ダーリンひでは、化学療法第2クールにそなえて、今日から入院です。
入院ベッドが満床のため、当初の予定より1日遅れの入院となりました。早く始めて、さっさと終わらせたい気持ちもありますが、1日でも長く家にいられるのは得した気分。
…と思ったところに、台風ですからね。
「何とかなるさ。」と楽天的な私と違い、慎重派のダーリンひでは、交通の乱れを気にして、台風情報が流れるたびに「ターニャ~~!! 見て、 . . . 本文を読む
自分や家族が、病気の告知を受けた時、インターネットで情報を必死に調べる人は多いと思います。
まずは、病気について。次に、治療にたけた病院や医師の検索。そして、同じ病気を患った人の闘病記やブログさがし。患者本人や家族がつづる文章からは、経験者ならではの情報や想いが伝わってきます。
がんの中で、数パーセントと少ない頭頸部がん。その中でも珍しい『中咽頭癌』ですから、わずかな情報を求めて、このブログを訪 . . . 本文を読む
第2クールまでの休薬期間、途中で一度、外来で診察を受けることになっています。前夜に柏に到着。ホテルに1泊して、診察を受けてきました。
初めての薬を使ったことや、アメリカの学会出席で多忙なこともあって、内科のT医師はもう少し早く診察したかったらしいのですが、肺転移が確定する前から、放射線科と頭頚外科の予約が入っていたために、「何度も来るのも大変でしょう。」と同じ日にしてくれました。
とは言っても . . . 本文を読む
調子よく退院したダーリンひでですが、翌朝目がさめると、口内炎発生。外から見ても、唇がはれあがって「タラコ」になっていました(T_T)
前回と同じサイクルで、副作用が出てきたのです。朝は何とかお粥を食べられましたが、そのままずーっと寝たきりで、昼も夜もほとんど食べ物を口にしません。水さえ摂らないのです。
熱も少し出て、「寒気がする」と言い出しましたが、こちらは37.1度をピークに、すぐに36度台 . . . 本文を読む
昨日、5日間の抗がん剤治療を終えた、ダーリンひで。
朝9時には病院をチェックアウト(?)して、午後に帰宅しました。
2Kg痩せたけれど、顔色も良く、それほどやつれて見えません。
抗がん剤「アクプラ」は、ダーリンひでにとって初めての抗がん剤ですから、T医師も慎重に観察してくださったそうです。退院にあたっても、38.5度以上の高熱が出た場合、強い下痢症状が出た場合、吐き気が強い場合など、想定される副 . . . 本文を読む
ダーリンひでの留守中に、次回の入院に備えて、パジャマを買いにあちこちまわりました。
昨年の放射線治療のため揃えた、ダーリンお気に入りのパジャマ達は、治療でただれた首の手当をしているうちに、薬でベトベトになり、何度洗ってもダメでした。
次の抗がん剤治療では、初夏向きで、手入れしやすい素材の『定番パジャマ』を何枚か揃えました。その時はおとなしく着ていたダーリンですが、「色と柄が、いかにも病人っぽく . . . 本文を読む
化学療法スタート。24時間×5日間の連続投与です。
「前回より点滴数が少ないから、楽だよ。」と、ダーリンひではまだ余裕です。
朝夕の2回、顔を出してくださった内科の主治医T先生から、もたらされた新情報。ダーリンに、放射線治療の晩期副作用である、「甲状腺機能低下」が出ているそうで、薬を処方してくださいました。
そうです。思い出しました。前頚部全体に放射線治療を受けると、甲状腺機能の低下がおこるこ . . . 本文を読む
ダーリンひでは、大きな荷物を抱えて、始発電車で元気に出かけていきました。
種まきのタイミングがずれて、成長が遅れていた朝顔。
ダーリンは「寒くなってきたし、花は無理だろうな。」と言っていましたが、入院間近になって、根元近くに、つぼみがついていることに気づきました。
「咲いてくれ~咲いてくれ~」と念じていたら、ダーリンの出発に合わせて、花が開きました!! 長袖を重ね着しても寒いぐらい冷え込んだ朝、 . . . 本文を読む
ダーリンひでの肺転移が判明しても、昨年のリンパ節再発に比べると、私は冷静です。
中咽頭癌の初発から2年以上、咽頭癌患者さんやご家族による闘病記、ブログ、医療関係の資料、医師の研究発表など、多くの情報から知識を得て、展開が読めるようになったからでしょうか。もちろん、展開がないのが理想でしたが…。
私は、○ガリスク、○コダインなどの怪しげな健康食品も、某ワクチンや某温泉、効果がはっきりしない療法には . . . 本文を読む
ダーリンひでの肺から、中咽頭癌と同じ「扁平上皮癌」の細胞が出ました。肺転移です。
呼吸器科で結果を聞いた後、化学療法を担当する内科の面談を待つ間、二人で話しました。医師から、治療の選択肢を提示されたらどうするか。いや、治療はないかもしれません。両肺に多発転移ですから、余命宣告や緩和のことが、頭の中でぐるぐる回っています。
とにかく、治らないのに苦しいだけで弱っていく治療は×(私が強く主張)。入 . . . 本文を読む
ダーリンひでは、25日(火)に入院して『CTガイド下針生検』を受けました。
右肺に1つ、左肺に3つある陰影のうち、細胞を採取したのは左の1つのみ。大きさからいけば右がダントツなのですが、7月の検査から増大しているという点で、あやしい部分です。
「体の中心より背中よりなので、背中からのアプローチになるでしょう。」とN先生はおっしゃっていましたが、夏休み中のN先生に代わって検査を担当したI先生は、胸 . . . 本文を読む
呼吸器科N先生の、2度目の面談日。
前回処方していただいた抗生剤を、2週間きちんと飲み終えてのCT検査。肺の陰影は単なる炎症で、今日でスッキリできるはずだったのですが・・・
「陰影は消えませんでした。4つのうち1個は、少し大きくなっています。」
N先生から伝えられた結果は、厳しいものでした。
癌の肺転移の疑いが濃くなってきたわけですが、国立がんセンター東病院の頭頸科は、咽頭癌の症例数では、国 . . . 本文を読む
今日の診察は、呼吸器科。
11:30の予約は、前泊せずに間に合うギリギリの時間です。朝一番の特急に乗るため、4:00起床です。
眠い目をこすりながら身支度をして、10万円近いお金をかけて、ショッキングな宣告をされたら、最悪です(T_T)
血液検査とX線撮影の後、呼吸器科のN先生と初顔合わせ。
先生は「肺の影は、腫瘍ではないと思います。」と。
モニタで側面からコマ送りで見せてくださったのですが . . . 本文を読む
午前中に食道の内視鏡検査があるので、前日に自宅を出て、柏駅近くのホテルに泊まりました。
気になるのは、内視鏡検査の後。先日のCTで見つかった肺の影についての宣告。「やはり肺転移でした。」と言われたらと思うと、その夜も眠れませんでした。
午後1時、M先生との面談です。
「前回お伝えしたとおり、中咽頭癌の転移とは考えにくいです。画像診断の専門医も同じ意見です。」
それでは、どこか別な部位にできた癌 . . . 本文を読む
ダーリンと日帰り上京してきました。
前回に続いて飛行機利用だったので、楽しい空の旅になるはずが…
診察前に、胸部と腹部のCT検査。昨年6月以来、約1年ぶりです。
画像診断専門医による診断結果が聞けるのは、次回の診察日。結果を気にしつつ、三つの診療科の診察に向かいます。
放射線科と頭頸科は順調に終わり、最後に内科の診察を受けました。
内科のM先生は、MRI検査の時も、正式な結果が出る前に、検査画 . . . 本文を読む