たろおの小屋

昼間は「聖職者」を演じる永遠の若造「たろお」のつぶやき。
仕事のこと,家族のこと,そして脳出血や失語症のこと・・・。

授業は花火

2024-07-03 17:15:52 | お仕事
ドラマ「六秒間の奇跡2」が終わった。

【土曜ナイトドラマ『6秒間の軌跡~花火師・望月星太郎の2番目の憂鬱』|テレビ朝日 (tv-asahi.co.jp)】



最終巻の頃に、
幽霊の「おやじ」が主人公に言った
「お前には観客が喜ぶ花火は作れないよ。」
という言葉に、
「花火師の仕事って、
 教員の授業づくりに似ているなぁ」
と勝手に感動した。

授業も花火も、
「完璧に組み立てたつもりでも、
 最後は『運次第』」
という部分が「似ている」のである。

授業者や本人はもちろん、
一緒に進める児童の体調や精神状態、
思い付き等で変わってくる。
だから授業者は、
児童の性格や学力に合わせて、
「ここで、こんな発言をしてくれそうだから、
 こんな発問で、意見を引き出そう。」
と授業計画を立てる。
それが上手くいくこともあれば、
失敗することもある。
逆に思っていた以上の大成功もある。

そして、ドラマで
「おやじ」が言っていた
「良い花火」のポイントは
授業と同じ。

花火も授業も
決め手は「思い」である。
良い指導案や授業実践の「マネ」は出来ても、
指導者や児童が変われば指示や発問も変わる。
そこで授業の導線を示すのが
指導者の「思い」と「塩梅」である。

だから、
全く同じ授業は二度と味わえない。
花火も授業も「一度きりの芸術」なのだろう。
教員と児童が織りなす芸術…だから教員は止められない♪

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