4月のサントリーに続き、ニッカウイスキーも9月からの値上げを発表しました。
http://www.asahibeer.co.jp/news/2015/0513.html
主な値上げ銘柄は「マッサン」以降バカ売れしている「竹鶴ピュアモルト」ブランド、
ブレンデッドからは「ザ・ニッカ」「スーパーニッカ」「フロムザバレル」「ハイニッカ」
そしてブランデーのローエンド「ニッカドンピエールV.S.O」の計8銘柄。
(その他、輸入洋酒にも値上げ銘柄があります。)
特に「竹鶴」は値上げ幅が大きく、40%程度の値上げ。
マッサンを契機に恐ろしいほど売れたはいいものの、出荷ペースを維持しながら
モルト原酒を確保するのが相当に厳しくなったのではないでしょうか。
もっとも、それでもモルトウイスキーとしては比較的安価ではあります。
個人的には21年を所有していないため、値上げ前に手に入れたいところですね。
(今は定価でもほぼ見つかりません)
ザ・ニッカは「やはり」という感が強い。
4月に響シリーズも12年・17年を値上げしており、それに追随する形となりました。
ザ・ニッカは正直、5000円だろうが6000円だろうが買う人は買うし、買わない人は買わない銘柄です。
ならば響に合わせてしまっても大きなダメージにはならないでしょう。
スーパーについては、これもマッサン効果でしょうか。
そんなことより中身をいじって復刻版に近づけてほしいのですが…笑
税込実売価格が2000円を超えることは確実で、現行はその値段では食指が動きません。
香りは凄くいいんですけどね。香りは。
何気に痛いのが「フロムザバレル」「ハイニッカ」の2銘柄。
どちらも値段以上に旨い銘柄の代表格的な存在だと思っていただけに、残念です。
特に「ハイニッカ」はブラックニッカ・リッチブレンドに追いついてしまう勢いですね。
リッチブレンドはかなり参考価格と小売価格に差があるため、逆転してしまうかも。
このプレスリリース以外にRuudが恐れているのが「シングルモルトNA終売の噂」
ピュアモルトが揃って値上げの中、シングルモルトが値上げしないのは謎でしかありません。
特に余市、宮城峡、竹鶴のNAは実売価格がほぼ同等(500ml)だったのが、ピュアモルトである
竹鶴だけ値上げというのは理解しがたいところです。
ジャパニーズでこれだけ手頃に手に入るシングルモルトはないだけに、
多少値上げしたとしても、ラインナップから姿を消すのは避けてほしいです。
(竹鶴と値段を揃えたとしてもサントリーよりは割安ですし)
ブラックニッカシリーズをはじめ、多くの銘柄は値上げ対象にならなかったことに一安心ですが、
円安、原料高が続きそうな現状を鑑みると、サントリー含め、第2弾がないとは限りません。
いつ値上げ、生産終了になっても後悔しないように、自宅ラインナップにも気を配りたいところです。
ちなみに、Ruudの最近最も後悔した未入手・生産終了品はマルスの駒ケ岳10年です。
初めて飲んで「お!」と思ったときに買っておけば…

いつか来ると思っていましたがついに竹鶴値上げになりましたね。まあ今までが安すぎたとも思いますが。
また、シングルモルトについてはNAだけでなく、すべて9月に終売になるという噂も聞いています。それに合わせて新商品も出てくるのでしょうが。いずれにしてもニッカからの正式な発表を待たねばはっきりしたことはわかりませんね。
竹鶴にしてもシングルモルトにしても買い溜めをしておいた方が良さそうですね。
コメントありがとうございます。
確かにシングルモルト一斉販売終了の噂もありますね。
しかし、市販のシングルモルトを全てラインナップから失くすのは
暴挙というより他ならないのではないかと思います。
マッサンを契機に飲み始めた層の方には響かないかもしれませんが、
ウイスキーファン、特にニッカファンに対して喧嘩を売る行為です。
値上げ、品薄は仕方ないにせよ、販売終了だけは避けてほしい。
ただ、ノンエイジは(サントリーと比べ)あまりに安すぎてしまい、
販売終了も分からなくはないということで、NAのみ終了説を採用しました。笑
あるいは8,12,18年のような、ラインナップ改変は十分にありえます。
もしくはアルコール度数の統一(ダウン)。
その辺でなんとか食い止めてもらえることを祈っています。