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太郎のDaxライフ

ミニチュアダックス太郎(12歳10か月)の生活と、ともに生きたパパママの毎日

世界のピノ・ノワール

2011年05月09日 | パパライフ
世界のあちらこちらで栽培されているピノノワール。
その比較試飲を含めた勉強会に参加させていただきました。

講師は、ソムリエ協会 石田博氏
2000年世界ソムリエコンクール日本代表でもあり
世界第3位の成績をおさめられたプロ中のプロ。
     

比較試飲したワインは5種類↓

左から
1.コールド・ストリーム・ヒルズ2007(オーストラリア)
2.マウント・ディフィカルティ2009(ニュージーランド)
3.サンスベリー2006(カリフォルニア)
4.クリストム・マウント・ジェファーソン2008(オレゴン)
5.ヴォーヌ・ロマネ2007(ブルゴーニュ)


石田講師からは、新たな情報や参考になるお話を沢山うかがえ
とてもためになるものでした。

例えば、亜硫酸の使用について。
亜硫酸がきいていると、色合いや艶に強い影響を及ぼすこと。
それから、栽培者にとってピノノワールは
生育期間を長くしたい品種であること。
なぜならば、気候に恵まれ過ぎて早く熟すと
糖が上がりアルコールが強くなるが
その分、ピノ種独特の香りはワインに出にくくなってしまう。
他にもブレタノミセスについて。等々。


最近、ワインについて
新たな情報収集をしていなかった自分にとって
「もう一度勉強してみるようか…」と
自分の中でちょっとだけ盛り上がっています


5種の比較試飲を終えてみて
改めてピノは香りのレベルで国や産地による違いが
出にくい品種なのだなぁと思いました。

太郎パパは4のほうが好みだそうでしたが
ママ個人的には3のサンスベリーのほうが好みの味です。
粒子が細かく余韻が長いワインでした


もちろん、5のミッシェル・グロを除いた中での評価ですが…


ピノ好きの我が家にとって、この勉強会は
とても貴重な時間でした。
機会を与えていただき、ありがとうございました
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モレ・サン・ドニ 1erCRU クロ・ド・ラ・ブシェール 2004 ドメーヌ・G・ルーミエ

2011年05月08日 | パパライフ
いただくたびに思う。
やはりここのワインは特別だな、と。

多くのブルゴーニュワインをいただいて
おおよそ、その年の特徴や土地の傾向を
なんとなく理解してはいるのですが
これにはそれが通用しないのです。

それよりも、醸造上の個性のほうが強く
前面に現れている印象を受けます。


モレ・サン・ドニなのに、この味はないでしょう。
スワリングしなくても十分なボリュームの芳香。木や杉の香りも。
粘性十分。ワイングラスに涙がいっぱい。
ピノの中でも非常に薄い色合い。水のようにするりと入ってくるのに
果実感はしっかり。後半の余韻がじわじわきます。
水とジュースとワインのちょうと中間のような味わい。不思議です。
購入店・価格:パリのラヴィーニヤにて2006年に購入、66ユーロくらいだったか?
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ブルゴーニュ・ブラン 2008 - アルベール・グリヴォー -

2011年04月30日 | パパライフ
美味しい白ワインをいただきました。

ブルゴーニュはムルソー村にある
ドメーヌ・アルベール・グリヴォーのブルゴーニュ・ブラン。

実は、昨年の夏
アルベール・グリヴォーを訪問し
当主のミッシェル・バルデ氏に3時間半もの長時間
16種類のワインを試飲させていただきました。
70代にしてもなお衰えることのない
ワイン作りに対する熱い姿勢に
大変感銘を受けました。(バルデ氏↓)


一番初めに樽からいただいたのが
このブルゴーニュ・ブランのヴィンテージ違い
2009年ヴィンテージ。もちろん初っ端から圧倒されっぱなし。

現在、ムルソーの村名AOCになるよう
申請しようとしているところだそうです。

このブランに使われている葡萄は二区画から収穫されており
ひとつはこちらのモノポールであるクロ・デ・ペリエールの斜面上
もうひとつはオー・ヴィラージュのクロ近く。おそらく家の周り?
この写真はドメーヌから丘方面を撮影したもの。
石垣の手前の区画がこれと思われます↓
     

1999年から樹の植え替え作業が行われたため
まだ若木ですが、土壌の品質は非の打ちどころがないムルソー。

太郎パパ:ミネラル・塩分がはっきりわかるほど。
     料理と合わせなくても単独で楽しめる味。
     このワインがブルゴーニュ・ブランでいいのですか?と
     思うほど。
太郎ママ:艶やかで綺麗な液体。ディスクはやや厚め。
     ミネラル・凝縮感は当然ながら、なによりフィネスがあり
     素性の良さがうかがえる。
     美味しい白ワインってこういうのを言うんだろうなぁ~。     

購入店・価格:ワインの店いとう 2470円(税抜価格)

合わせた料理:最近お気に入りの鱈のブランダッド、グリーンサラダ
       砂肝のガーリックオイル煮、スーマントラン
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ヴージョ・ブラン 1erCRU 2001

2011年04月17日 | パパライフ
ブルゴーニュはコート・ドールにある
ヴージョ村のワインをいただきました。

これはヴージョ城の門を出たところにある
シャルドネの一区画から作られた白ワイン。

赤で有名なヴージョですから
ほとんど白を見かけることはないと思います。
一区画だけあることを知り
いつか見つけたら絶対に買おうと思っていたのです。

2005年にブルゴーニュへ行った時
ボーヌの酒屋で見つけ、即購入!
作り手さんはドメーヌ・ベルターナ。

お味の印象ですが
太郎パパ:ピークをちょっと越えたあたりじゃないか。
     でも美味しかった!
太郎ママ:ややひねた印象はあるけど、きれいに熟成して味がこなれている。
     水のようにさらりと口に入るがネットリ感もある。不思議。
     ミネラルの旨味も十分。魚介類と良く合い、ついつい飲みすぎる。

合わせた料理:高島旅館にて魚介類のコースとともに。
(今回のワイン持ち込みについては、旅館に了解をいただきました)
     
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ブルゴーニュ・ピノ・ノワール 2009 ジャフラン

2011年04月16日 | パパライフ
以前いただいて美味しかったジャフランのピノ。
また買おうとCOSTCOへ行ったら売り切れ…。残念。

その後、半年近く入荷がされていなかったのに
久しぶりにCOSTCOへ行ったら新ヴィンテージのものが入荷!

思わず、太郎パパ
「お帰り、ジャフラン!」と言うほどの喜びよう。

ヴィンテージとしては2008年より2009年のほうが
いい天候だったので、期待していただきました。

お味のほうは夫婦共に絶賛。
太郎パパ:値段のわりに美味しかった!コスパ高いね、これ。
     ケース買いしてもいいと思う。
太郎ママ:デイリー用にはもってこいの味。
     しっかりブルゴーニュらしいミネラルがあって
     バランスもいい。このピノがこのお値段でいただけたら
     「買い」でしょう!
購入店・価格:COSTCO札幌店 1080円くらい?
合わせた料理:鶏のトマト煮、鮭のカルパッチョ
       グリーンサラダ

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