ごく日常

人生楽あり、苦あり・・・

静かに、まったり。 
のほほん、のほほん

たまには真面目な話

2005-04-08 00:39:12 | Weblog(日常)
たまには真面目な事でも書いてみましょう。

知人の息子さんが小学校に入学しました♪
東京の小学校なのですが、
1年生の数が20人ですって。(ナント!)
おそらく1年生は1クラスだけなんでしょうね。。。

私が小学校にあがったときは1クラス45人が平均。
それが何クラスあるのやら。

狭いと感じた教室の中、
45個の机をガタガタいわせながら学んだ6年間。
中学に入っても生徒の数は変わらずで、
似たような顔の仲間と過ごした3年間。
高校になると更にクラスの数が増え、
更に狭い教室ですごす3年間。
結局12年間でたくさんの仲間と出会って、
たくさんの思い出が作ることができた。

クラスの人数が多ければ多いほど思い出も増える。
良い事も悪い事も。

単純計算すると、
今の子供達が作れる思い出は
私達が作れた思い出の半分の数しか
作れないことになる。。。と思うとちょっと悲しい。

人との出会いのことだけを考えれば、
私が子供の頃は「出会い」が
ごく身近にころがっていて、自分で努力しなくても
簡単に手に入れられたもの。
今の子供達はその絶対数が少ないのだから
私達よりも努力しないとそのチャンスも
得る事が出来ないのでしょう。

出会いの数が経験値になる訳ではないと思うし
経験値が高いから賢いわけではないとも思う。

けれど、私が思うのは・・・
「最近の私達は情が薄れているのでは?」という事。

色々な人や物や出来事と直面したとき
何かを感じ取る能力がどんどん薄れている気がする。

子供達の数が少なくなっているということで
親の立場の私達の方も「子供とのふれあい」が
少ないということになるのでしょうね。

相手のことを思いやれるとか、
自分の事を相手にどうしたら理解してもらえるのか、とか。
簡単そうにみえて難しい、でも日常でとても大切なことが
わかりにくくなっているような気がします。

なんて、、難しいことを考えていたら
頭がポヨポヨ~っとなってしまいました。。