たろはな家のいぬびと

16歳と13歳のゴールデンレトリバー たろうとはなこの日記

[10/17] 元気なじーちゃんでござる (血液検査、顕微鏡検査)

2011年10月17日 | 【健康】病院記録
2011(平成23)年10月17日 月曜日
≪田舎のおうち地方のお天気≫
・天   気 (06:00-18:00/薄曇) (18:00-翌日06:00/曇)
・気   温 (最高気温/24.7 14:25) (最低気温/15.9 05:30) (平均湿度/65)
・風向風速 (最大瞬間/西 06.90.0 22;46) (日照時間/4.6)

≪都会のおうち地方のお天気≫
・気   温 (最高気温/24.3 15:11) (最低気温/15.8 06:06)
・風向風速 (最大瞬間/北北西 5.6 20:38) (日照時間/3.1) 
・太   陽 (日の出/05:49 日南中時/11:27 日の入り/17:04) 
・  月    (月の出/20:19 月南中時/02:52 月の入り/10:15)



通常は6週間に1回、血液検査をしてるんじゃが~~~



前回、朝一で動物病院へ行けなくて、

朝ゴハンを食べてから、お昼ごろに行ってしもうて~~~





TG(中性脂肪) などの数値が異常に高くなっておってさ。

今までの検査結果と比較する事が出来なかったけん。



3週間後である今日、また血液検査をしてきたでござるよ

血液検査の結果は以下の通り、、、





Cl(クロール) の高数値
呼吸性アルカローシス(呼吸数や呼吸量の増加)によるもので、
たろう は病院にいる間、ずっとハァハァしておるから



MCHC(RBC・Hgb濃度) の高数値
HCT(ヘマトクリフト) の低数値

MCHCの数値が高い原因の1つとして脱水があげられるけど、
脱水の場合はHCTの数値も高くなるのに、逆に低くなっておることから
脱水によるものではない。

そしてMCHCの数値が高い原因にはスーパーヘモグロビンもあげられるけど、
Hgb(ヘモグロビン)の数値が正常値のことから、スーパーヘモグロビンでもない。

HCTの数値が低い原因は、溶血、出血、再生不良性貧血があげられるけど、
白血球数、赤血球数、ヘモグロビン共に正常値なので
これ以外の原因が考えられる。

結果、MCHCは赤血球の容積にも関係していて
HCTは赤血球数や赤血球の大きさによっても変化することから、
この二つの数値が正常値内でないのは、
1つ1つの赤血球の濃度は変わらずに、赤血球が小さくなったのではないかと。






ALP(アルカリフォスファターゼ) の高数値
ALPの数値が高い原因は、胆道閉鎖、胆管肝炎、若齢動物、更年期、
副腎亢進、骨腫瘍、三微炎、薬剤などがあげられる。

胆道閉鎖は、GGTの数値が高くなるけど正常値。
胆管肝炎は、GPT、GOT、GGTの数値が高くなるけど正常値。
若齢動物ではない。
副腎亢進は、GPT、BUN、TChoの数値が高くなるけど正常値。
骨腫瘍など体に炎症が起きている時は、下のCRPに変動が見られるけど見られず。
三微炎は、GPTの数値が高くなるけど正常値。
薬剤は、Na、GPTの数値が高くなるけど正常値。

残るのはやっぱり更年期

でもね、、、

CRPや他の数値に異常がなくて骨肉腫だった人間の症例を見つけてしもうて。
たまにビッコをひいておるし、レントゲンを撮ってもらおうかな?


ALPって、肝臓や骨、小腸、胎盤などに多く含まれておる酵素で、
臓器がダメージを受けると血液中に流れ出て数値が高くなる。

人間の場合はアイソザイム検査で疾患部位が特定できるみたいなんじゃけど
犬はできないでござるかね?




CRPとは、、、
体内に炎症が起きたり、組織の一部が壊れたりした場合、
血液中に蛋白質の一種であるC-リアクディブ・プロテイン=CRPが現われる。
このCRPは正常な血液のなかにはごく微量にしか見られないため、
炎症の有無を診断するのにこの検査が行われる。

陽性反応が強い場合は、結核などの感染症、膠原病、リウマチ熱、心筋梗塞、
肝硬変、敗血症、悪性腫瘍など。
弱陽性の場合もウイルス性疾患、急性肝炎、脳炎、内分泌疾患などの疑いあり。



そんなこんなで、今回の血液検査の結果は、、、


元気なじーちゃん。 でございました







血液検査のほかに、、、





免疫力が落ちてくると、ニキビダニに攻撃されてハゲてくる、鼻すじのところが、

また怪しくなってきたので、毛を採取して顕微鏡で診てもらったんじゃがね、



ダニはおらんけど、少し皮膚の状態が良くないので(毛穴が詰まっておる)

スポンジでこまめに洗ってあげるように指導されたさね。





それから、、、





右足に突如 出現したシコリと、汗が貯まってポッコリしてしまう左肩は、

ひきつづき様子見なんじゃけど~~~



局所麻酔で切除できると言われたけん。

鍼治療をしておる動物病院の先生の意見も聞いて、検討するでござる





大型犬の14歳は、小・中型犬なら21~22歳、人間なら103歳くらい

たろう は14歳9ヶ月23日  15歳の誕生日まで68日
はなこ は13歳1ヶ月19日 (2010年10月24日永眠)



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