9枚引きのバリエーションはまだまだあります。実は数字の「9」は数秘術(ゲマトリア)では、「完成」「安定」を示します。確かに「9」は「3」が三つ揃っていますので、3cards Spredの3つの組み合わせで構成されることになり、非常にバランスのいいスプレッドが展開されるでしょう。
何度も記述していますが、タロットは非常に自由な占法です。そのため、リーダー(タロッティスト)の思惑に左右されるとも言えます。セミプロ級の方ならば、9cards Spreadのカスタマイズやオリジナルを作ってみることが良いのではないでしょうか。
■Who/What/Where Spread■
「1」何かを成すべきために進むべき場所はどこか?
「2」「3」何かを成すための考えに必要なもの・人
「4」「5」貴方を導くもの・人
「6」「7」次の4週間後に貴方が知るべき何が現れるか?
「8」それはどのように貴方に影響を与えるか?
「9」最終的に、この問いに注意を払い成し遂げるものは何か?
「Who/What/Where Spread」は現実的な状況を把握するのに適しています。一般的に、「いつ・どこで・誰が・何を・どのように・どうする」という5W1Hは物事や出来事を具現化する上でのフレームワークの1つです。このスプレッドは、自分に(相談者に)関わる具体的な事柄を細分化することに適していると言えるでしょう。
■Writer’s Spread■
「1」「2」このプロジェクトの過去の傾向
「3」「4」貴方を表現するためのこのプロジェクトについて知るべき事
「5」「6」このプロジェクトを推し進める力
「7」「8」このプロジェクトの個人的な意義
「9」未来に向けて導くであろうその他の要素、最終結果
「Writer’s Spread」は直訳すると「書く人(ライター)展開法」ですが、人生において「事件」「イベント」は少なからずあるものです。入学・卒業・就職・結婚・出産・死・・など何かしらのイベントがあるはずです。そのようなqイベントに着目したスプレッドと言えます。ではなぜ「Writer’s Spread」と言うのでしょう?イベント・事件を上手くやり遂げるには、客観的で冷静な判断・姿勢が重要です。人間は思考を言葉に置き換えて、計画を立てたり、栄手を説得しますが、書くことは物事を客観的に把握する最も優れたテクニックと言えるでしょう。その意味では、このスプレッドは自分や組織の客観性を武mるスプレッドと言えるかも知れません。
■X-LOVE Spread■
「1」過去の貴方の人間関係
「2」今、貴方はどこにいるのか?
「3」ついこの間はどこにいたのか?
「4」互いに過去を取り戻すことについて何を感じるか?
「5」つい最近まで互いに取り戻すことについて何を感じていたか?
「6」貴方が欲する事に反対するものは何か?
「7」貴方が欲することを得るために助けとなることは何か?
「8」貴方が知りえない(わかっていない)状況
「9」結果・解決策
「X-LOVE Spread」は恋愛をテーマとしています。恋愛に特価したスプレッドは非常に多いのですが、このスプレッドは自他のポジションと感じ方に焦点を当てたスプレッドと言えるでしょう。
ポジションは複数の人間関係に跨る自分や相手の立ち位置とも考えられますし、相手の心の中にあるポジションとも読めます。タロットは自由な占法であることから、非常にインスピレーションを重要視していますが、直観と同時に客観的な視野を統合する意味でも、タロットは優れていると言えます。
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