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君はどこにいて 誰とどこにいて どんな服を着て 何して笑ってるんだろ

最後の瞬間でなければ

2015年09月29日 12時03分21秒 | その他 いろいろ
昔観たドラマだったか 読んだ本だったら記憶は定かではないけど
妙に 覚えている話がありまして

とある家に (舞台は昭和だと思う) 押し売りがやってきて
お嫁さんが あたふた?してるのをお姑さんが 「○○さん(お嫁さんの名前)なにやってんのよ 押し返しなさいよ!」
「でもおかあさん... お年寄りで 帰すのも気の毒で...」
お姑さん 「あたしが言ってやるよ!」と玄関に出てきて 「?!」

なんと その押し売りは お姑さんの幼なじみでした
喜んで お嫁さんに 鰻重を頼んで 「懐かしいわねぇ~~ ほら あんた鰻重好きだっただろ?」と一緒に食べようとするのに
その人は 「あたしは自分のお弁当があるから」と 日の丸弁当みたいなの(よく覚えてませんが 要は粗末な) を食べて 鰻重残して 帰ってしまう...

??? の家族の前で お姑さんか語るには

「あの子はさ... 村一番のお金持ちの家のお嬢さんで... あの子がお嫁に行くとき お嫁入り道具を見に 村じゅうの女の子が行ったもんだ... あたしも用い行って... ああ 世の中にはこんなに綺麗な着物があるんだ...ってね」

それが お姑さんは たまたま 奉公に出た所の 坊っちゃんに気に入られ 嫁いで お姑さんになり
でも その幼なじみは...

「鰻重...大好きだったのに あたしからは 受けとれなかったんだ... 最後の意地? だったのかねぇ...
人生なんて 本当に最後の瞬間まで わかんないもんなんだねえ...」

と 本当にわかんないですよね

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