今日は12月15日、力道山の命日らしい。
それに合わせた訳では無いのだろうが
昨日、フジテレビ系列で力道山関連の番組が放映されていた。
…孫の奮戦録も込みで。
番組名は「ザ・ノンフィクション-おじいちゃんは力道山」
小日向文世のナレーションで紹介されたのは力道山の孫。
リングネームは…力と書いて“ちから”
番組内では“遅咲きのプロレスラー”
…20代前半にプロレスリング・ノアの入門試験を落っこちておいて
“遅咲きのプロレスラー”というフレーズは如何なモノかとも思うが
それにツッコみを入れちゃうと、すべての動きが止まってしまうような番組だった。
番組の概容?は↓に
http://tvtopic.goo.ne.jp/program/info/813730/index.html
池上本門寺に力道山が眠っていること。
力道山の邸宅が大田区に1000坪だったこと。
愛車はベンツ、知人が有名人だらけ。(例・美空ひばり)
それが力道山の絶頂期。
すべては刺殺から狂い始めた。
実業家として生んだ莫大な資産が泡のように消え去る。
孫の力はアパート生活。プロレスラーデビューしたものの、それでは喰えていない現実。
なお、力の父親は百田光雄。
この名を知らないプロレスファンは、まだまだ“ひよっこ”
4年間付き合った彼女との別れ。
「愛情はあるが、家族というか兄弟に近いものになった。」
という彼女の発言に、ある種の不穏な空気が見え隠れしていたが
それを詮索しちゃうと、また動きが止まってしまう。
…そういう番組だった。
プロレスラーの子供が父親の跡を継ぐ。
世間的には美しいハナシだったりするが、その道は案外険しかったりする。
破壊王・橋本真也の息子の現状を見れば、それは明らかになる。
(藤波辰巳の息子を置き去りにしつつ)
力の現状は、それ以上に厳しい。
偉大なる祖父を持ってしまったという部分に同情はすれど
“あんなもの”がプロレスラーとして生きていける状況は地味に不味い。
…日曜の午後、西村修・井上雅央の姿を拝められたのはレアな映像だったけど。
(ちなみに全日本プロレス・後楽園大会の映像)
先だってはクラッシュギャルズだった長与千種の現状を放映していた「ザ・ノンフィクション」
プロレスのネタを使用してくれるのは、素直にありがたい。
でも、現在の姿を見せられると…いい夢から覚めてしまうような気になるから不思議。
そして、毎度お馴染み「ザ・ノンフィクション」を見てないと解らないネタで大変失礼した。
選手寿命でみれば、プロレスなんてかなり恵まれているとは思いますが、特に女子選手は大変そうです…
ブル姉さんやカブキのように店が繁盛しているらしい話を見ると安心します。ちなみにデンジャーステーキは松永の現役時代から磐石?らしいですが。
気がつけば、飲食関係に手が伸びてしまう。
プロレスラーの人生設計は結構大変なようで。
…特殊な職業のツラさなんでしょうか?
件のデンジャーステーキ。
水道橋界隈で営業していた時代に食した後
有馬記念を後楽園WINSで眺めていたのは
メジロブライトから買った冬のある日のことでした。
5着だったので、何の見返りも無かったのは
…ナイショです orz