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一日の始まり



 
07/09/30 今朝は、4時ごろに目が覚めてそのまま起きた。

 今朝は、長袖を着たがそれでも肌寒く感じる朝だ。

 いつものようにコーヒーを炒れ、部屋へ戻りパソコンの前に座り飲む。

 カーテン越しに窓の外を覗くと、もちろん外はまだ暗い、高速道路を走る車は今朝は少ないように見える。

 昨日は、秋晴れの良いお天気だった。

 午前中、いつもの土曜日と同じで長男と、次男の面会に出かけてきた。

 最初は、次男に面会に行ってきたが、この前の面会と違いだいぶ様子が変わっていた。

 最初に面会室で会うと、「お父さん、お母さん今まで育ててくれとありがとう」「これからもよろしくお願いします」といきなり言ってきた。

 大分落ち着いてきたようで、話すことも、話し方も今までと違い攻撃的な話にはならない有意義な?時間をすごした。

 次男は何で強制入院になったのか聞いてきたが、お互いに興奮して話すことなく説明をしたら、次男は「自分では、徐々にガムテープを貼ることを減らしていくつもりだった」と言っていた。

 でも、私たちにはそういう風には見えなく、病院へ行こうと言っても聞いてもらえなく、返事もなかった。

 その事を話したが、次男は「ちゃんと説明してくれれば良かった」と言うようなことを言っていたが、説明するにも部屋へ入ると「何で入ってきた」「出ていけ!」と怒鳴るばかりだったのです。

 そのときの様子は、幼児番組を見ながら、何故か身長を測っていたようで、声をかけても返事がなかったのだ。

 本人はどう思っているか良くわからないが、この前看護師さんから聞いた話では先生は「これ以上悪くならない内に入院させて良かった」と言うようなことを言ってたそうで、私たちは救われた気持ちになった。

 何で家にこもっていたのかと言うような話になると「自分は、みんなと違い何度面接に行っても落ちてしまい、悲観的になり外へ出るのが恥ずかしくなった」「お母さんには早く家を出て一人で生活をしなさいと言われるし」と言い泣き始めた。

 私が思っていたとおりで、妻にはあまりプレッシャーをかけないように言っていたのだが・・・・。

 「自分が思うには、普通の人とは、病気もしないで、就職し、結婚、子供を作って後は歳をとって死ぬことだと思っていた」とも言っていた。

 私は「あせらなくても良い、お父さんたちが生きているうちに仕事に就ければ良いのだから」「直ぐ独立しなくても、仕事を見つけて余裕が出てからで良いのだ」「結婚するだけが普通の人だとは思わない」「誰だって、病気もするのだ」と言ってあげた。

 私たちに今まで言わないで、自分の心の中にしまっていたものが昨日は全て話してくれたと思う。

 次男との面会が終わり、長男の病院へ行き面会をすると、またいつものように「外出は」「いつ日にちを決めよう」との繰り返しで、面会に行ってもいつも同じことばかり繰り返す。

 「担当の看護師さんが今日はいないから」と言うが「外出、外泊の担当の看護師さんがいる」と言い、呼びに言ったが、「外出、外泊」の担当の看護師さんと言うのはないのだが、自分でそう思っている看護師さんに行って私たちと話をさせようとしたが、その看護師さんは忙しいようで、違う看護師さんが来て話をしたら「この頃日中倒れるので」と言い、「担当の看護師さんがいないから外出は決めるのは無理だ」と言われ、何とか理解したのか妻が今度面会に行ったときに話をすることで何とか話を終えた。

 家に帰り妻に「いずれ、もう4ヶ月もたつのだし、外出はしょうがない」と話、妻も納得をした。

 家に帰り、お昼を食べ昼寝をしていると電話が鳴りでると思ったとおり次男からで「ラジオが聞こえない」「ボリューム調整ができない」と言う電話だった。

 「お母さんが面会に行く月曜日まで待ってくれないか」と言うが、待てないようで仕方がなくまだ病院へ出かけ、次男と面会をしてラジオを聴くと、次男が言ったとおりで、買った家電店へ行き、新しいのと取り替えてもらったが、感度が悪いのでアンテナ付のラジオを買い病院へ戻り、次男に渡したがやはり病院が鉄筋コンクリートの建物なので感度はイマイチで、窓のそばで聞くと何とか聞けたので次男に納得してもらい、家に帰ってきた。

 夕食を食べた後、また次男から電話があり、妻と話したいと言うので変わった。

 電話の内容は、やはり「外出、外泊」の話だったようで、昨日は土曜日で家に帰る患者さんが多いせいか、寂しくなったのだろう。

 いづれ、外出はさせなければならないのだが、長男と、次男を同じ日にさせて何もなければよいのだが・・・。










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