢の父・真田光洋（松平　健）
梢の母・真田麻衣子（床嶋佳子）
誹謗中傷の被害者・真田　梢（八木莉可子）
梢のモデル仲間・古賀有希（中田青渚）
証券会社勤務会社員・岩永伸介（山中　崇）

梢のモデル事務所の人（天野ひろゆき）
冒頭で学歴詐称で謝罪する人（ウド鈴木）

『ヒルカラ！』ＭＣ（片桐　仁）

第１話　引き金をいひいた指

●感想

碓氷咲良（関水渚）は万丞渉（香取慎吾）に初対面で「高校生？」と言われてしまう。
うーん、確かに25歳にしては幼すぎ。
万丞が就業時間を理由に帰る背中に向かって「もう！嫌い！」と叫ぶところなんかは高校生と言われても仕方ない。
しかも万丞にキャンキャン言うわりに、彼女自身はノープラン(笑´∀｀)
こりゃ大変なコンビだな。

岩永伸介（山中崇）は最後あがくのか～と思ったが万丞が決め台詞で落とす。
お前はこの指１本で１人の人間を殺した
その罪は一生消えない

だが岩永より更に悪い奴が……。

警察情報を掴んでいち早く《裏Ｋ察》サイトにアップしている“アノニマス”の存在、むむ、気になる。

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『アノニマス』第２話あらすじ・感想

【消せない過去】あらすじ

モデル仲間を死に追いやったとして《裏Ｋ察》サイトに名前を書き込まれた古賀有希（中田青渚）が追い詰められ階段から転がり落ち重症を負う。
“アノニマス”を名乗る投稿者は警察内部の人間かもしれない……。
そんな中、芹沢亜里沙（深川麻衣）が＜指対＞に相談に訪れる。
ネットで炎上している「店員を土下座させる動画」の女性が、亜里沙だというデマが拡散されており、顔写真や勤務先まで晒され誹謗中傷を受けているという……。

＜ゲスト＞
デマによる誹謗中傷の被害者・芹沢亜里沙（深川麻衣）
亜里沙の婚約者・日下部翔平（田中俊介）

翔平の母（山下容莉枝）

亜里沙の会社の男性（鈴之助）

亜里沙の同僚（山谷花純）
刑事（奥田洋平）
刑事（瀬野和紀）
ライター・小宮コージ（松澤　匠）

Go-ssipサイト運営者（剣持直明）

『ヒルカラ！』ＭＣ（片桐　仁）

第２話　消せない過去

●感想

ずっと気になっていた主題歌♪Anonymousを歌っているアーティストが判明した！
香取慎吾さんとＷＯＮＫの共作で、一度聞いたらずっと耳に残るカッコイイ曲。

香取慎吾 feat.WONK『♪Anonymous』2月1日配信

さて、ネットでデマを流された亜里沙（深川麻衣）は、「土下座野郎」の彼女ってのはデマだったがある動画の出演に関しては耳の形を照合したら本人と確定。おやおや。
勤務先の会社にまで押し寄せる人達の対応に疲れ切った会社の上司は、ついに亜里沙に休むよう伝える。
うん、まあ、みんな困るもんね。

１記事200円、仲介料とられて160円。
文句があるなら再就職先探してくれよ！
てのがデマ記事を書いたライター・小宮コージ（松澤匠）の言い分だが、あの～、コンビニでバイトした方が収入良くない？
Ｗｅｂライターって肩書きはカッコいいから副業で人気がある職種だけど、量産しないといけないし、値段交渉するのも大変なんだよね、あれ。
ネットで稼ぐのって簡単そうだけど簡単じゃないよね～(~_~;)

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『アノニマス』第３話あらすじ・感想

【１７歳の殺人者】あらすじ

高校生の片山蓮（青木柚）によるホームレス殺害事件が起きた１ヶ月後に蓮の個人情報が特定されネットに晒される。
蓮の父・片山遼太郎（戸田昌宏）は＜警視庁指殺人対策室＞通称＜指対＞を訪れ犯人を捕まえて欲しいと依頼する。
捜査にあたった万丞渉（香取慎吾）と碓氷咲良（関水渚）が蓮の交友関係を調べるうちに蓮の本性が浮き彫りに……。

＜ゲスト＞

蓮の母・片山百合絵（紺野まひる）
未成年殺人犯ゆえ個人情報を晒される・片山　蓮（青木　柚）

蓮の父・片山遼太郎（戸田昌宏）

担任教師・神保　彰（川島潤哉）

ホームレスの井田　諭（剛州）
万丞にメモを渡す男（田中要次）

第３話　１７歳の殺人者

●感想

「たかがホームレス１人殺して僕の人生メチャクチャになるんですよ。不条理でしょ？」って…まあ、悪いことするヤツはそんなもんだろうな。
反省なんかしないわ。

てな感想を口にすると、凛々子（MEGUMI）みたいな人に「親になったことがないと分からない」って言われちゃうんだろうな。
私も経験があるけど、子供を産んでいないと一般論でも口にすることを許してもらえない女の世界ってあるんだよね。
未婚、既婚で別れ、既婚同士でも子有り、子無しでグループが別れちゃう。

全く反省しない蓮に万丞渉（香取慎吾）は、彼が殺したホームレスの方の人生を語り「お前が殺したのは井田諭という１人の……１人しか存在しない人間だ」と言う。

母親と一緒に歩めるといいけど……。

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『アノニマス』第４話あらすじ・感想

【匿名の恋人】あらすじ

元アイドルの真壁澪（田中美里）が夫の清二（小松和重）とともに＜警視庁指殺人対策室＞通称＜指対＞にやって来る。
澪は既婚男性とのＷ不倫を報じられ、世間の反感を買い批判が殺到していた。
しかも相手の男性とはマッチングアプリで知り合ったと言う。
闇サイト【裏Ｋ察】上に情報がさらされ、かつて澪へのストーカー行為で逮捕された男が出所し再び澪をつけ回し始め……。

＜ゲスト＞
元アイドルの真壁澪（田中美里）
真壁澪の夫・清二（小松和重）
澪のストーカー・柳田　修（山本浩司）
澪の不倫相手・柊有起哉（前川泰之）

柳田が働く店の板長板長（野添義弘）

万丞にメモを渡す男（田中要次）

第４話　匿名の恋人

●感想

真壁澪（田中美里）はストーカーの柳田（山本浩司）に怯えつつ、不倫相手とは連絡を取り続けている。
それにしても芸能人でもマッチングアプリって使うのかね？
リスクが大きい気がするのだが。
それ以上に信じられないのは、澪の夫・清二（小松和重）だわ。
自分で自分の腕を切っちゃうなんて。
夫こそストーカーでした。

ところで、万丞渉（香取慎吾）の小指のケガ？どこでできたんだろう？

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『アノニマス』第５話あらすじ・感想

【奪われた居場所】あらすじ

大人気動画配信者さわてぃ（橋本淳）から、ＳＮＳ上での誹謗中傷が１ヶ月前から増加し、脅迫まで届くようになったと＜警視庁指殺人対策室＞通称＜指対＞に相談が入る。
その脅迫行為が晒されバッシングを浴びることになった星野秀一（萩原利久）は、現実でもネットでも居場所を失う。
星野を知る司書・山名栞（鞘師里保）は、彼を良い人だと言うし、さわてぃも隠し事をしているようだ。
違和感を覚えた万丞渉（香取慎吾）と碓氷咲良（関水渚）は星野の説得を試みるが、星野は最悪の選択をとり……。

＜ゲスト＞
大人気動画配信者さわてぃ（橋本淳）
脅迫行為をさらされる星野秀一（萩原利久）
司書・山名　栞（鞘師里保）

倉木の病室の看護師・有沢優子（相築あきこ）

●感想

おいおい菅沼（MEGUMI）、自分の写真を使いたくないからって、本人の許可無く勝手に万丞（香取慎吾）の隠し撮り写真をアイコンとしてアップしちゃダメでしょ。
ハンドルネームは“ロンリーウルフ”って。

「これがおまえらがやったことの結果だ」
最後にそう言って星野（萩原利久）は自分の腹を刺す。
でも、万丞が言う通り野次馬を喜ばせただけのような気がする。
面白がっている人間は、心が痛まない。
そんなヤツらの為に自分を犠牲にする必要も、自分を諦める必要もない。
居場所がなきゃないでいいじゃん。
人生フリーアドレスって開き直っちゃえ。

第５話　奪われた居場所

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『アノニマス』第６話あらすじ・感想

【偽りの復讐】あらすじ

＜警視庁指殺人対策室＞通称＜指対＞と“アノニマス”が繋がっている、という噂が警察内部で広がり、万丞渉（香取慎吾）に疑いの目が向けられる。
そんな指対に匿名の中傷で悩む専門学生・末松香（川島鈴遥）がやって来る。
香の恋人の椚総一郎（田中偉登）への中傷メールが届くという相談をしている最中に、総一郎が拉致される。
「彼の全てを奪う」という脅しとともに、監禁生配信が始まって……。

＜ゲスト＞
専門学生の末松　香（川島鈴遥）
香の恋人・椚総一郎（田中偉登）
香の高校時代の同級生・荒井慶太（岩上隼也）
慶太の弟・荒井翔太（楽駆）

●感想

万丞渉（香取慎吾）の言い分の方が正しいぞ、四宮純一（清水尋也）くんよ。
裏とってないのに写真を公式にアップしちゃダメダメ。
ほーら、言わんこっちゃない。

ほんとの悪者は椚総一郎（田中偉登）。

ネットの善意も捨てたもんじゃないと四宮くんは乗っかっちゃったけど……。

「自分の目で確かめてもいないことを真実だと言い切れるんでしょうか？」
そう香（川島鈴遥）は問いかける。
私が思うに、ネットではしゃぎたい人達からしたらそれが真実かどうかは関係ないんだと思うな。

さて、第１話でツンツンツンツンしていた万丞だが、ツンが大分減ったな。

四宮に対してもあっさり許す。

心の広い万丞だった。

第６話　偽りの復讐

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『アノニマス』第７話あらすじ・感想

【アノニマスの正体】あらすじ

社員をパワハラで自殺に追い込んだブラック企業として大炎上した食品会社カバヤマフーズ。
そのＳＮＳに「罪を告白しないなら爆破する」と言う爆破予告が届いた。
万丞渉（香取慎吾）らは爆破予告犯としてアノニマス信望者で大学生の小柳祐平（塩野瑛久）を突き止める。
アノニマスからは闇サイト【裏Ｋ察】に、国最大の巨悪・警察を告白すると言う動画が新たに投稿される。
そして、万丞は刑事部長の城ケ崎明文（高橋克実）から、アノニマスの正体を突き止めろと指示を受け……。

＜ゲスト＞
爆破予告した大学生・小柳祐平（塩野瑛久）
フリーライター・沢登一（水間ロン）

２年前の事件の真犯人・山室康介（山中雄輔）

本庁長官官房長首席監察官・森本修造（津田寛治）

長谷部国務大臣（桜木健一）
看護師・有沢優子（相築あきこ）

カバヤマフーズ社長・樺山啓一（原金太郎）

第７話　アノニマスの正体

●感想

２年前の事件…取り調べがきつくて容疑者のフリーライター・沢登一（水間ロン）は留置所で自殺。
倉木セナ（シム・ウンギョン）に情報を流したアノニマスを万丞渉（香取慎吾）はずっと追っている。
倉木に匿名で送られる紫のヒヤシンス。
花言葉は「ごめんなさい」「悲しみ、悲哀」「許して下さい」

刑事部長の城ケ崎明文（高橋克実）が証拠をねつ造したわけね。
当時、城ケ崎に逆らえない立場だった室長・越谷真二郎（勝村政信）が初代アノニマスとして倉木に情報提供した。
室長はアノニマスを止めていたけれど、その後を引き継いだ謎の人物、それが現在のアノニマス。
その正体は、倉木だった。

…ほんとに？ほんとに倉木？

…てことは、倉木と万丞が来週は闘うのかい？

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『アノニマス』第８話（最終回）あらすじ・感想

【名もなき正義】あらすじ

闇サイト【裏Ｋ察】に情報をアップしていたアノニマスの正体は、万丞渉（香取慎吾）のかつての相棒・倉木セナ（シム・ウンギョン）だった。
その真実に辿り着いた＜警視庁指殺人対策室＞通称＜指対＞のメンバーたち。
アノニマスの暴走に歯止めがきかない。
そんな中、刑事部長の城ケ崎明文（高橋克実）が行方をくらまして……。

そして倉木の協力者とは？

小説アノニマス警視庁指殺人対策室

＜ゲスト＞

刑事部長城ヶ崎の妻・涼子（筒井真理子）
城ヶ崎の娘・泉（河合優実）
アノニマスに関係？春川雅也（栁俊太郎）
本庁長官官房長首席監察官・森本修造（津田寛治）
長谷部国務大臣（桜木健一）
冤罪のフリーライター・沢登　一（水間ロン）

●感想

万丞（香取慎吾）は城ケ崎（高橋克実）が自殺したのは家族に迷惑をかけたくなかったからではないかと、城ヶ崎の家族に語る。
それはどうだろうか？
だってネットで叩く人々にしてみりゃ、生きていようが死んでいようが関係なく叩くんじゃないかしらん？
そこらへんは立場上、城ヶ崎はよく分かっている気がするのだが……。

倉木セナ役のシム・ウンギョンさんは泣き顔が魅力的だよね。
涙をためた目に見入ってしまうわ。
ところで倉木は捕まらないのだろうか？
倉木、あれって拳銃を不法所持してるよね？
ん？あれでいいの？

ネタがネット上の誹謗中傷だけに、初回から最終話まで後味が悪い内容だった気がする。
万丞が倉木に向けた説教も、直接会うのが大事って言われたら＜指対＞の存在否定のような気がしたわ。
言いたいことは分かるけど、もうちょっとスカッとしたかったな。

関係ないけど、城ヶ崎の娘・泉役の河合優実さんの髪型が好き。