世界で最も売れているバーボン、ジムビームの入門編、ホワイトラベルです。
1795年発売以来、220年以上の歴史を誇り、言わずと知れたバーボンの王者、ジムビーム。
テネシーウイスキーであるジャックダニエルを除けば、世界最大シェアを誇るバーボンです。
発売当初はオールドタブという名で販売されており、現在の名前を冠したのは
4代目の中興の祖、ジェームズ・ビームがマスターディスティラーになってから。
ビーム家は創業以来、自社の7人を含め30人を超えるマスターディスティラーが輩出されており、
ジムビームの系譜は、競合他社にも受け継がれている。
そういった意味では、まさにバーボンの基準点とも言える銘柄かもしれません。
ホワイトラベルはローエンドを担う商品で、4年熟成、アルコール度数は40度。
バーボン特有のバニラ系統の甘い香りや、ウッディな樽香を感じます。
口当たりはややオイリーで、口の中で広がる感覚があります。
とは言え、以前レビューしているチョイスやターキー8年と比較すればドライで、風味は軽め。
ややアルコールの刺激やクセも感じます。
それでもジャパニーズやスコッチの同価格帯と比較すれば風味は強く、
樽香、穏やかな渋み、苦味がありますね。
余韻まで一貫してバーボンらしさを失わないのは好印象。
ライトで甘い香りが心地良いので、ハイボールにすると上々。
ロックでも悪くありません。水割りにするには少し物足りないかな?
ややライトな味わいのため、アーリータイムズ同様、バーボン入門用におすすめ。
香りC+ 風味C 厚みC+ 余韻C+ C/P B+ 総合C+
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