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20代にしてウイスキーにハマってしまった筆者によるブログ。
Twitter:@Ruud_whisky

香薫

2014-11-14 23:52:02 | Japanese-Other

合同酒精の格安ウイスキー「香薫」をご紹介。


しそ焼酎「鍛高譚」の製造元として有名な合同酒精。主に甲類焼酎と甲乙混和焼酎が
主力ですが、唯一となるウイスキーのラインナップがこの香薫。
ド○キでは600mlで450円程と、半ば恐ろしいレベルの値段で販売されていました。
イオン、生協のPBウイスキーの製造元でもあり、トップバリュ(720ml598円)の
値段を見る限り、おそらく中身は同じこの香薫なのでしょう。

公式HPによると「厳選した3種類の原酒をブレンドすることで、ほのかに
スモーキーな香りをもつハイボールに最適な味わいに仕上げました。」
とのことですが、30、40もの種類をブレンドしているブレンデッドも
数多くある今日にそんなこと言われても困ってしまいます。笑

原材料を見ると、「モルト、グレーン、スピリッツ」とあります。
グレーンがすっかり普及した今日においてはある意味珍しいですが、
有名どころでは宝酒造の「凛」も同様にアルコールを使用しています。
どちらもブラックニッカクリアよりも廉価な銘柄ですね。
(まさか3種類の原酒って…?)


見える地雷臭が凄いですが、ともあれ飲んでみましょう。





「香」「薫」とどちらも「かおる」という読みの漢字を当てておきながら、
香りはレッドよりも薄く、アルコールの嫌味が目立つ。いくらか樽の香りがするでしょうか。

トワイスアップでいただくと…意外とクセのない味わい。
後味にレッドの時にも感じた嫌味を抱えながらも、微かな甘さと樽香をまとう。
良くも悪くもトリス以上にクリア。
どうでもいいですが、味の割には液色が意外と濃かったりもします。

合同酒精としてはハイボールにオススメとのことだったので、ハイボールで。
それなりに甘さがあり、飲めるのですが、なんとなく伸びが悪く、爽快感が足りない。
味わいが薄くて爽快感のないハイボールってなんなんですかね…


見えていた地雷の大きさの割に「どの飲み方でも微妙に不味い」という、
ブログ的にもとても美味しくない銘柄でした。笑


香りF 風味E 厚みE 余韻E C/P D 総合E

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