オリジナルブレンドを作る その3

久々となったウイスキー消費企画。ブレンドの第3弾。

今回はジャパニーズの2大大手、ニッカとサントリーのコラボを含めた3パターンを紹介。


マイルドターキー
～レシピ～
ワイルドターキー8年…15ml
BNディープ…15ml
ハイニッカ…30ml
想定原価:1350円(700ml換算)

初心者向けにバーボンのマイナーチェンジを図ったブレンド。
ダジャレかよ…と突っ込んではいけません。
ターキー8年をベースに、新樽がキーモルトのディープブレンド、
クリアでスムースなハイニッカをブレンドし、
なるべく味わいを残しながら低コスト化を目指しました。

狙い通り、ターキーの風味が全体的に勝っているものの、
強めに感じた酸味、渋みは適度に抑えられています。
かといって味わいが極端に薄まることはなく、飲みやすい。
単にディープとターキーを1:1でブレンドするのも面白いかも。

個人的評価:B-


ジャパニーズ・ドリーム
～レシピ～
響JH 30ml
復刻スーパー 30ml
推定原価:3800円(700ml換算)

二大メーカーの代表的なブレンデッドを1:1でブレンド。
ボディ強化のため、スーパーは復刻版にしてみました。
香りは響が強めですが、味わいは軽やかにした復刻版スーパーといったところ。
程良くスモーキーで、口当たりは柔らか。
ジャパニーズらしい味わいですが、復刻版スーパーだけのほうが好みですね。笑

個人的評価:B-


両雄並び立つ…？
～レシピ～
復刻版角瓶 30ml
復刻版BN 30ml
想定原価:1800円

ジャパニーズ・ドリームの廉価版。どちらも復刻版で統一してみました。
BNのバランスが良く、ヨードっぽい角瓶をしっかり受け止めています。
スモーキーさを残しながら、まろやかさを出せたのはプラス。
旧ラベルスーパー、プレ角よりもしっかりウイスキーしていて、
思ったより(？)面白いブレンドができました。

個人的評価:B


この企画の評価は味の絶対値よりもコスパ、消費しにくいお酒の消費量をベースにしていますが、
それにしても響＋スーパーと互角以上に復刻角瓶＋BNが美味しいという意外な結果も見つかりました。
こういう意外な妙味が味わえるのも、この企画の面白いところですね。



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